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本田 久子

人生で一番雨に濡れた日 ─英世さん、干される─

ポツポツ降ってはきたものの、家まで、あと2,3分。

が、しかし、あまりにもあまりにもあまりにも・・・な、降りになってきた。

「急な強い雨や落雷にご注意下さい」30分ほど前に自分で言った気象情報が大当たりだ。

目に雨が入り開けられない。すごい勢いで体に当たる雨が痛い。水しぶきで、目の前はレースのカーテンがかかっているよう。危ないと思い、自転車をおりて車道外側線でじっとする。足元のアスファルトは「もう、水をはけることが出来ません!!!」と言っている。自転車を押してなんとか、なんとか前に進む。すぐそこが家なのに、遠いこと遠いこと。

かろうじて、そう「ほにょって」帰宅。自転車のカゴに入れていたカバンは「水を入れたバケツか?」と思うほど重たくなっている。

玄関では、家族がバスタオルを用意して待っていた。「人って、雨でこんなに濡れるんだね。」と、あまりのビショビショ具合に、やや笑っている。

 

頭は拭けば良いし、服は着替えれば良い。でもなー、カバンはなー(悲)。水性ペンで書いたノートは当然にじみ、手帳のページは波うち、ポケットティッシュはひとかたまり。

そして財布は・・・中心部までヤラレテイタ。

ポイントカード…スタンプが消えているじゃないか。

レシート…文字が見えないじゃないか。

お買い物割引券…融けたのか?

クレジットカード…プラスチックにつきセーフ!

あ“――――っ、お札が全部、全部ぬれているー。そして、英世さんはこうなりました。

20181010.png

(この日、諭吉さんは不在でした・・・)

 

まだ暑い、8月31日の出来事でした。

 

猛暑(なつ)果ての 雨振り返る 神在りの十月(いま)

失礼いたしました。

投稿者:本田 久子 | 投稿時間:15:11

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