インタビュー

イアヌ役

玄理(ヒョンリ)さん

Q. イアヌ役のお話がきたときはどんなお気持ちでしたか?

シーズン1の撮影があったことは聞いていたので、出たいなぁ出たいなぁと思っていたら呼ばれました!!(笑)しかも「八重の桜」でご一緒した加藤拓監督が、今作を演出されると聞いて更にうれしかったのを覚えています。

Q. 台本を読んだ感想を教えてください。

登場人物はもちろん、出てくる国名がシーズン1に引き続き、どんどん増えていくので予想をはるかに超えるスケールでした。
私の役はイアヌで、かつては国を治めていたタル人が今はロタ人によって国も宗教も奪われてしまってロタ王国に住んでいる…という設定なのでロタとタルの区別はしっかりしよう、と思いました。

Q. イアヌはどんな人物だと思いますか?

一般的にいえば悪役なのでしょうが、タル人の中で最も自分の民族の復興を願っていた女性だと思います。民族がどう、ということより自分の力で人生を変えられる、世の中を変えられると信じて行動する彼女の強さと度胸が好きでした。

Q. セットや衣裳の感想を教えてください。

イアヌの眉消し(これだけで1時間くらいかかります)、タル人は首を赤く塗る、お祈りのとき手のひらをうねうねする(蛇を信仰する民族だから)…これらは全部、人物デザインの柘植さん、文化芸能考証の友吉さん、衣裳部、ヘアメイク部の方々に頂いたアイデアです。ファンタジーだからこそ各パートの想像力を総動員して役をつくっていく感覚がとても楽しかったです。セット撮影でいちばん過酷だったのはタル人の儀式のシーンで丸2日赤い粉まみれだったときですね…。毛穴という毛穴に入ってきました。

Q. バルサ役の綾瀬はるかさんの印象はいかがでしたか?

待ち時間に綾瀬さんとアクション部の方と3人で話をしていたとき、立っていたアクション部の方が床に座ったんです。そしたらイスに座っていた綾瀬さんが「私も床に座ろーっと」「ラクちんだし」って。さりげない気遣いと優しさがある方だと思います。

Q. アスラ役の鈴木梨央さんの印象はいかがでしたか?

本読みのときから印象的でした。本読みって俳優によって取り組み方がそれぞれだと思うのですが、梨央ちゃんは200%自分の想像力に浸って信じてセリフを読んでいました。子役ってすごいな、とそのときは思いましたし「子役」というか「鈴木梨央ちゃん」がすごいんだ、ということはその後の現場で実感しました。待ち時間に宿題をしている姿もかわいかったです。

Q. 今回の撮影で印象深かったことや、共演した方とのエピソードがありましたら教えてください。

CGが多い作品なので待ち時間が結構あって、東出さんと、勉強する梨央ちゃんを巻き込んで「同じ部首が付く漢字をいくつ書き出せるかゲーム」という今考えれば何とも地味なゲームを開発したこととか。
地方ロケに行った際、人生でボウリングに行ったことがないという私を衣裳部、メイク部の方たちが誘ってくれてボウリングデビューしたこととか。確かスコア35とか初めてにしてもひどいだろ、みたいな成績だったけどよい思い出がたくさんです。

Q. ズバリ、今作「悲しき破壊神」の見どころは? 視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします!

こんなにぜいたくなテレビドラマってなかなかないと思います。
日本中のすばらしいスタッフとキャストが集まって、とてもよい空気の中で出来上がった作品です。私自身毎日現場に行くのが楽しみでした。
ここに編集・CG・音楽などが足されてどんな仕上がりになっているのか…。
私も視聴者となって楽しみたいと思います!