細田アナが紹介 ボニンブルーの海!小笠原の絶景をどうぞ!
- 2023年07月27日
アナウンサーの細田史雄です。
宮崎に赴任早々、はるか絶海の小笠原諸島に出張してきました。
自己紹介を兼ねて、小笠原の海の絶景と番組の裏側を紹介します。
▼自己紹介
このたび宮崎局に赴任しましたアナウンサーの細田史雄です。
宮崎での勤務は、14年ぶり2回目になります。
宮崎の印象は、海も山もきれいで、食材が豊富、人も優しくて住み心地の良いところ。
前回は見つけられなかった、宮崎のディープな魅力を満喫したいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
▼なぜか小笠原の海の話
宮崎暮らしに慣れる間もなく、小笠原諸島の父島に出張してきました。
『4K中継 絶景ぜんぶ見せます 世界自然遺産 第3回小笠原諸島』という番組です。
超高精細4K映像を駆使して日本の世界自然遺産の絶景を生中継で紹介する
大型中継シリーズの3回目で、2023年7月22日に放送されました。
舞台となった小笠原諸島は、東京竹芝から南に1000キロ、船で24時間かかります。
一度も大陸と陸続きになったことがなく、
小笠原だけにしかいない固有種が数多く生息しています。
そして透明度の高い海はボニンブルーと呼ばれ、まさに手つかずの自然が残っています。
海中からの生中継!その舞台裏
こんな小笠原の海の様子をライブでお伝えしようと、私は潜水リポートを担当しました。
「海の中の中継って、どうやるの?」という質問をしばしば受けます。
ということで、今回はちょっとそのお話をさせてください。
沖合から中継するには、まず船が必要。
地元のダイビングショップの協力を得て、中継機材を設置しました。
この船から電波を飛ばして、放送へと繋げていきます。
潜水リポートでは、フルフェイスマスクという特殊な水中マスクを使います。
目だけでなく口まで覆うデザインで、中にマイクが仕込まれています。
そして、こちらが水中カメラ。
重さが50キロあまりあるため、水の上では二人がかりで持ち上げます。
このカメラとフルフェイスマスクは、それぞれ母船とケーブルでつながっています。
中継では、撮影ポイントの近くに船を留め、そこから潜水スタッフが潜ります。
ダイバーの数はおよそ10人。
番組では、地元ガイドとリポーター以外が映り込むことはほとんどありませんが、
周りでは、ライトを当てたり、ケーブルをさばいたり、安全確保をしたりと、
多くのダイバーがサポートにあたっているのです。
本番では、それまで恥ずかしがっていた魚たちが積極的にカメラの前に出てきてくれ、
小笠原の海の魅力の一端を伝えることが出来ました。
生中継の放送は22日に終わってしまいましたが、
再放送があったら、ぜひご覧ください!
そして・・・機会を作って、黒潮の魚たちに出会える「宮崎の海」の中の表情も、みなさまにお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに!