2011年03月10日 (木)
【交通事故撲滅キャンペーン】第4回「交通死亡事故の分析と対策」

今回は、愛媛県警察本部交通部参事官の豊島次朗交通企画課長に、スタジオで、最近の事故の特徴や注意点を伝えていただきました。

キーワードは3つです。
▼高齢者
▼右からの危険
▼夜間の事故

ことしに入って先月末までに愛媛県内で死亡した16人のうち、高齢者は10人でした。
高齢者は、自分の体力を認識し無理な横断はしないことが大事です。

道路横断中の事故は、歩行者が7人、自転車が2人でした。
すべてドライバーから見て右から横断していて事故にあっています。

夜間事故で死亡したのは8人です。
多くの自動車のライトは、左からの飛び出しに備えて、やや左向きに設定されています。
ハイビームからロービームにしたときに、ライトがあたる方向は、さらに左向きになります。
夜間は、なおさら右側にも注意を向ける必要があります。歩行者は反射材などを着用すると効果的です。

また、信号機のない交差点では、横断歩道が近づいているということを知らせるダイヤモンドの形をしたマークが必ず標示されています。このマークがあると、ドライバーは減速してください。

豊島参事官は、「交通事故を減らすために県民ひとりひとりがルールを守ることが大事です。
『交通事故起こさない、あわない』という意識を持ってもらいたい」と話していました。

交通事故110310_1.jpg


交通事故110310_2.jpg

 

「愛媛県内の主な交通事故発生場所」(※NHKのサイトを離れます)

投稿者:NHK松山 | 投稿時間:2011年03月10日 19:00 | 固定リンク

2011年03月09日 (水)
【交通事故撲滅キャンペーン】第3回 事故防止を願う小学生

県警担当記者の石黒志織です。
愛媛県警察本部が取り組んでいる、交通事故の死者を60人未満にする目標。
この「アンダー60」のポスターを描いた砥部町立麻生小学校6年の
曽根帆花さん(11歳)にインタビューしました。

曽根さんが描いたのは、自分たちが集団登校しているふだんの様子です。
曽根さんが考えた「私がお手本交通安全」という標語と、
年下の児童を先導しながら左右をしっかり確認して
交差点を渡る自分たちの姿が、いきいきと描かれています。

交通事故110309

曽根さんは6年生になり、集団登校の班長を任されました。
班長として、交通安全の問題を身近に感じるようになったといいます。
「低学年を真ん中にして、気をつけながら登下校するようにがんばっています」と話す曽根さん。
このことばに上級生としての責任感を感じました。

愛媛県警察本部は、このポスターを7500枚、チラシを1万枚印刷して、
先月から県内の公共施設などに掲示しています。
曽根さんは「急がずあせらず、横断歩道などに注意して、事故を起こさないようにしてほしい。けがした人はすごくつらい思いをするし、ドライバーもつらい思いをするから気をつけてほしいと思います」と話していました。
曽根さんがポスターに込めた願いが、広く伝わってほしいと感じました。

投稿者:NHK松山 | 投稿時間:2011年03月09日 19:00 | 固定リンク

2011年03月08日 (火)
【交通事故撲滅キャンペーン】第2回 道路横断中の事故を防ぐには...

ことし、先月末までに愛媛県内で死亡した16人のうち、歩行者が7人と半数近くに上っています。愛媛県警察本部の調べによりますと、この7件の事故とも、歩行者は、車のドライバーから見て右から左に道路を横断しているときに、車にはねられています。

死亡した7人のうち、5人は65歳以上のお年寄りでした。警察では、お年寄りは、自分が思っているより道路を渡るのに時間がかかるのが、事故が多発する背景にあると見ています。また、まだ遠く離れていると思っていても、車は思ったより早いスピードで走っているケースも考えられます。

一方、車の運転手は右から渡ってくる歩行者には気付きにくいと指摘されています。運転手は、すぐ脇の左側の歩道から人が飛び出してこないか特に注意していますから、右側から渡ってくる歩行者に気付きにくいケースがあるのです。また、路上駐車している車があると、その車が邪魔をして歩行者が見えなくなることもあります。

人にもよりますが、およそ12メートルの幅がある2車線の道路を渡るのに、お年寄りは、12秒から14秒程度はかかります。道路を渡るときは、きちんと横断歩道を渡るようにするだけでなく、自分の歩く速さ、体力を認識して無理をしないことも大切です。

110208_01.jpg

 

110208_02.jpg

投稿者:NHK松山 | 投稿時間:2011年03月08日 19:00 | 固定リンク

2011年03月07日 (月)
【交通事故撲滅キャンペーン】第1回 お年寄りを事故から守ろう

交通死亡事故が多かったのは、昭和40年代です。
「交通戦争」ということばが生まれるほど、全国的に交通事故が相次ぎました。
愛媛県では、死者が200人を超える年が続き、昭和47年には244人と、最も多くなりました。

このときをピークに、交通事故による死者は、減少傾向となっています。
去年は64人と、昭和27年以降で最も少なくなりました。
ことしは、交通事故による死者が、2月末までに16人と、去年の同じ時期より6人増えています。

事故が多発した昭和40年代の前半は、子どもが死亡する割合が比較的高かったものの、
昭和50年代からは子どもの死者の数は減っています。

しかし、お年寄りの死者は減少していません。
ことし交通事故で死亡した16人のうち、10人がお年寄りです。
お年寄りが60%あまりを占め、全国平均のおよそ50%を大幅に上回っています。

お年寄りを事故から守るには、ドライバー側とお年寄りの双方の意識を高めることが不可欠です。
道路を横断するときにお年寄りがはねられる死亡事故が多く、双方が十分な注意を払うことが必要です。

 

交通事故110307

投稿者:NHK松山 | 投稿時間:2011年03月07日 19:00 | 固定リンク