本でお互いの深~い文化を伝え合おうとイベントを企画する図書館長

東京の大久保は人口の4割が外国人という多国籍タウン。以前は、コリアンタウンとして知られてきたが、最近ではネパールやベトナムから来た住人も増え、ますます国際化が進んでいる。そんな大久保で5年間図書館長をしている米田雅朗さんが企画したイベントが「ビブリオバトル・インターナショナル・オオクボ」だ。

歌を交えて本を紹介するブラジル出身ホブソンさん

「ビブリオバトル」とは自分の好きな本の面白さをプレゼンし、最も読みたい本を決めるというイベント。そこに米田さんは多国籍タウンならではの味付けとして、外国人も参加してもらうことにした。
テーマは「本を通して、国際交流」普段はあまり話すことのない、日本人と外国人が本を通して、お互いを理解し合えればとの狙いだ。

とはいえ、認知度の低いこのイベントの参加者集めは大変。米田さん、大久保中の日本語学校や飲食店で勧誘に奔走する日々が続いた。そのかいあって、日本、中国、韓国、ネパール、ブラジルと5カ国10人が参加。

中国出身の沈さんは米田さんの思いに賛同して参加を決めたという。2020年には大久保図書館が国際交流の場になるかもしれない。

「ビブリオバトル」とは自分の好きな本の面白さをプレゼンし、最も読みたい本を決めるというイベント。そこに米田さんは多国籍タウンならではの味付けとして、外国人も参加してもらうことにした。
テーマは「本を通して、国際交流」普段はあまり話すことのない、日本人と外国人が本を通して、お互いを理解し合えればとの狙いだ。

参加者に感謝する米田さん

とはいえ、認知度の低いこのイベントの参加者集めは大変。米田さん、大久保中の日本語学校や飲食店で勧誘に奔走する日々が続いた。そのかいあって、日本、中国、韓国、ネパール、ブラジルと5カ国10人が参加。

中国出身の沈さんは米田さんの思いに賛同して参加を決めたという。2020年には大久保図書館が国際交流の場になるかもしれない。

日本食を食べたいムスリムのために、研究開発にいそしむ料理教室の先生

海外からの観光客にとって日本食は今や一番の目的だという。だが、イスラム教徒には、宗教の教えによって食べられない食材がある。そのため日本食のお店探しも大変だという。
そんな状況を改善し、どんな日本料理でも食べてもらいたいと、2年前にイスラム教徒にも対応できる日本料理教室を開いたのが、松本真智子さんだ。

マレーシア人観光客に料理を教える真智子さん

真智子さんは、実際に海外に行ったり、日本のモスクを訪問したりして、イスラム教徒が食べられる「ハラルフード」を勉強。豚やアルコールなど使用できない素材を代用品で補い、イスラム教徒のための日本食を作り、その作り方も教えている。

例えば、豚などの動物由来の可能性がある添加物を避けて、小麦粉や山芋、ダシを駆使して、大阪の「粉もん」料理を作り、大阪在住のイスラム教徒にふるまっている。
さらにアルコールであるみりんの代わりに、はちみつや水あめとダシで作ったオリジナルの「ハラルみりん」や、アルコールの入っていない米酢で作った「紅ショウガ」などを考え出したりした。

真智子さんは、実際に海外に行ったり、日本のモスクを訪問したりして、イスラム教徒が食べられる「ハラルフード」を勉強。豚やアルコールなど使用できない素材を代用品で補い、イスラム教徒のための日本食を作り、その作り方も教えている。

ハラル流のお好み焼きを教える真智子さん

例えば、豚などの動物由来の可能性がある添加物を避けて、小麦粉や山芋、ダシを駆使して、大阪の「粉もん」料理を作り、大阪在住のイスラム教徒にふるまっている。
さらにアルコールであるみりんの代わりに、はちみつや水あめとダシで作ったオリジナルの「ハラルみりん」や、アルコールの入っていない米酢で作った「紅ショウガ」などを考え出したりした。

2020年には、イスラム教徒が選ぶのに困るぐらいに、ハラルに対応した日本料理屋が増えるようにと願う真智子さん。特性の「ハラルみりん」の作り方を動画で披露。

ポップな茶会で外国人をもてなす茶人

「東京オリンピックの選手村で茶会を開きたい」と夢を語るのは和歌山を中心に活動する茶人・梅原宗直さん。髪の毛は緑、和装にアクセサリーと見た目は、風変わりな茶道家だ。現在は和歌山の観光地で、外国人観光客に抹茶をふるまい、茶道の普及に努めている。

外国人にお茶をたててもらう体験

梅原さんは外国人観光客を見つけると、英語が喋れないにもかかわらず、勧誘。そして外国人自身にお茶をたててもらう体験型の茶会だ。英語が喋れないので、身振り手振りで指導。体験することで旅の思い出になり、茶道のことを広めてくれるからだという。

元々は日本人にもっと茶道を知ってもらいたいという思いから全て始まったこと。茶道は「敷居の高いイメージがある」と語る梅原さんが、誰でも気軽にやってみようと感じてもらうために、体験型の茶会をしたり、派手な服装を始めたりした。それが次第に外国人観光客に受け初め、今に至ったのだ。

外国人にお点前(作法)を披露する梅原さん

そんな梅原さんが今、精力的に茶会を開いているのが、和歌山有数の観光地、高野山だ。日本文化をより深く知りたい外国人が年5万人以上もやってくる。梅原さんはそうした日本通の外国人のため、今回、新たな取り組みをした。いつもの気軽な茶道体験ではなく、茶道のお点前(作法)を披露し、その動きの美しさや、茶会の空気感を感じてほしいというのだ。果たして茶道の魅力は伝わるのか?

今後も茶道の門戸を広げていくために独自の活動を続けていく梅原さん。目標は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村で、世界中の人たちに茶会を体験してもらうことだ。

外国人にお点前(作法)を披露する梅原さん

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