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宮崎県知事選挙 3人の立候補予定者の主張は?NHK記者が取材

  • 2022年11月30日

投票まで1か月を切った県知事選挙。
構図がほぼ固まってきました。立候補予定者は3人。
「堅実さ」「若者」「発信力」「賃金」 それぞれの主張をまとめました。

宮崎県知事選の構図は?

はじめに選挙の構図についてです。
宮崎県知事選挙にはこれまで、3人が立候補を表明しています。
共産党は「来年4月の統一地方選挙に総力をあげる」として候補者の擁立を見送りました。

このため、自民党と立憲民主党の各県連や農業・経済団体などが推薦する現職に
元知事と政治団体の代表の2人が挑むという構図になりそうです。

立候補予定者の中には、知事として取り組みたい政策を
発表している人もいてそれぞれが主張していく政策にも違いはありそうです。

河野俊嗣氏のアピールポイント

河野氏がアピールするのは、
▼これまでの3期12年の実績や
▼その中で培った国とのパイプなどで
現職としてこれまで進めてきた堅実な県政運営を前面に押し出しています。

そして、「宮崎再生」を掲げ、
▼コロナ対策や
▼原油・物価高騰で
大きな影響を受けた県民の暮らしや経済の回復
それに、
▼台風14号からの復旧・復興に取り組みたいと訴えています。

スーパークレイジー君氏のアピールポイント

スーパークレイジー君氏は、
若い世代の選挙への関心を高めることや、
若年層や子育て世代を重視する県政を掲げ、
▼子どもの医療費や給食費の無料化などを訴えています。

東国原英夫氏のアピールポイント

東国原氏がアピールするのは
知名度をいかした「発信力」です。
前回知事を務めたときのようにトップセールスによる
県産品の全国へのPRや観光振興を行うなどしたいと
現職との違いを鮮明にしています。

そして、
▼景気・雇用対策としてスタートアップ企業の10年で500社の誘致や
▼人口減少対策として日本一の子育て環境を整えることなどを訴えています。

今は新型コロナの第8波への対応をはじめ、
疲弊する地方経済や人口減少への対策など
直面する課題にどう対応していくのか問われています。
今回は、そのリーダーを決める選挙ですので
宮崎の未来を託す人をしっかりと選択する必要があります。

県知事選挙は12月8日告示、25日投開票です。

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