宮崎の名所 再発見の旅　秋のレジャー・観光で訪れたい 金御岳

秋のレジャーや観光で訪れたい宮崎県内の名所・スポットを再発見する旅。今回は都城市の金御岳（かねみだけ）をご紹介します。晴れた日には都城の市街や霧島連山が一望できる素晴らしいビュースポットです！

金御岳は標高472メートル。都城市と日南市の境にあります。山頂に整備された金御岳公園には、都城の町並みを一望出来る展望台があります。晴れた日には高千穂の峰や韓国岳など霧島連山が見えます。木製のベンチに座ってお弁当を食べながら絶景を眺める。とても贅沢な時間です。秋から春にかけての早朝は、都城盆地に朝霧が発生しやすく雲海に浮かぶ霧島連山を見ることができます。

金御岳はハンググライダーやパラグライダーの離陸ポイントとしても利用されています。都城盆地はスカイスポーツに向いた地形なんですね。地図の囲みのようにハンググライダーのリリース台も公園内にはあります。秋にはハンググライダーの大会も開催されていましたが、ここ数年はコロナの影響で開催見送りとなっています。

金御岳はタカの一種の渡り鳥・サシバの渡りのルートになっています。サシバは日本で繁殖し夏を越したあと、冬の間は東南アジアなど暖かい地方で過ごすため、10月頃に群れを作って渡りを始めます。その観察スポットとして金御岳は全国的に有名です。今シーズンも10月上旬には日に4000羽ほどのサシバが確認できたそうです。

金御岳は眺望だけでなく、スカイスポーツやバードウォッチングも楽しめる身近な名所です。山頂の公園まで車で行くことが出来ますので、秋のレジャーの参考にして下さい。宮崎自動車道・都城インターチェンジから車で30分です。