宮崎 滑川和男アナウンサー ローカル鉄道プロ野球チーム駅の旅
- 2022年07月27日
JR日南線は宮崎市の南宮崎駅から鹿児島県の志布志駅までを結ぶJR九州の鉄道路線です。沿線ではプロ野球チームが毎年キャンプを行っています。キャンプに縁のある地域の日南線の駅舎は、続々とプロ野球のチームカラーで彩られています。今回はその3つの駅を順に巡っていきます。
南郷駅(西武ライオンズ・日南市)
まず西武ライオンズがキャンプを行っている日南市の南郷駅からスタートです。駅舎の外壁には、球団のロゴマークの他、チームカラーのレジェンド・ブルーと呼ばれる濃い青色のペンキで地元日南の海が描かれています。駅では、日南市役所の職員の方が切符の販売を行っています。この日、ホームでは13時8分発の南宮崎行き1両編成の列車、キハ40が出発を前に静かに佇んでいました。国鉄時代から使われている車両ですね。駅舎の入り口にはライオンズの辻監督のサインプレートも掲げられていて、ライオンズファンの駅への思いも高まります。
細田川橋梁を渡るJR日南線
JR日南線の鉄橋が細田川に掛かる景色がとても美しく、思わず足を止めました。鉄橋の下から河口の先に見える日南海岸の多島美。カラッとした晴天と相まって素晴らしい景色でした。折角ですから、13時8分南郷駅発の列車の通過を見てみることに。
南郷駅を発車したキハ40がほどなくやってきました。単線の鉄橋を渡るリズミカルな音が、打楽器のように奏でられました。鉄橋の通過シーンを動画にも納めました。こちらをご覧ください。
油津駅(広島カープ・日南市)
西武ライオンズの南郷駅に続いてやってきたのは、日南市の中心部にある油津駅です。こちらは広島カープがキャンプを行う天福球場の最寄り駅。4年前にチームカラーの赤に塗り替えられました。今年は内装も赤のカープ仕様にリニューアルされました。南郷駅同様、日南市役所の方が切符の販売を行っています。待合室ではカープのマスコットキャラクター・スラィリーも列車の到着を待っています。
木花駅(読売ジャイアンツ・宮崎市)
最後はグッと北上して、宮崎市の木花駅です。ここは巨人のキャンプ地サンマリンスタジアムがある地域です。地元の地域おこしの住民グループがジャイアンツカラーへの塗り替えを企画し、今年完成したばかり。普段は無人駅で、列車が来る時以外は、住宅街の駅に静かな時が流れています。切符の券売機は駅舎の中ではなく、ホームの中央に置かれています。線路に生い茂る雑草の勢いに、夏の盛りを感じる時間でした。
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