2019年度 NHK水戸放送局 地域放送番組編集計画

地域の安全・安心の拠点として、命と暮らしを守る報道に全力を尽くします

地域の安全・安心の拠点として、日頃から防災・減災に役立つ情報を提供するとともに、各地の防災専門家とネットワークを築くなど、災害報道の体制強化をさらに進めます。災害発生時には、テレビ・ラジオの放送に加え、L字型画面やデータ放送、インターネットでマルチ発信を行い、きめ細かい情報で県民の命と暮らしを守る報道に全力を尽くします。東日本大震災や関東・東北豪雨については、記憶の風化も指摘される中、被災地の現状や課題を継続的に伝え、復興を支援します。

より身近で信頼される放送局を目指して、平日午後6時台を一層充実させます

茨城県内唯一のテレビ局として、より身近で信頼される放送局を目指し、働き方改革の推進など効率的な業務体制を築きながら、平日午後6時台のニュース・情報番組を一層充実させます。各地からの中継を積極的に行うなどライブ感を大切にしながら、スタジオでの記者や専門家の解説、NMAPSの活用でわかりやすい放送を目指します。

地域の課題と“これから”に向き合い、判断のよりどころとなる情報を伝えます

人口減少や医師の偏在など、茨城が抱える課題と“これから”に向き合い、判断のよりどころとなる情報を多角的に伝えることで、課題解決の手がかりを視聴者と探っていきます。再稼働の是非が争点となっている東海第二原子力発電所については、30キロ圏内に住む全国最多96万人の広域避難問題や自治体の動きをわかりやすく伝えます。

茨城の魅力を全国や世界に発信し、地域の活性化に貢献します

民間の調査会社による都道府県の魅力度ランキングで、6年連続の最下位の茨城県。豊かな自然や歴史、文化など地域の魅力を掘り起こし、全国第3位の産出額を誇る“農業”、最先端の研究・学術機関が集まるつくば市の“科学”など、茨城県の底力や可能性をスーパーハイビジョン(4K・8K)制作の番組も含めて全国や世界に発信し、地域の活性化に貢献します。

スポーツの魅力を伝え、国体や“東京2020”に向けた地元の機運を高めます

サッカーJリーグやバスケットボールBリーグ、県内出身力士が活躍する大相撲や高校野球など幅広いスポーツを、中継を含めてたっぷりと伝えます。秋に開催される「いきいき茨城ゆめ国体」や「いきいき茨城ゆめ大会」では、開会式や注目の競技の放送を通じて県代表選手の活躍を後押しし、「東京オリンピック・パラリンピック」に向けては、茨城ゆかりのトップアスリートをはじめ、ホストタウンとして海外のチームを受け入れる自治体の動き、聖火リレーへの取り組みなどを取り上げ、地元の機運を高めます。

公平・公正、正確・迅速な選挙報道で視聴者の信頼に応えます

春の統一地方選挙や夏の参議院議員選挙をはじめ各種選挙では、地域の課題や選挙の争点などをインターネットも含めてわかりやすく伝えるとともに、公平・公正、正確・迅速な報道で視聴者の信頼に応えます。
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