小野文明
これから大学生になる皆さんへ
キャスターの小野文明です。
2月13日(土)に放送した「ギュッと!気にナル調査隊」のテーマは、
「コロナ禍の新入生・不安を解消!」でした。
その中で、中四国の大学の大学生協の取り組みを集めている
Webサイト「Vsign」をご紹介しました。

実際にサイトを見てみましたが、
物件の紹介や教材の購入方法などの情報が載っているだけでなく、
ビデオ通話アプリを使って「オンラインでの」新入生交流会が催されている大学が
あることも見つけました。

コロナ禍の今ならではのユニークな取り組みですよね。
ただ、「こういった取り組みのおかげで入学前に友達ができたら心強いな」と思う一方、
「そう簡単にはいかないよ…」と不安に感じる人もいるかもしれないとも思いました。
そんな新入生の方に向けて、私の学生時代の体験を少しお伝えしたくなりました。
実は私も、大学に入学した頃はなかなか友達ができずに悩んでいました。
当初はたくさんの友達とにぎやかに過ごすキャンパスライフにあこがれて、新入生の交流会に参加してみましたが、既に出来上がっている仲良しグループに気後れしたり、100人以上の学生が所属するサークルに入ってみたものの馴染めず次第にフェードアウトしたり。
不器用なせいか友達作りがうまくいかず、
入学して数か月は、講義も昼ご飯も1人でいることがほとんどだったと記憶しています。
それでも、少しずつですが私にも大学に友達ができました。
いま振り返ると、友達ができ始めたのは
意外にも「無理して友達を多く作らなくていいや」と思い始めてからでした。
入学当初自分が予想していなかった場所・タイミングで出会った人たちに、飾らず「自然体」で接してみたら 驚くほどすんなり仲良くなれました。
政治経済学部に入学したのになぜか第二外国語のスペイン語のクラスで同級生たちと意気投合したり、3年生のときに入った経済学のゼミで 自分と同じようにTV業界の就職を目指す仲間たちと出会ったり、といった具合です。
彼らは、社会人になった今も連絡を取り合う(コロナで会えないのは辛いところですが)
大切な友達です。
もちろん、大学に入学してすぐに仲の良い友達ができるに越したことはありません。
でも、すぐに友達ができなかったとしても気にすることは全くないよとお伝えしたいです。
コロナ禍での入学ですから、
今の大学生の皆さんには、当時の私が経験しなかった苦労や制約があるはずです。
それでも、この春からの新天地で、少なくてもいいから互いに信じあえる仲間を見つけて
社会人になるまでの「助走」を楽しんでもらえたらと思います。
5年前まで大学生だった1人の先輩の意見として、参考になさってください(笑)。
投稿時間:2021年02月15日 (月) 10:10 | 固定リンク
「宝メシグランプリ」その後・・・
アナウンサーの小野文明です。
先月放送した、全国各地のお宝グルメを紹介する「宝メシグランプリ」。

四国代表として取り上げた 愛媛県四国中央市の「蒸し上げ雑炊」が見事グランプリを受賞したんですが、先日 渋谷から四国中央市へ番組のトロフィーが送られたようです!

番組ロゴに加え、「蒸し上げスリー」のお三方の名前が!

ロケのとき、「美味い!美味い!!」と雑炊の感想を申し上げていたら
お三方にどんどん勧められ、結果的に5~6杯食べました。
おかげで、家に帰ったら体重が2kg近く増えていました(笑)また食べたいです。
改めて、四国中央市の皆さん おめでとうございます!
そして、放送へのご協力ありがとうございました!

投稿時間:2021年02月12日 (金) 15:28 | 固定リンク
冬キャンプの魅力をお伝えします!
アナウンサーの小野文明です。
今週土曜日(2月6日)放送の「ギュッと!四国」では、
冬キャンプの魅力を特集します。
先日、収録で火起こしや「キャンプ飯」に挑戦してきました。
放送では、寒さを乗り切る「奥の手」も登場します!?

