ずっとしこく #29 NPO法人 事務局長 安岡千春さん ずっとしこく #29 NPO法人 事務局長 安岡千春さん

藤「今回ご紹介するのは高知県日高村で子育て中のお母さんたちが中心となり地域のために活動するNPO法人の事務局長を務める安岡千春さんです。」

#どのような仕事?

藤「よろしくお願いします。」

安岡「よろしくお願いします。」

首藤「どういうお仕事をされているんですか。」

安岡「地域の困りごとを解決するっていうことで、地域の人の声、そういう声を大事にして、こんなのあったらいいな、とかあんなのあったらいいな、っていわれるのを仕事にしてきました。」

#始めたきっかけは?

藤「会をそもそも始められたきっかけは?」

安岡「子育て支援センターに集まっているお母さんたちが集まって2,3人でお茶を飲んで子どものことワイワイ話してやっているうちになんか仲良くなって、地域のためになんかできるかね、みたいなところから始まっていますね。」

16年前 村の施設で共同利用するチャイルドルームを開始
子守は数人のママが担当 料理が得意なママは食事担当
村人たちの分も作り始める
子守と喫茶店は有償サービス 利益は平等に 月給 6千円ほど

#なぜ有償のボランティア?

藤「有償ボランティア、それはどういうことなんでしょうか。」

安岡「お互いが対等になるためには10円でも100円でもお金が必要で、こちら側としてはその仕事に対して100円でももらうなら時間は守らないといけないし、責任の義務みたいなそういうところも出てきて気持ち良く仕事ができるし、仕事以上のことをお返しするっていうのがやっぱりお母さんだから出来る細やかなサービスみたいなところがありますね。」

#お母さんパワー?

藤「やっぱりそのお母さんたちのパワーが行き届くってことなんですか?」

安岡「そうですね。お母さんたちは細かいところに気が付くので、本当にみんながみんないろんな事に気が付いて井戸端会議みたいな感じでなんかワイワイとしゃべってて、しゃべっている間にいろんな情報共有ができるんですね。」

困りごとを仕事に
(1)高齢者向け食事の宅配 (2)高齢者デイサービス(3)施設の清掃
現在 23の業務に14人のお母さんが常勤

岡「小規模・多機能でやらないと小さな村ですからいろいろな困りごとをちょこちょことお手伝いして。」

#いろいろな仕事があり大変では?

藤「大変って思うことはないんですか? そんなにいろいろあって。」

安岡「やっている人たちは大変でしょうね。」

首藤「大変ですか!」

安岡「大変でしょうね、たぶん。これもやってあれもやって、あそこ手が足らんっていうからこっちも手伝ってあげてとかって、いろいろ考えながら動いてますから大変だと思いますよね。」

#モチベーション(やりがい)は?

藤「みなさまのモチベーションというのは、どういうところにあるんですか。」

安岡「やっぱりやったことに対して“ありがとう”って言ってもらえるっていう、“おいしかったよ”って言ってもらえる、そういうところの充実感とか達成感とかそういうところがモチベーションじゃないかなと思いますね。」

#需要の増加に対応できるか?

藤「人口が減ってきて高齢者が増えていくと助けてほしいという人たちがこれからどんどん増える気がするんですけれど、どうですか? やれるものですか。」

安岡「やっていますよね。もうそれは最初からやってて、本当に生活の中で小さな困りごとなんですけど、そこを手助けすることができたなら住み慣れた家でずっと暮らすことができる。」

藤「それは本当にありがたいですよね。自分たちもそうしたいし、将来。」

安岡「そう、自分たちも年をとった時にね、その時に使えるサービスがたくさんあるとありがたいですよね。」

藤「お母さんたちのパワーが本当にすごいです。家で子どもの面倒を見るように地域のちょっとした面倒を見る。それがうまく仕事になっていて、またその地域の活性化につながるという、そのあたりの仕組みがうまく回っているのが魅力的だなと思いましたし、四国のいろんな地域のヒントになるんじゃないかなと思いました。」

首藤奈知子の「ずっとしこく」取材日記 首藤奈知子の「ずっとしこく」取材日記

「ずっとしこく」第29回は、高知県日高村で子育て中のお母さんたちが中心となり地域のために活動するNPO法人の事務局長を務める安岡千春さんです。


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