NHK宮崎 上田キャスターが公開 これが「てげビビ!」セットだ
- 2022年11月04日
こんにちは。「てげビビ!」キャスターの上田詩織です。みなさんに毎日ご覧いただいている「てげビビ!」のセット。きょうは、あまり知られていない舞台裏を公開しますよ!
1スタへGO!
てげビビ!を放送しているのはNHK宮崎放送局の第1スタジオ。
扉をくぐるとスタジオいっぱいにひろがるビーチハウスをモチーフにしたセットが迎えてくれます。
海が見える窓辺の部屋を背景にしたメインセット。そして、大型モニターのあるサブセット。
宮崎放送局のメンバーとデザイナーが約半年間、議論を重ねてかけて設計した自信作です。
私のお気に入り
私のお気に入りは、なんといってもメインセットの広々としたテーブルです。
ここに座ると、なぜか、とても話がはずみます。机の淵が微妙な曲線を描いていて、隣の人と視線が合いやすいんです。そしてこの机、とってもスッキリしています。下の写真は私の席から見える風景です。
ふつうニューススタジオの机は、キャスターに様々な情報を伝える画面や時計などがたくさん設置されているのですが、「てげビビ!」ではこうした機材をすべてほかの場所に移動させました。まるでリビングルームのような雰囲気になっていて、「リラックスできた」とゲストのみなさんにも好評です。
続いては番組後半のニュースや大平さんの気象情報で使っているサブセットをご紹介しましょう。番組をご覧いただいている方にはおなじみかもしれませんが、このモニターが優れものなんです。タブレット端末のように、話しているキャスター自らが画面に触れながら操作できるので、以前にも増して分かりやすくお伝えできるようになりました。
気づいてましたか? こだわりの小ワザ
ほとんど知られていないポイントも公開しちゃいましょう。
その1 ソファのクッションです。
メインセットの後ろに置かれたソファ。ときどきエンディングで出演者が座っていますよね。このクッションが、毎日毎日違っているのをご存じでしたか?
フロアディレクターの根井さんが、その日の天気や内容に合わせてコーディネイトしているんです。実は、スタッフの中で私が一番最初に気づいたみたいです。本番前、その日のクッションを見ると、新たな気持ちになって伝える意欲がわいてきます。
その2 床のタイル!
チームワークのいい「てげビビ!」スタッフならではのエピソードもご紹介しましょう。セットの床は、ビーチをほうふつとさせる明るいカラーのタイルが並べられています。
白っぽいということは・・・はい。汚れやすいんです。そこで、いつも気持ちよくテレビをご覧いただけるように、仲間たちでせっせと磨いているんですよ。ほかにもスタッフが家から花や小物を持ってきたりして、スタジオの楽しい雰囲気づくりに力を合わせています。
レアアイテム探しも「てげビビ!」の楽しみ方?
と、いうわけでいろいろご紹介してきましたが、まだまだセットにはめったに映らない隠れキャラ(?)がいっぱいあって、登場の出番を待っています。例えば本当に使えるドアや滑川さん似のイラストも密かに配置されています。
記事をお読みくださったあなた!さぁ、きょうの「てげビビ!」でレアアイテムを探してみてくださいね。