ご期待ください!
投稿時間:2021年02月04日 (木) 14:30 | 固定リンク
来年もよろしくお願いします!
キャスターの小野文明です。
いよいよ年末。
「ギュッと!四国」も、2020年最後の放送を終えました。
今年は、皆さんにとって特殊な1年だったと思います。
私にとっての2020年、漢字1文字で表すと…

「異」です。
会社に入って初めての人事異動で松山放送局に赴任したこと。
これまで担当してきた番組(高知県で夕方6時10分から放送しているニュース番組)とは異なるジャンルの番組を担当することになったこと。
愛媛、香川、徳島、高知。同じ「四国」でありながら、その歴史や風土、魅力はそれぞれ異なるものがあって、仕事の日も休みの日も、その違いがおもしろいと思えた1年でした。
そして、やはりコロナウイルスの影響を受けた「異常な年」でもありました。
「ギュッと!四国」もコロナとは無関係でいられず、ゲストや出張のリポーターが松山に来られない時期があったり、「リモート」や「ソーシャルディスタンス」など新しい演出を求められたり。チームとして失敗と成功を繰り返し、苦労もありました。
ウイルスの脅威はこの先すぐなくなるわけではありませんが、土曜の朝にホッとできる時間を皆さんにお届けできるよう、これからもスタッフと一丸になって頑張ってまいります。
来年も「ギュッと!四国」をよろしくお願いいたします!
投稿時間:2020年12月26日 (土) 08:00 | 固定リンク
「遊び心」を大切に!
キャスターの小野文明です。
12月12日(土)放送の「おめざ発見伝」のコーナーでは、香川県のいちご「女峰」をご紹介しました。

このいちごは、甘すぎないためにケーキとの相性が良く、実が比較的固いため 華やかな見た目の切り方「フルーツカッティング」に適しているそうです。

リポーターの高松局・上原あずみさんがスタジオにいちごを持ってきてくださったので
放送後、「フルーツカッティング」に挑戦してみました。
いちごと生クリームを使って「サンタクロース」を作ります!

いちごを先端から3分の1くらいのところでカットして、断面に生クリームをしぼります。

いちごの先端部分を生クリームの上に載せると…
早くもシルエットがサンタに見えてきました!(クリームの下が胴体で上が帽子)

チョコレートで目と鼻、洋服のボタンを描いて…

完成です!
私は不器用な人間だと自分で思っていますが、今回は意外にも可愛らしくできました(笑)
それに、「いちごサンタ」を作るのに2~3分もかかりませんでした。簡単です!
今年は新型コロナの影響で「クリスマスはおうちで過ごす」という方もいらっしゃるかと思います。ご自宅でケーキを作るときなど、ご参考になさってみてください。
こういう「遊び心」を食卓で見られたら、楽しく過ごせそうです。
「遊び心」と言えば!
「おめざ発見伝」のVTRのラストカット、皆さんはお気づきでしたか…?

数秒だったので分からなかったかもしれませんが、よ~く見ると
いちごサンタの周りに「ギュッと!四国」のマークがいくつも!
手作りのフィルターを使って、工夫して撮影したそうです。
カメラマンの粋な計らいでした!
投稿時間:2020年12月14日 (月) 13:05 | 固定リンク
世相を表す小さなペット
キャスターの小野文明です。
12月5日(土)の放送は、愛媛県今治市出身の村上ショージさんとお送りしました!

ショージさんが最近ハマっているのは「メダカの飼育」。

(村上ショージさん インスタグラムより)
新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が増えたことがきっかけで始めたそうです。
この話を伺って、1か月ほど前の放送を思い出しました!

(2020年10月31日(土)放送「ギュッと!四国」より)
いわゆる「おうち時間」が増えたことでメダカの飼育を始める人が増えていて、
一般的なメダカだけでなく品種改良された希少な色・形のメダカも人気を博している、と山口寛明アナウンサーが中継で伝えてくれました。
俄かにメダカ愛好家となったショージさん、「メダカの中には1匹数千円以上するような高級品種がいる」こともご存じでした。
スタジオで中継の映像を見ていたときは「ふむふむ、確かに家にいる時間が増えたらメダカを飼い始める人が出てくるかもしれないなぁ」と思う程度でしたが
その1か月後のショージさんとのトークで「本当にそうなんだー!!」と、答え合わせができたような気持ちになりました。
「ギュッと!四国」では、引き続き「イマ」を切り取る企画をどんどん放送していきます。
視聴者の皆さんからも「これが気になる!」「最近よく聞くアレって、実際のところどうなの?」といったテーマを募集しています。
こちらのページから気軽に投稿してみてください。
↓
https://www.nhk.or.jp/matsuyama/gyutto/form.html
投稿時間:2020年12月07日 (月) 11:49 | 固定リンク
「ゆねり」のような○○に...!
キャスターの小野文明です。
11月21日(土)の放送では、愛媛県大洲市の「ゆねり」をご紹介しました!
「ゆねり」とは、ゆずを調味料と共に煮込んだ料理です。
肱川の上流の地域で伝統的に作られていて、家庭ごとに味が微妙に違うんだとか。

