NHK宮崎放送局

宮崎の神楽

更新情報

2012.03.29. 跡江神楽、生目神楽を追加しました。

神楽は宮崎県を代表する民俗芸能です。本県の場合、山間部を中心とする夜神楽では、かつて焼き畑や狩猟に勤しんでいた人々によるダイナミックな舞が、宮崎平野を中心とする昼神楽では、農耕の豊穣を祈願する稲作中心の舞が特色です。海岸部では漁業のまつわる信仰を伴う神楽も伝えられています。高千穂では記紀神話の天の岩戸開きの神楽を取り入れることが神楽の重要な要素になっています。

しかし、そこには神話というよりは各々の地域での民俗信仰が入り込み多彩な表現がなされていることに、地域に根ざした深い意味を読み取ることができます。神楽の舞所の設備も見事であり、高千穂や椎葉の神楽宿、米良や高原のみこうや(御神屋)などは江戸時代の面影を今も伝えています。神楽は様々な信仰・生活・美術・文芸などを凝縮した一大文化遺産とも言えるのです。
監修:永松 敦  宮崎公立大学人文学部教授・博士(学術) 日 本民俗学・民俗芸能専攻

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