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2017年3月放送 宮崎 夢追い人

宮崎に暮らし、地元で活動を続ける人々の「夢」を描く「宮崎夢追い人」。他人には決して真似の出来ない技を持つ匠。己の仕事に真正面から打ち込み、情熱的に生きる人々。未来に向け日々の練習に励むアスリートなど、宮崎県内でそれぞれの「夢」に向かって生きる人々の情熱や息遣いを、こだわりの映像と音声で表現する番組です。

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宮崎夢追い人「佐藤良亮(サトウリョウスケ)」

高千穂町で夜神楽を続けていくために地元に就職した若者がいる。上田原地区に住む佐藤良亮さん(27)は小学生の頃から神楽舞いの舞台に立ち、故郷の持つ豊かさを感じて地元で生きていくことを決めた。50年後も夜神楽を続けるために、“奉仕者”(ほしゃどん)と呼ばれる神楽の舞手として奮闘する佐藤さんを紹介する。

高千穂では神楽の舞い手は奉仕者(ほしゃどん)と呼ばれています。幼い時から神楽の音を聞きながら育った佐藤さんは、小学2年生から奉仕者として夜神楽の舞台に立っています。口伝でのみ伝えられ、師匠から弟子へと継承されていく神楽舞いの世界。本番1か月前から始まる練習では、師匠から厳しい指導を受け伝統の技を受け継いでいきます。

高千穂では奉仕者や裏方さんの高齢化により、多くの地区で夜神楽の存続が難しくなっています。大学進学や就職で若者が地元を離れてしまうなか、佐藤さんたちは小学生から高校生までの子供たちに夜神楽を教えています。神楽を学ぶことにより地域の人々と繋がり、郷土の誇りと自信を持ってもらうためです。育ててくれた故郷の人々に恩返しをしたいという佐藤さん。50年後も夜神楽を続けたいといいます。

 
NHK宮崎放送局「宮崎夢追い人」製作担当者からひとこと

年に1度の夜神楽の日、子供たちの神楽舞いを見るために多くの人々が神楽宿(上田原公民館)に集まりました。そこには写真をとる親の姿や、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の人々の沢山の笑顔がありました。地域の繋がりが希薄になってきている今、夜神楽は地域を繋ぐ大切な役目を果たしていると感じました。