去年、茨城県内に甚大な被害を出した台風19号。
1階が浸水する被害を受けた大子町の高齢者施設では、早めの判断で入所者全員の命を守ることができました。

しかし、1年をかけて当時の対応を検証すると、被害を受けたことで見えてきた教訓が数多くありました。

【大子町の「命を守った施設」】

大子町の役場のすぐ近くにある、介護老人保健施設「やすらぎ」。
去年の台風19号で一帯が浸水し、1階が床上1メートルほど水につかる被害を受けました。
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施設長の安達栄治郎さんはその日、休みで施設を離れていましたが、入所者を避難させるべきか判断を仰ぐ職員からの電話を受け、全員2階に避難させるよう指示しました。

その後、近くを流れる川が氾濫。夜11時ごろには施設にも水が押し寄せます。

しかし施設では1階にいた入所者37人をベッドごと2階に上げ、夕方までに避難を終えていたため、全員無事でした。

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