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ダウン症に特化した陸上大会 宮崎で行われたアスリート記録会

  • 2022年10月05日

宮崎市でダウン症の選手のみを対象にした日本唯一の陸上大会が開かれ、幅広い世代の選手たちが日ごろの練習の成果を発揮しました。宮崎で行われた大会を取材しました。

日本唯一、ダウン症に特化した陸上大会

宮崎市で、2日、健常者と障害者の合同の記録会が行われ、この中で、全国で唯一というダウン症の選手のみを対象にした大会が開かれました。昨年に続き2回目の開催で、7歳から25歳まで11都府県の36人が出場し、健常者と障害者が同じ時間帯に同じフィールドで競技に臨みました。

参加した子どもは

200メートル中学男子の部は熱戦となりました。中盤から加速したのは福岡県の中学2年生・杉田航平さん。昨年、福岡でこの大会のニュースをみて参加を決意したということです。見事、35秒50の自己ベストで優勝しました。

杉田航平さん
全力で走ったので優勝できて嬉しいです。負けない気持ちで戦いました。200メートルだけじゃなく、来年に向けてもっと練習して100メートルでも結果を残せるようになりたい。

最終種目の400メートルリレーでは、大きな声援を受けながら、選手たちは懸命に走りでバトンをつないでいました。

奥松美恵子さん(日本知的障がい者陸上競技連盟・理事長)
大会を通してスポーツの素晴らしさを少しでも親子で分かっていただいて、ダウン症の子どもたちが自分も色々なことができると思えるようになってほしい。

宮崎では、この奥松さんを中心にダウン症にスポットを当てる活動を積極的に進めています。今後もこの取り組みに注目して取材したいと思います。

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