感染力の強いオミクロン株によって新型コロナウイルスの感染が急拡大しているなかで、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる私たちの暮らしに欠かせない役割を担う働き手にも感染が広がっています。
感染を防ぎ事業を継続させようという、保育園とローカル鉄道の現場を取材しました。
(2022年1月27日放送 つくば支局 平山佳奈記者/水戸放送局 三輪知広記者)
【広がる子どもの感染 保育園の危機感】
全国的に子どもの感染が急増する中、茨城県でも1月26日時点で、県内28か所の保育園や幼稚園などが一部、または全面的に休園するなど影響が広がっています。
0歳から5歳までの子ども90人を預かる土浦市の保育園でも、危機感を強めています。
「保護者の皆さんは働いているので、保育園が休園になると親御さんも困るし、子どもたちも困ってしまう。そういう状況にならないためにも、きちんと基本的なことをやっていくしか、今のところはないのだと思います。」(桜川保育園 宮本ひろ子園長)
【大切なのは基本の感染対策の継続】
改めて心がけているのは、おもちゃやテーブルなどを欠かさず消毒するといった基本的な感染対策です。
幼い子どもはおもちゃを口に入れてしまうことも多く、こまめに一つずつ消毒しています。
1月7日の「金曜は!いばっチャオ」では、2022年水戸の梅大使の皆さんにお越しいただきました!
晴れやかな着物に身を包んだ6人の皆さんに、活動の意気込みを伺いました。
土浦市出身 髙槌七海(こうづち・ななみ)さん
私は梅大使になって、水戸の人たちの温かさを感じました。町中を歩いていると、皆さん手を振ってくれたり笑顔で笑いかけてくれたりして、本当に嬉しかったです。皆さんの期待に応えるためにも、水戸市の観光をしっかりPRしていこうと思いました。
今年で開園180周年を迎える偕楽園ですが、その名前には、領内の民と共に楽しむ場にしたいという思いが込められているそうです。偕楽園に、皆さんぜひお起こしください。
私たち梅大使は、6人で水戸市の観光PRを頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Q : 髙槌さんは、なぜ水戸の梅大使に挑戦されたんですか?
2019年に行われた茨城国体で、高校生アナウンサーを担当させていただきました。開会式で見た水戸の梅大使の方々に憧れて、今回応募させていただきました。
Q : まだ活動はスタートしたばかりですが、梅大使になってどうですか?
これまで着付けやマナーの研修をしてきて大変なこともありましたが、実はこの6人本当に仲が良いんです。みんなで楽しく活動ができていると感じております。
1月20日、茨城県が発表した新型コロナウイルスの感染者数は477人。前日に続き、2日連続で過去最多を記録しました。第6波とされる急激な感染拡大を受けて保健所の業務はひっ迫し、職員たちは日夜、業務に追われています。県内の保健所へのアンケート取材で浮かび上がってきたのは、近づく職員たちの限界と今後へのさらなる危機感でした。
(放送2022年1月20日)
【見えてきた厳しい状況】
NHK水戸放送局は今月18日と19日に県内の10ある保健所に聞き取りでアンケート取材を行い、9つの保健所から回答を得ました。
この中では、▼急激に感染者が増え、職員は夜12時まで働いている、▼通常業務も行わなければならず負担がある、▼仕事量が減る気配もなく、職員の体力と気力が持つか不安だ、といった状況の厳しさを訴える声が次々と聞かれました。
(竜ケ崎保健所・石田久美子所長)
『それぞれの患者が所属する学校・会社からの問い合わせが殺到していて調査が進まない』
(土浦保健所・入江ふじこ所長)
『職員は夜中の12時まで仕事をしていることもある。2交代のような勤務体制でも組まないと対応が難しい状況だ』
今回は安達委員長がレンコンを使ったデザートをご紹介します!
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【レンコン入りフルーツポンチ】
《材料》
レンコン 50g
フルーツの缶詰(200g) 1缶
レモン汁 適量
《作り方》
- レンコンを食べやすい大きさに切る
- レンコンを沸騰したお湯に入れ
2分したゆでし、冷水で冷やす - 缶詰の汁、レモン汁を鍋に入れて沸騰させ
レンコンを入れて1分煮る - 冷蔵庫で一晩冷やし完成
Point
レモン汁は多めに!
冷やしたあとに缶詰の具材を加えたり、好きなフルーツを加えて彩りよくしてもOK!
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冬はレンコンが旬の季節ですよね。「レンコンでデザート??」と思った方。シャキシャキの触感が爽やかで新しいフルーツ??と思うかも…しれません。一度お試しください。
以前ご紹介したレシピも改めて試してみてはいかがでしょう。
【レンコンのおろし揚げ / レンコンのチーズ焼き / レンコンご飯】
県北6市町にまたがる320キロの山々を一本の道で結び、アウトドア好きが集まる場所を作りつつ、更に地域も活性化させていこうという取り組み「茨城県北ロングトレイル・プロジェクト」。
去年3月、大子町の一部の区間が開通し、県内外からトレッキングを楽しむ人が訪れるようになりました。全国各地に「ロングトレイル」は存在しますが、このプロジェクトが目指すのは、単なる道の開通だけではありません。発起人の男性を取材しました。
“里山が壮大な冒険に” 地元の山々の価値
訪ねたのは、水戸市にあるアウトドア用品店です。
社長の和田幾久郎(わだ・いくお)さんは、「茨城県北ロングトレイルプロジェクト」のリーダーです。
(写真提供 TRILL DYNASTYさん)
北茨城市出身の音楽プロデューサー TRILL DYNASTYさん(29)。
2021年1月、アメリカの音楽チャート「ビルボード」の「R&B/ヒップホップ」部門で、日本人初の1位に輝きました。
その後も、茨城での制作活動を続けています。
いかにして、茨城にいながら全米で活躍するチャンスをつかんだのか。
そして、地元で活動を続ける理由とは。(聞き手 中村慶子)
TRILL DYNASTYさんが作曲したのは、「The Voice」という曲。
アメリカの人気ラッパー、Lil Durkさんが歌っています。
2020年にリリースされ、2021年1月、ビルボードで1位に。
売り上げ100万枚を突破し、ミュージックビデオは、5600万回再生されています。(2022年1月12日現在)
新型コロナウイルスの影響から全国の鉄道会社が乗客の減少に苦慮しています。そうした中、茨城の第3セクターでは乗客を増やそうと工夫をこらした取り組みが進められています。
初詣は鉄道車両に参拝!?
令和4年の初詣。
手を合わせる先には…鉄道の車両。
ひたちなか開運鐵道神社です。
ひたちなか海浜鉄道が市民団体と協力して去年創建しました。
ご神体は、7年前に引退した車両キハ222。
50年間無事故で走ったことから交通安全の御利益があるとされています。
さらに、連結していたことから縁結びにも良いとされているのです。