2008年06月23日 (月)「無」が無いと困ること
「ミニミニ映像大賞」は、れっきとした映像コンテストですけれども、今日は音のことを書きますよ、はい。
みなさんテレビを見ているときに、番組と番組(CMもね)の間に無音があるって気づいていますか?もし無音が無いと(・・・無音が無いって、ちょっと変な書き方ですが、つまり音があるってことですね)ずっと音が鳴りっぱなしですから、どこまでがその番組だったのかが判り辛いという問題が1つ。そしてもう1つ、こっちのほうが重大なんですが、場合によっては番組やCMの切り替わりで「ブチッ!」というノイズが鳴ってしまうことがあるんです。特にデジタル放送になると、ノイズはかなりキツイ音で発生するので、放送局としては絶対に避けなければなりません。
ですから、音を聞きながら見ているとわかりますが、番組もCMも、それぞれの頭と終わりは無音になっています。これを業界用語でノンモンっていいます。もともと、映像・音声が存在する=変調(モジュレーション)されている、存在しない=変調されていない(ノン・モジュレーション)って言葉から派生して、無音をノンモンって言うようになったそうです。
うん、確かに疑問ですよね。何でノンモジでなく、ノンモンって略したのか。え?あ、そっちじゃなくて変調?変調って何?・・・・ええっと難しいので、説明は省略です。決して知らないわけじゃないんですよ。
まあ、それはさておき。皆さんから応募していただく作品は「番組」では無いので、無音の規定は特に設けていません。ですが、00秒00から25秒00までびっちりと音がついていると、作品前後の切り替わりで「ブチッ」というノイズが発生してしまうことがあります。こういう場合には事務局で、少しだけ音のボリュームを加工することがありますので、ご了承下さい。
ちなみにNHKの番組は2秒、一般のCMなどでは15F(15フレーム=1秒の半分)の無音があります。時計を見ながら見ていると、結構わかりますよ。
投稿者:ミニミニスタッフR | 投稿時間:19:15
トラックバック
■
■この記事へのトラックバック一覧
※トラックバックはありません
コメント
はじめまして。
私は森木雅彦と申します。
ノンモンのブログ記事を見ました。
どうして15フレームなんでしょうか。
25~30フレーム程の空きがなくても大丈夫なんですか?
あと、音声はアナログでは周波数変調ですよね?
(大凡のイメージしか分からないんですが、周波数を変えて
変調しているとか…)
無音箇所は周波数変調されないのでしょうか?
無音は無音として変調される?
素人で申し訳ないのすが、教えて下さい。
投稿日時:2009年02月15日 18:01 | 森木 雅彦
森木さんどーもです。
僕もですね、そんなに技術面は詳しくありませんので、うまく説明ができないかもしれませんが、そもそもノンモン(無変調)というのは、フィルム時代の話なんですね。フイルム(映像)に同期する音声トラック(光学テープ)時代のネーミングです。今は、デジタル記録になっていますので、本当は「変調」しているわけではなくビットの書き込みをしているだけです。無音箇所は書き込みがない(ビットが0)という仕組みです。もちろん最終的に耳に届く音はアナログですから、最後にDA変換をするのですが、無音部分は無音のままです。
ところで、どうして無音は15フレームなのか。これは単に民放さんではそういう決まりだから、というだけのようです。実際には前後5フレームの空きがあればノイズはほぼ発生しないようです。でも、放送においては「ほぼ」は許されませんし(電波の遅延や機械の不具合によるタイミングのずれ等々・・)いろんな可能性があるので、ちゃんと安全を確保できる時間として(民放さんのCMでは)15フレームを決まりにしているようですね。ちなみにNHKでは番組ノンモン60フレーム(2秒)、スポットCM30フレーム(1秒)です。
投稿日時:2009年02月16日 12:39 | スタッフR