放送終了後、朝食も兼ねていただきました!
初めはマーマレードの味に近い印象を受けたんですが、みりんが効いているからか、塩味というか「和」が感じられました。
リポーターの近江さんによると、そのまま食べても良し、パンに塗って食べてよし、料理のアクセントに良し、とのこと。
活躍の幅が広いですね…!
土曜日の勤務はお昼のニュースを終えると一息つけるのですが、
そんなときにふと近江さんの話を思い出して、「ゆねり」のような活躍の幅が広い人材にいつかなれたらなぁ…と思った晩秋の午後でした(笑)
ちなみに、放送でご紹介した「ゆねり」の作り方はこちらです!
↓
https://www.nhk.or.jp/matsuyama-blog/gyutto/omeza/439532.html
投稿時間:2020年11月30日 (月) 14:50 | 固定リンク
小豆島発・優雅な朝食と「オンライン」のマラソン大会!
11月14日(土)放送の「ギュッと!おめざ発見伝」では、香川県小豆島のオリーブオイルで作るコンフィを高松局リポーター・上原あずみさんと紹介しました。

放送終了後、松山局の食堂にて。
上原さんに持ってきていただいたコンフィをパンに塗って、いただきました!
このコンフィは、ドライフルーツやナッツを蜂蜜・スパイスと混ぜ、オリーブオイルに浸けて作られていて、蜂蜜の甘さとオリーブオイルの香ばしさが良い相性!
ナッツ・ドライフルーツの味や食感が引き立っていて、オシャレな味わいでした。
上原さんによると、小豆島では「ハート型のオリーブの葉を見つけると幸せになれる」と言われているようです。
四葉のクローバーみたいですね。
上原さんは収録のとき、このハート型の葉にめぐりあったそうです!

上原さんの手元。細長い2枚の葉が根元でつながった形で、確かにハート型ですね。
写真を撮るとき、自分の頬の前に葉を出すとハート型が際立つんだとか。
ちなみに、ハート型の葉は「ネバティロブランコ」という品種のオリーブの木で見つかりやすいそうです。
皆さん、小豆島に行ったときは気にしてみてくださいね。
次の(21日の)放送では、最近四国でも開催されるようになった「オンラインマラソン」を調査してきました!
この「オンラインマラソン」という言葉を初めて聞いた時、市民ランナーの端くれとして
「マラソンを“オンラインで”ってどういうこと?」
「どんなところが楽しいの?」
「そもそも実際に走るの?走らないの!?」など、いろんな「?」が湧き出てきました。
そこで…

実際に走って調査してきました!
私、これまでにフルマラソンは2回完走したことがありますが、オンラインの大会は今回が初めてです!
今回はハーフマラソンの部(21kmあまり)にエントリーしました。
詳しくは放送を見ていただきたいのですが、走り終えてみて
「オンラインマラソン」はランニング初心者でも参加しやすい、初めての目標になり得る取り組みだと思いました。
目標にしていた大会が中止になって落ち込んだベテランランナーの方、
そしてコロナをきっかけに最近ランニングを始めたという方、
ぜひご参考になさってください!(小野の力走にもご期待ください!)
投稿時間:2020年11月17日 (火) 10:34 | 固定リンク
徳島の食卓に欠かせない「すだち」がうまい!!
キャスターの小野文明です。
10月24日(土)に放送した「おめざ発見伝」では、徳島特産の「すだち」を使った簡単グルメをご紹介しました。

詳しいレシピはこちら↓
https://www.nhk.or.jp/matsuyama-blog/gyutto/omeza/437982.html
炊いたごはんにかつお節をのせて、しょうゆをかけ、仕上げにすだちをしぼりかけるだけ!
びっくりするほど簡単!ということで、

