第1回 人は誰でも幸福になれる
- 【放送時間】
- 2011年11月2日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育)
- 【再放送】
- 2011年11月9日(水)午前5:35~6:00/Eテレ(教育)
- 2011年11月9日(水)午前11:30~11:55/Eテレ(教育)
- ※放送時間は変更される場合があります
- 【ゲスト講師】
- 合田正人(明治大学文学部教授)
不幸をなげき悲しみ、他人や社会のせいにするのはたやすい。しかし自己憐憫からは何も生まれないとアランは述べる。そして幸福を得る方法としてまず大事なのは、不幸の原因を見詰め、対処法を見つける事だという。そしてアランは、気分が沈まないようにするため、意識的にあくびや背のびをして気分をリラックスさせるといいと語った。第1回では、誰にでも出来る幸福への道筋を解説、負の感情にとらわれないようにする術を学ぶ。


第2回 人生の主役になれ
- 【放送時間】
- 2011年11月9日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育)
- 【再放送】
- 2011年11月16日(水)午前5:35~6:00/Eテレ(教育)
- 2011年11月16日(水)午前11:30~11:55/Eテレ(教育)
- ※放送時間は変更される場合があります
- 【ゲスト講師】
- 合田正人(明治大学文学部教授)
アランは幸福の例として芝居をあげる。つまらない芝居を見ると退屈する。しかし自分が芝居に出る時にはつまらない芝居でも退屈しない。だから「幸せになりたい人は舞台に上がらなくてはならない」とアランは言う。幸福を得るためには、人生の主役になって前向きに努力することが何より大切だ。もちろん努力は苦しいことでもある。しかし人は苦しさを乗りこえた時こそ、幸福を感じる。棚ぼた式の幸せはありえないとアランは記した。


第3回 ダンスのように人とつきあう
- 【放送時間】
- 2011年11月16日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育)
- 【再放送】
- 2011年11月23日(水)午前5:35~6:00/Eテレ(教育)
- 2011年11月23日(水)午前11:30~11:55/Eテレ(教育)
- ※放送時間は変更される場合があります
- 【ゲスト講師】
- 合田正人(明治大学文学部教授)
礼儀を知らない人はよい人間関係を築けない。そのため人は礼儀を学ぶ必要があるとアランは言う。アランは礼儀とはダンスのようなものだとした。規則だけ覚えても、自然に動けるようにならなくては、ダンスにならない。過剰に意識するのではなく、半ば無意識のうちに相手に敬意を払えるようになること—それが礼儀だとアランは説いた。ありのままの相手を受け入れられる広い心を持つ、それも幸せには大切なことなのだ。


第4回 幸福になることは義務である
- 【放送時間】
- 2011年11月23日(水)午後10:00~10:25/Eテレ(教育)
- 【再放送】
- 2011年11月30日(水)午前5:35~6:00/Eテレ(教育)
- 2011年11月30日(水)午前11:30~11:55/Eテレ(教育)
- ※放送時間は変更される場合があります
- 【ゲスト講師】
- 合田正人(明治大学文学部教授)
- 【特別ゲスト】
- 鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)



- ○NHKテレビテキスト「100分 de 名著」
- アラン『幸福論』2011年11月
- 2011年10月25日発売
- 定価550円(本体524円)
- →詳しくはこちら(NHKサイトをはなれます)