「もうこの時期ですので、観客を受け入れを前提に、積極的に準備を進めていかなくてはならない」(鹿嶋市担当者)
4月14日で開幕まであと100日となった東京オリンピック。県内では鹿嶋市のカシマスタジアムで、サッカー競技が行われます。
市は、国内外から訪れる人たちをもてなそうと、独自のイベントを計画していました。
しかし、いまだに観客数の上限がどうなるのかなど不透明な部分が多く、地域は焦りやとまどいを感じながらも準備を進めています。
(2021年4月14日放送)

【W杯の感動を再び!しかし…】

カシマスタジアムがオリンピックの会場に決まったとき、鹿嶋市の職員たちが思い起こしたのが、2002年のワールドカップ日韓大会でした。
カシマスタジアムでは3試合が行われ、あわせて10万人の観客が訪れました。
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経済波及効果は県全体で約773億円に上り、なによりも、街のにぎわいが地域の人たちを喜ばせたといいます。

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「原発事故から10年たち、PR活動なども行ってシラスの価格が戻りつつあったのに、これまでの努力が水の泡になってしまう気がする」
東京電力・福島第一原発で増え続ける放射性物質を含む処理水の処分方法について、政府は、国の基準を下回る濃度に薄めた上で海へ放出する方針を決めました。
茨城県内有数の港町、北茨城市では、原発の事故のあと、跡継ぎがいないため夫と妻の夫婦で漁をする「夫婦舟」(めおとぶね)が急増しています。
後継者不足の問題に追い打ちをかけ、この港の船はどんどん減ってしまうのではないか。漁師たちからは不安の声が上がっています。(放送2021年4月14日)

【長男と船に乗るつもりだった】

福島県との県境にある、茨城県北茨城市。
茨城県と福島県の沖合は親潮と黒潮がぶつかる良質な漁場で、北茨城市も原発事故の前には年間1000トンのシラスを水揚げする県内有数の港町でした。
多くの人が漁業や水産業に携わり、まちは活気にあふれていました。
この地で祖父の代からシラス漁を営む酒井正三さん(59)は、将来は長男と一緒に船に乗り、跡を継いでもらおうと思っていました。
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しかし、東日本大震災と原発事故で、状況は一変します。
市内は最大7メートルの津波に襲われ、多くの住宅や船が被害を受けて、漁師をやめる人も相次ぎました。

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2月27日(土)にNHK水戸放送局が主催で実施した、朗読コンサート。

茨城県内各地の東日本大震災経験者の手記をピアノ演奏とともに朗読するほか、弦楽四重奏によるコンサートを行いました。


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3月12日(金)放送の「いば6」では、作曲家・ピアニストの加羽沢美濃さんにご出演いただきました。

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スタジオでは、朗読コンサートの即興演奏にまつわるお話しや、ピアノの生演奏を披露いただきました。

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加羽沢さんからコメントをいただきました。

「短い手記の中に、伝え、残していくべき真実が凝縮されています。手記を書かれた方々の想いに、少しでも寄り添えたら…と心を込めて演奏させていただきました。皆さんと、共有できます様に~」

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水戸放送局のホームページでは、「記憶つなぎ未来へ」関連動画を公開しております。

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ぜひ一度ご覧ください♪



NHK水戸放送局スタッフ

 

 

東日本大震災から10年。
当時、避難所では多くの人が身を寄せていわゆる「雑魚寝」の状態となりました。固い床や厳しい冷え込み。避難所での生活が長期化したことで体調を崩して亡くなる災害関連死も相次ぎました。

非常食や水と同じように、いざという時に備えて、“住まい”も備蓄できないか。
“移動式仮設住宅”という新しい取り組みが広がりを見せている一方、新型コロナウイルスの感染拡大で課題にも直面しています。

“動くホテル”ばらして運べば仮設住宅に

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境町に去年完成した「ホテルスタンバイリーグさかい」です。
キャッチフレーズは“動くホテル”。
コンテナ型の建物約30棟を連結して作っているのです。

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現在開かれている茨城県議会で議論されている大きなテーマのひとつが、4月からの新年度の当初予算案です。
県が何にお金を使っているのか、しっかりチェックすることは重要ですが、難しい用語や数字が多くて敬遠してしまうという方も多いことと思います。
県政担当記者が、分かりやすく解説します。(放送2021年3月2日)

【「当初予算案」って?】

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ある家庭に置き換えて見てみましょう。
食費や光熱費にはいくらかかるのか。旅行に行きたい、車が欲しい、家も買いたい...1年間で使う見込みのお金は、合計500万円になりました。
これが「当初予算案」。
この1年間で何にどれだけお金を使う見込みなのかをまとめ上げたものです。

一方、「補正予算案」というものもあります。これは、年度の途中で必要になるお金です。
例えば、急に冷蔵庫が壊れて買い替えることになったり、病気やけがで病院にかかったりと、思いがけない出費が必要になることもありますよね。

県も同じで、必要になった分だけ補正予算案を作ります。R2年度は新型コロナウイルスへの対応もあり、過去最多となる12回、補正予算案が作られました。

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