ウクライナ公共放送局 NHK前橋局訪問

画像1


ウクライナ公共放送局の会長ら幹部一行9人が、JICA(国際協力機構)の取り組みである「公共放送組織体制強化プロジェクト」の一環として日本の地方放送局の実情を調査するため、9/7〜9/8にNHK前橋放送局を訪問しました。

画像2




ウクライナ公共放送局は、これまで国営で、テレビとラジオが別々の組織として成り立っていましたが、今年1月、キエフに拠点がある国営テレビ局を中核とし、ウクライナ全土の 30近い地方局などを統合する新しい体制で運営を始めました。

画像3




NHKの関連組織であるNHKインターナショナルは、JICAからこのプロジェクトの委託を受けて、「放送機材の運用と維持管理」、「番組(主に教育番組)制作」、「災害を含む緊急報道を行うための体制構築」という 3 つの分野で、支援活動を進めています。

画像4




前橋局では、関連設備の見学に加え、地方局の役割、特に緊急報道の在り方を巡って意見交換を行いました。ウクライナの地方局は、統合後も“独立志向”が根強く、日本のようなネットワークの構成や、全国向けと地域向けの区分けなどが無いため、意見交換会では、多くの質問が飛び交い、まさに“熱い”議論が続きました。

 

画像5




2日間の訪問を終えて、ウクライナ公共放送局のズラブ・アラサニア会長は、「NHKがこれまで培ってきた放送ネットワークに関する設備や運営のノウハウは大変参考になったし、特に本部と地域局の役割も良く理解出来ました。我々がこれから成し遂げなければならない改革は大変厳しいものでありますが、今回の経験を心に留めながら、頑張って行きたいと思います」と述べました。一行は、帰路に、水沢うどんなど群馬の味覚を楽しんだり、自然の美しさにも触れた後、東京へ戻りました。

 

画像5