あさイチ新婚旅行の聖地宮崎/青島を大特集愛でたいnippon

2023年09月19日

WEB特集

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21日は新婚旅行の定番だった宮崎を大特集。オシャレに変貌をとげた、かつてのハネムーンスポットを紹介します！

新婚旅行ブームの地

NHK宮崎の堀井優太アナウンサーといっしょに宮崎を旅するのは、尼神インター・誠子さん！

2人がまずやってきたのは、宮崎を代表する観光地・青島です。
1960年代から70年代にかけて、宮崎は空前の新婚旅行ブーム。最盛期には、結婚したカップルの4割近くが宮崎を訪れていました。そして、その定番スポットとなっていたのが青島エリアです。

新婚旅行の定番と聞いて、誠子さんも思わず反応してしまいます。

えー、すてき。私、結婚願望が強くて、新婚旅行も絶対行きたくて、はい。結婚というものに対しての憧れが強いです。

青島神社へ

2人は海にかかる橋を渡って、新婚カップルが必ず行っていたという青島神社に向かいます。
島丸ごとが境内になっている青島神社の周りには、長い年月をかけて自然が作り出した「鬼の洗濯板」があります。
新婚旅行ブームの頃は、スーツをバシッと決めた男性がヒールを履いた女性をエスコート。足場の悪い「鬼の洗濯板」は、カップルの距離を縮めてくれる存在だったといいます。

そして、1000年以上の歴史をもつ青島神社のご利益はもちろん、縁結び。
宮司さんが当時の新婚さんの様子が垣間見れる場所へと案内してくれたのは「夫婦ビロウ」と呼ばれる寄り添って立つ2本のヤシの木です。

このヤシの木、特徴的な“穴”が開いているのですが、宮司さんによると「新婚さんカップルがお賽銭を埋め込んだ跡で、ヤシの実は大きいので、2人の愛が大きく実りますようにって願ったんじゃないですか？」ということです。なかには抜けなくなってしまった硬貨がそのまま残っている穴もありました。

再開発が進む青島エリア

かつての青島には、新婚カップルがたくさん宿泊した巨大ホテルがありましたが、今はありません。再開発が進み、サーフィンなどマリンスポーツも楽しめるオシャレスポットに生まれ変わっているのです。

途中によった渚の交番で、カップルにぴったりなタンデム自転車を勧めてもらい、誠子さんと堀井アナは自転車に乗りながら再開発が進む青島エリアをめぐります。
海を眺めながら汗を流すことができるサウナ施設や、プライベートプールがついた高級宿泊施設に、「縁結びの地」ということで新しい結婚式場もオープンしていました。

そして、海岸から少し離れた場所に、昔の姿を残すスポットがあると聞き、訪ねたのはパイナップルを売るお店です。値段は50年前から変わらず、1つ100円。元新婚さんが今でも、当時を懐かしんでやってくるといいます。
生のパイナップルが珍しかった当時、青島には海外から輸入したパイナップルを売るお店が何軒もありました。新婚さんたちはパイナップルを頬張って、南国気分を味わっていたといいます。