NHK松山放送局 アナウンサー・キャスターページ

子どものころはどういった性格でしたか?

まあ、元気で家にあんまりいなくて、いつも外に遊びに行っていて、あまり勉強しない子でしたね(笑)。とにかく運動が好きでスポーツが好きで、通知表で体育は5以外とったことがないです足も速かったですね。運動会の徒競走は小学校1年~5年まで毎年1位でも6年だけ2位。一生の不覚だと思っています・・・。悔しかったなぁ~。将来の夢は、定番ですけど「プロ野球」の選手。小学校の卒業文集では、「1億円プレーヤーになる」って書いてましたね(笑)。恥ずかしい・・・。
ボール競技なら何をやってもうまかったんですけど、体が硬いんですよ。マット運動とかになると、からっきしダメで後ろにごろんと転がる後転もできなくて、そういう器械運動になると急に元気なくしていました。

<学生時代からテニスに夢中 イギリスで憧れの芝コートでプレー>

スポーツはやっていたんですか?

小学校・中学校の時は野球が中心で、ちょっとサッカーもやっていました。高校から本格的にテニス始めてのめり込みました。高校3年生の最後の大会では、愛知県大会ベスト8。インターハイ全国高校総体出場を目指していましたが、あと一歩のところで負けてしまいました。今、高校生の部活動を取材していると、練習内容とかハードなメニューとか、すごいな~と感じますね。わたしも高校時代、もっと工夫して、もっと追い込んだ練習ができれば、もっと強くなったかなって思います。
よく言うんですけど、“人生で大切なことのほとんどはテニスから学んだ“って。これ、もう一回いいましょうか?(笑)テニスって孤独なスポーツなんです。試合が始まったら誰のアドバイスも受けられない、今は女子の国際大会ではコーチがアドバイスをする機会が認められているんですけど、コートに入ったらすべて一人で解決しなくてはいけない。大学生の時、真夏のものすごい暑い日に、大接戦で試合時間が3時間ぐらいになりました。誰もアドバイスしてくれないし、誰とも話すことができない、この場面をどうするか、どんなショットを打つか、相手の弱点はどこかって、すべてを自分で決断しなければならない、テニスコート上で暑さと疲れでフラフラになりながら、思わず「なんて孤独なんだ!」って叫びましたよ(笑)。ただ、それによって「決断力」がつきました。これは人生においても一緒です。色んな決断する力をテニスから学んだと思っています

テニスの思い出はありますか?

子どものころからウィンブルドンの中継をよく見ていたんです。長年、NHKのウィンブルドンの中継の解説をしてくださっている福井 烈(ふくい つよし)さんは、全日本選手権シングルスで史上最多の7回優勝しているテニスプレーヤーにとって憧れの人です。高校3年生の時、試合会場にその福井さんが視察にいらしてたんですね。それで当時、無名の高校テニス部員の酒井少年は“これはチャンスだ!”と、ここでこの人の目にとまったらプロの道が広がるかもしれないって思ったんです。結局、1-6、0-6とかで負けて・・・。実は、対戦相手が全国トップクラスの選手で、その選手を見に来ていたんですよね。あこがれの人の前でプレーして、“いいもの持ってるね”って言われたかった~
その後、ウィンブルドンの中継で福井さんとご一緒させてもらった時に“実は僕、あのとき福井さんに試合を見てもらったんです”って言ったら“ああ~あのときの”って言った後「まったく覚えてない」っていうオチです(笑)

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