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事件について - 事件の年表
事件の年表捜査資料

1984年

3月21日   事件から3日目。
監禁されていた水防倉庫から社長が自力脱出。
事件は解決に向かうかと思われたが……。
 
4月2日 【2回目のグリコ取引】 江崎社長宅に脅迫状。6000万円要求。  
4月8日   犯人からメディアへ1回目の挑戦状が届く。  
4月10日   グリコ本社などへの連続放火事件発生。  
4月12日   警察庁が一連の事件を広域重要114号事件に指定。  
4月22日 【3回目のグリコ取引】 グリコ監査役宅に脅迫状。
1億2千万円を要求
「24夜、レストラン ダンヒルに金もって待っとれ カローラでこい」
 
4月23日   犯人からメディアへの2回目の挑戦状届く。  
4月24日   グリコ監査役宅に犯人から電話。
女の声を吹き込んだテープで
「名神高速道路を85キロで吹田SAへ走れ」。
この指示書で吹田SA、国鉄高槻駅へ動かされるが、犯人現れず捜査網を解く
江崎グリコにかかってきた犯人からの電話の音声(00:00:22)
5月10日   犯人からの3回目の挑戦状。
グリコ製品に青酸を入れたとほのめかす内容を新聞に掲載したことで、店頭からグリコの商品が次々と撤去される。
工場はストップ。
数十億円という損害が生じた。
5月20日 【4回目のグリコ取引】 長岡香料にグリコ宛脅迫状。
「3億出せ。応じるなら車3台並べろ」
同日夕方、長岡香料に連絡。
「3億出せば脅迫やめる。
5月26日夜ロッテリア茨木穂積店へ持参せよ」
 
5月25日   グリコ、長岡香料宛脅迫状
「26日夜TELする。赤い車用意しとけ」
 
5月26日   グリコ、裏取引に応じロッテリア茨木穂積店に3億円持参したが、犯人からの接触なし。  
5月30日 【5回目のグリコ取引】 長岡香料にまた脅迫状。
「6月2日午後8時から8時半の間に摂津大同門に3億積んだ白カローラ置け」
 
6月2日   犯人グループから指示された現金受け渡し場所に、捜査班が急襲。 犯人を確保するが、その男性は、犯行グループに交際相手の女性を人質にとられた替え玉だった。
毎日新聞「犯人逮捕」の誤報を打つ。
 
6月24日   グリコは、新聞朝刊に
「ともこちゃん、ありがとう。グリコは、がんばります」
の広告を掲載。
 
6月26日   「グリコゆるしたる」
と犯人からの犯行集結宣言がメディアに届く。
 
6月28日   丸大、犯人からの指示通り5千万円を用意し高槻駅へ向かう。
現金受け渡し現場を張り込む捜査班は電車内で「キツネ目の男」と遭遇。
京都駅の雑踏の中でその姿を見失う。
 
6月29日   捜査員、丸大取引の際の「キツネ目の男」を似顔絵にする。
捜査の極秘資料に。
 
7月3日 【2回目の丸大取引】 丸大にまた脅迫状。
「7月6日午後8時茨木市内のレストランで待て。4日5日に広告出せ」
 
7月6日   指示された現金引渡し場所に捜査員張り込むが犯人現れず、警戒体制を解除。  
7月11日   丸大本社に脅迫状。
「おまえら なに かんがえてんねん 今度は1億円にする」
 
7月12日   このころハウスなど7社に脅迫状。
「用あれば勝久のテープ送る…にせもんに金はろたらあかんで」
 
7月23日   ジャスコなど4社に脅迫状。  
9月18日   現金引渡し現場で森永社員に扮した捜査員、1億円持ち待機するが、犯人現れず警戒解く。  
9月20日   毎日新聞「森永製菓へ脅迫状」をスクープ。  
9月24日   犯人からの挑戦状。森永製菓脅迫を暴露。  
10月8日   犯人からの7通目の挑戦状。
青酸入りの菓子をばらまくという内容。
コンビニエンスストアなど4府県16ヵ所で青酸入り森永ドロップ発見。
これ以降、流通業界は森永製菓の商品の撤去を開始。
株価も大暴落。
損害額は70億円にものぼった。 高島屋、阪急、大丸など27社に脅迫状。
 
10月9日   NHK大阪に挑戦状とともに毒入り森永届く。
郵送の菓子は10月22日迄に計5個。
森永製菓関西本部にかかってきた子どもの声の電話
10月11日   脅迫に利用されたテープの声を公開。
女の声は4月24日夜、グリコ監査役宅にかかったきたもの。
子供の声は9月18日夜、森永製菓関西本部にかかってきたもの。
10月15日   警察は青酸入りの菓子が見つかったコンビニの防犯カメラに写っていた男の映像を公開。
商品棚の前で怪しい動きをする野球帽の男。
10月25日   大阪府警で、警察と在阪社会部長会との懇談会。
報道協定の打診。
 
11月1日 【2回目の森永取引その1】 森永製菓に脅迫状。2億円要求。
毎日の広告で返事をと指示。
 
11月6日   毎日朝刊(東京、大阪本社発行版)尋ね人広告
「二郎へ 悪友いなくなった」で森永、犯人に返事。
 
11月7日 【1回目のハウス取引】 ハウス食品工業総務部長宅に脅迫状投げ込まれる。
14日に1億円要求。
 
11月13日   報道協定、本協定締結。

挑戦状、東京の報道機関に。
7月丸大脅迫暴露。
9月18日森永も言及。
 
11月19日 【2回目の森永取引その2】 森永へ脅迫状。求人広告要求。「2億やで」
ハウスに脅迫状。システム管理課長宅に郵送。
「ええ社員持ってる 森永相手に忙しい」
 
11月30日 【2回目の森永取引その3】 森永製菓に脅迫状。4度目の広告掲載を要求。  
12月1日   大阪府警、記者会見で森永製菓への脅迫状を公表。  
12月10日   在阪社会・報道部長会、午後までに協議の上、夕方5時をもって報道協定解除と決める。  
12月17日 【2回目の不二家取引】 不二家宛第2の脅迫状。
「12月23日、梅田の阪神百貨店屋上から2千万円ばらまけ」
 
12月28日 【3回目の不二家取引】 不二家へ第3の脅迫状。
「1月5日の日曜日に池袋のビルから2千万ばらまけ」
 

1985年

1月10日   「キツネ目の男」の似顔絵を公開。
防犯カメラの映像(00:01:35)
※冒頭以外、音声はありません。
1月12日   各社、「不二家脅迫」を報道。
1月26日   ハウス再脅迫
「今度は2億円、1月28日名古屋支店にTELする」
2月2日   ハウスにまた脅迫状
「へたな さいくするな しばらくやすむ」
2月6日   グリコ再脅迫。「約束の6億出せ」
2月12日   東京と名古屋でチョコばらまかれる。
2月13日までに12ヵ所13個。うち8個から青酸ソーダ検出。
2月27日   犯人からの挑戦状。
「森永 ゆるしたろ…おもろい こと かんがえとるんや」
3月6日   駿河屋に5千万円要求の脅迫状が届く。
8月7日   滋賀県警の山本本部長が焼身自殺。
8月12日   犯人からの脅迫状。
「くいもんの 会社 いびるの もお やめや」
と犯人側から集結宣言が届く。

2000年

2月12日   グリコ・森永事件の完全時効が成立。