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10月29日放送
世界の人口が70億人に
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世界の人口 70億人突破へ
国連人口基金が、水曜日26日に発表した、ことしの世界人口白書によりますと、1959年に30億人だった世界人口は、半世紀で2倍以上増え、今月31日に70億人を突破すると見られています。そして、今後も増え続け、今世紀中に100億人を超える勢いだということです。
地域別に見ていくと、最も人口の増加が見込まれているのはアフリカで、2100年までに現在のおよそ10億2200万人から35億7400万人以上へと、3点5倍近くにふくれあがる見通しだということです。
続いてオセアニア地域では、現在のおよそ3700万人からおよそ6600万人へと、1点8倍近くになる見通しです。
これに対し、ヨーロッパでは、現在のおよそ7億3800万人から8点6%程度減少して、およそ6億7500万人となる見通しです。
一方、国別に見てみると、▼最も多い中国が13億4800万人、次いで、▼インドが12億4200万人、▼アメリカが3億1300万人、▼インドネシアが2億4200万人、▼ブラジルが1億9700万人となっています。▼日本の人口は、1億2700万人と、世界で10番目となっています。
このうち、現在、世界でもっとも人口が多い中国は依然として人口が増加しているものの、一人っ子政策の影響で、2025年を境に減少に転じる見通しです。これに替わって、インドが、2021年には14億人に達し、世界一の人口大国になる見通しです。
これに対し、日本は、いっそう少子化がすすみ、2100年には現在の1億2700万人より28%程度減って、9100万人になると見られています。
こうした中、アメリカは、先進国ではめずらしく、人口が早いペースで増え続けており、2100年には、現在の1点5倍あまりの4億7800万人になる見通しです。
背景には出生率の高い傾向にある中南米からの移民の増加が指摘されています。
今世紀半ばの2050年の各国の人口は、▼インドが16億9200万人と最も多く、 次いで、▼中国が12億9600万人、▼アメリカが4億300万人、▼ナイジェリアが3億9000万人になると予測されています。そして、▼日本は世界で16番目の1億900万人になると予測されています。
日本人の人口 初めて減少
去年10月に行われた国勢調査の結果が確定しました。それによりますと、去年10月1日現在の日本の総人口は1億2805万7352人で、前回5年前の調査に比べておよそ28万9000人増えました。
しかし、増加率は0点2%にとどまり、国勢調査が始まった大正9年以来、最も低い伸びとなりました。
一方、総人口から外国人や国籍のわからない人を除いた日本人は、1億2535万8854人で、前回よりおよそ37万1000人減り、外国人と区別して集計を始めた昭和45年以降、初めて減少しました。
こうした結果について、総務省は「今回初めて日本人の人口が減ったが、今後も減少傾向が続くのは間違いないだろう」と話しています。
人口問題にどう対応すべきか
こうした人口の増加と減少は社会や経済に様々な影響をもたらします。
世界人口白書では、▼途上国を中心に、人々がより良い職業や収入を求めて都市に集中する都市化が加速し、水道や電気などの基本的なインフラが整わず、貧困が広がるおそれがあると指摘しています。▼また、世界各地で水不足が深刻化するほか、▼先進国を中心に、少子高齢化に伴って経済成長や社会保障制度を維持することが難しくなると、懸念を示しています。
こうしたことから、白書では、「今こそ、周到な計画を立てて適切な投資を行うべきだ」として、各国に人口政策にいっそう力を入れるよう呼びかけています。