茨城県の戦争体験

太平洋戦争開戦から70年、茨城県の戦争体験を語り継ぐためにこのサイトを開設しました。

茨城県は、太平洋に面した平野部が広いこともあって、霞ヶ浦を始め土浦、鹿島など
複数の海軍航空基地がおかれました。「予科練」と呼ばれた海軍飛行兵を養成する
海軍予科飛行練習生学校も霞ヶ浦にありました。

一方、日立市などには軍需工場があって、戦争末期には連合軍の空襲などの目標となり、
昭和20年7月には、鹿島灘沖から米軍艦隊の艦砲射撃を受け、市民に大勢の犠牲者が出ました。

また、水戸市には、陸軍の第2連隊がおかれ、昭和19年には、パラオ諸島のペリリュー島の
守備につき、上陸した米軍と激戦となり、玉砕戦で全滅状態となりました。

このサイトでは、こうした戦争体験をした方々の証言を聞くことができます。
また、関連の番組や当時映画館で上映されたニュース映画「日本ニュース」のうち茨城県に関する映像を公開します。

戦争の記憶を次の世代に伝えていくために、ぜひこのサイトをご活用ください。


米軍の艦砲射撃で破壊された勝田町