2019年05月13日 (月)黄砂


気象キャスターの大隅智子です。
朝晩はまだ冷えますが、日中は過ごしやすい陽気になりましたね。
ハナミズキも見頃になっています。
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さて、先日、番組に「どうして春先になると黄砂が飛んでくるのでしょうか、偏西風にのってくるのでしょうか」という質問を頂きました。

答えはその通り。黄砂は、偏西風に乗って中国大陸からやってきます。
黄砂は、中国大陸の砂漠や黄土地帯で巻き上げられた大量の砂じんが空を覆う現象です。
3月から5月の春に日本で最も多くなるため、「春の使者」とも呼ばれています。
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では、なぜ春に多く飛んでくるのでしょうか。
冬の間は、黄土地帯は気温が低く、雪に覆われているため、黄土が舞い上がることがなく、飛んできません。
しかし、春になると気温が上がるため、黄土地帯の雪は解けていきます。
さらに、低気圧が発生する時期になるため、上昇気流が起きることで黄土が巻上げられます。
それが偏西風にのって日本海を渡って遠く離れた日本に飛んでくるというわけです。
また、春は空気が乾燥しているため、一層、黄砂が舞いやすくなります。
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黄砂が濃くなると、どんな影響が出るのでしょうか。
アレルギー症状を持つ人は症状が悪化したり、洗濯物や車に付着したりすることもあります。
また、洗車の際、車に傷がついたりすることがあります。
さらに見通しが悪くなることもあり、車の運転にいっそうの注意が必要になります。
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黄砂は、中国大陸に近い西日本や日本海側に多く飛んできますが、東北地方にも毎年のように飛んできています。
盛岡市では、今年は、既に4月に黄砂が観測されています。
気象庁では、黄砂の予測も行い、ホームページなどで公開していますので、参考にしてください。
5月も引き続き黄砂の情報にご注意下さい。

 

いただいたご意見・ご感想は、番組作りの参考にいたします。
公開および返信をすることは差し控えますので、ご了承ください

投稿者:大隅 智子 | 投稿時間:19:05

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