2018年06月08日 (金)渋女コーラス部(井口 治彦局長)


 

さる土曜の午後、渋川女子高校コーラス部の第14回定期演奏会を聴きました。女声合唱、前橋高校・沼田女子高校とのコラボ、そしてミュージカルの3部に分かれていました。合唱の定期演奏会は初めてなので、プログラムの構成がとても新鮮に感じました。

 

開演と同時に照明が落ちた静けさの中で、客席後方から声が聞こえ、生徒たちが客席から舞台にあがります。一曲目は中世スペインで歌われていた宗教曲でしたが、女子の澄んだ歌声は、教会にいるがごとくの感覚にさせてくれました。

 

かつて私がヨーロッパで暮らしていたころ、土曜日の午後は店も閉まり、町は静けさに包まれます。町中を歩くと教会があり、中に自由に入ることができました。座っていると時の流れとは別な空間にいるような思いをしたのですが、その時のことを生徒たちの美しい声が思い出させてくれたのです。

 

二部合唱の和音がきれいに調和したとき、その歌声は天井から一筋の光のように空へ昇っていくようでした。「人間の声こそ最高の楽器だ」ということを聞いたことがありますが、そのことばにふさわしい歌声でした。

 

他の二校とのコラボはとてもユニークな試みだと思いました。異なる学校が力を合わせることで表現の幅が広がります。一方で練習時間や場所の調整の難しさやチームワークを築くまでにさまざまな葛藤もあったのではと思います。しかし若い人たちはそれを乗り越えていました。あとOGの参加もよかったです。

 

圧巻だったのはミュージカル!台本、衣装、舞台演出、小道具、音楽などかなり難しいことが多いはずですが、見ていてとても楽しむことができました。一生懸命なひたむきさはプロとそん色はないと思いました。

 

プログラムのメッセージには、いろいろな方々への“感謝”という言葉が見られましたが、わたしこそ感謝したい思いでいっぱいでした。生徒たちの熱意と先生方の指導のおかげで、すがすがしい土曜の午後を過ごすことができました。

 

井口治彦

 

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:14:05

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