「すだちごはん」、放送終了後の朝ごはんで試してみました!
※左に映っているのは、今回のリポーター・徳島局の越田穂香さん。
土曜の朝は、放送終了後にスタッフ一同 松山放送局4階の食堂でそろって朝ごはんを
食べることが多いです(打ち上げの飲み会の代わりみたいなものです)。
搾るときに注意していただきたいのが、すだちを縦にカットするのではなく(写真左)
横からカットする、という点です(写真右)。

以前、私は自宅で何も考えず左の写真のようにすだちをカットしましたが、果汁を絞りづらかったです…。
右の写真のようにカットすることを、果実を地球のように見立てて、その赤道にあたる部分を切ることから「赤道切り」と呼ばれているそう。
果汁を搾りやすくなります。
(「赤道切り」ってプロレスの技の名前みたいだなぁと思ってしまったのは私だけ!?笑)

越田さんが持ってきてくださったすだちを
ちゃんと「赤道切り」して、かけます!
すだちごはん、美味しいです!
かつお節の風味がすだち果汁で引き立ち、
酸っぱさと合わさって良い旨味になっていました。
放送で紹介しておいて手前味噌ですが、
朝に合う一品だと思いました!
ちなみに、すだち果汁を味噌汁にもかけてみましたが
これまた相性がよかったです!
(徳島では、すだち×味噌汁の組み合わせは珍しくないそうです)
皆さんもお試しあれ!
投稿時間:2020年10月26日 (月) 15:24 | 固定リンク
俳句の"ビギナーズラック"!?
キャスターの小野文明です。
「ギュッと!四国」がスタートして半年が経ちますが、初めてブログを書きます。
番組の中で、俳人の夏井いつきさんと月に1回程度のペースでお送りしている「夏井いつきの四季めぐり」。
季節ごとに合った兼題(テーマ)で皆さんから俳句を募集し、
夏井さんが心を動かされた句や「おしい!」と思う句の紹介・添削を行っています。
私、俳句を詠んだことは大人になるまで一度もなかったんですが、
この俳句のコーナーを「自分ごと」として捉えて放送に臨めるようにするため、
そして勤務地の愛媛の理解を深めるために、
視聴者の皆さんと同じように自作の俳句を番組HPから個人として投句しています。
兼題によっては、句がどうしても思い浮かばず投句できなかったり
投句したものの、夏井さんに「お前!歳時記ちゃんと読んでないだろ!」とお叱りを受けたりしていたんですが…(笑)

なんと!
前回(10月10日)の放送終了後!番組のホームページを見たら!

夏井さんが選ぶ「秀作」に入選していました!やったああああ!
兼題:秋祭(あきまつり)
潮騒に松明かつぐ秋祭り 文明(ぶんめい。自分で勝手につけた俳号です…)
前任地の高知県の、中土佐町にある海辺の神社「久礼八幡宮」の例大祭を詠みました。
この祭りの最大の特徴は、長さ6m近くある巨大な松明を先頭に地元の皆さんが漁師町を練り歩くところです。
あの大きな松明が今も忘れられません。
きっと「まぐれ」や「ビギナーズラック」だと思いますが、
入選すると想像以上にうれしいです。
子どもの頃、作文を学校の先生にほめてもらった時の感覚に近くて、
懐かしくもあります(笑)
と同時に、もっと上手くなりたいといいますか、
日常で出会う出来事や風景などを十七音で切り取ってみたいなと思いました。
せっかく俳句の国・愛媛に暮らすことになったので、
この文化を通じて愛媛(および四国)をもっと楽しみたいです。
まずは他の皆さんの句や夏井さんのコメントをしっかり読み込んで勉強します!
番組ホームページには、放送でご紹介しきれなかった句がたくさん載っていますので
是非ご参考になさってください!
▼ギュッと!四国 夏井いつきの四季めぐり
https://www.nhk.or.jp/matsuyama-blog/gyutto/haiku/
次の兼題は「紅葉」。応募の締め切りは今月25日です。
皆さんからのたくさんの投句をお待ちしています。
僕も何とか1句はひねり出したいです…!
投稿時間:2020年10月13日 (火) 11:26 | 固定リンク
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