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奪われた家族4人の命 大みそかの惨劇はなぜ

奪われた家族4人の命
大みそかの惨劇はなぜ

世田谷一家殺害事件

平成12年12月30日夜~未明発生

【警察への情報提供はこちら】

警視庁 成城警察署 捜査本部
03-3482-3829(直通)03-3482-0110(署代表)

大晦日を迎えた世田谷の閑静な住宅街。一家4人を襲った凶悪な事件は、社会にも大きな衝撃を与えた。
幼い子どもまでを手にかけた残忍な犯行。
現場には多くの遺留品が残されていたものの、犯人の行方は今も分からないままだ。
事件から14年。これまでの犯人像を覆すかもしれない、ある情報が浮かび上がった…。

謎

  1. なぜ、宮沢さん一家が狙われたのか?
  2. 残された膨大な遺留品、その意味するものは?
  3. 犯人はどこへ? 浮かび上がる新たな情報

[ 事件概要 ]
(NHK未解決事件ファイルより)

平成12年(2000年)12月31日、世田谷区上祖師谷の住宅で、宮沢みきおさん(当時44歳)と妻の泰子さん(当時41歳)、長女のにいなちゃん(当時8歳)、長男の礼くん(当時6歳)の一家4人が殺害されているのが見つかった

現場家屋
現場家屋

4人は、前日30日の午後11時半ころに殺害されたとみられる

現場には、犯人が着ていたトレーナーやジャンパー、腰につけるバッグなど多くの遺留品が残されていたほか、指紋やA型の血液も検出されているが、犯人の特定には至らず未解決になっている

この事件の大きな特徴は、現場に犯人の遺留品が数多く残されていたことだ。凶器の包丁、トレーナー、ジャンパー、帽子、手袋、ヒップバッグ、マフラーなどの遺留品が数多く残されていたほか、指紋、A型の血液、DNAも検出された。韓国製で、日本でのサイズが27.5センチの運動靴を履いていたことも判明している。

凶器となった包丁・返り血を浴びたトレーナー・手袋
凶器となった包丁・返り血を浴びたトレーナー・手袋

ヒップバッグ・帽子・マフラー
ヒップバッグ・帽子・マフラー

警視庁のこれまでの調べで、犯人は2階の窓から侵入し、4人を次々に殺害したとみられているが、事件の特異性を際立たせるのは犯人の行動だ。4人を殺害した後、冷蔵庫の中にあったアイスクリームを食べたり、みきおさんのパソコンを操作したり、書類や新聞の折り込み広告をはさみで切り刻んで浴槽に投げ入れたりしていた。
31日の午前10時にパソコン画面が1回クリックされインターネットに接続されたため、警視庁は、犯人が逃走した時間を「午前10時すぎ」以降としてきたが、最近の捜査でパソコンの接続履歴を再検証した結果、午前10時の接続は誤作動で、実際に逃走したのは、パソコンが故意に操作された31日の「午前1時18分」以降の「未明の時間帯」だったとする見方を強めている。
また、警視庁は、犯人の身長について、これまで1メートル75センチ前後としてきたが、現場に残されたヒップバッグのサイズなどから1メートル70センチ前後と見直し、体格はやせ形とした。
みきおさんの父親の宮沢良行さんは、事件解決を訴え、殺人事件の被害者の遺族などでつくる「宙の会」の会長を務め、殺人事件などの時効の撤廃に尽力したが、平成24年に亡くなった。

この事件の情報をNHK未解決事件取材班に送ってください

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警視庁 成城警察署 捜査本部
03-3482-3829(直通) 03-3482-0110(署代表)

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