井口治彦 局長

2019年05月15日 (水)谷川連峰の夜空(井口 治彦局長)


 

谷川岳ロープウェイに乗って、天神平へ行く、というのは多くの皆さんが体験されていることでしょう。谷川岳への登山、スキー、あるいは高山植物の鑑賞など、さまざまな楽しみ方ができます。そのロープウェイに乗って夜の谷川岳を楽しむ、「天空のナイトクルージング」が今年もスタートするにあたり、報道向け発表会に参加しました。

日中しか乗ったことのないロープウェイに、夜間に乗るのは初めてで、暮れゆく谷川連峰の山々の姿がまずとても神秘的でした。天神平ではアート作家の長谷川章(はせがわあきら)さんによる“デジタル掛け軸”が展開されます。天神平の広々とした場所がさまざまに彩られ、夜空に映えます。長谷川さんは大河ドラマのタイトル映像制作等NHKともご縁のあるアーティストで、こうして群馬県でもご一緒できました。

前橋では日中の気温が20度を超えても、天神平はまだ雪が多く残っていて日が落ちると本当に寒いです。そんななかで活躍するのは、「みなかみ星空クラブ」のみなさんです。日中はそれぞれ仕事を持ちながら、夜はボランティアで星空のナビゲーターになります。ナビゲーターに従って夜空を見ると・・・ひしゃくの形の北斗七星、北極星、春の大曲線など数々の星が手に取るように見えるではありませんか!こんな幸せな経験はそうできないでしょう。

こぼれでるような自然の星空と最先端のアートを谷川連峰の大自然が受け止め、すばらしい三重奏を奏でてくれます。雪解けで利根川の水も迫力を増し、新緑も映えだし、エコパークはいよいよ本格的なシーズンインを迎えます!

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20190515-2.JPG 写真 みなかみ星空クラブ(月)

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:10:15 | 固定リンク

2019年04月25日 (木)新シーズン幕開け、群馬交響楽団(井口 治彦局長)


 

桜も終わり、4月も下旬になってきましたが、はや夏を感じさせるような気候です。13日は、群馬交響楽団の新シリーズ幕開けの定期演奏会でした。曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ピアノ独奏は清水和音さん)と交響曲第3番「英雄」という、クラシックの王道を行くプログラムでした。指揮は新たにミュージック・アドバイザーに就任された小林研一郎さんです。


小林さんの就任会見の模様は、「ほっとぐんま640」でもとりあげました。演奏会前から聴衆の期待は高まっており、前売り券は完売でした。会場に着いた時にはすでに音楽センターに漂っている空気が、いつもとは違っている感じさえしました。清水和音さんのピアノは、とても骨太で聴き手の胸に“どすん”と響いてくるような重厚な音でした。演奏終了後の拍手も鳴りやまず、何度もステージへ。そして聴かせてくれたアンコールの曲目は、ショパンの「英雄」ポロネーズ。10分近くの名曲で、聴衆にとっては大きなプレゼントとなっただけではなく、次の曲への橋渡しにもなりました。


ベートーヴェンの「英雄」はゆったりとしたテンポで、堂々とした演奏でした。指揮者と楽員一人一人の盛り上がりがひとつになり、大きなうねりとなって客席に届いてきました。そして客席からは期待と感動が波となってステージへ向かい、二つが融合してかけがえのない音楽空間を創りあげていました。


終演後のふれあいトークも、二階に通じる階段にも聴衆があふれるほどの盛況でした。小林マエストロは、聴衆や楽員への感謝を述べられ、群響の演奏が世界レベルに通じていること、また秋からの新しい芸術劇場への期待、さらには移動音楽教室での指揮に意欲も示されました。おなじくふれあいトークに出られた、コンサートミストレスの伊藤さん、ビオラ首席の渡辺さんの達成感に充ちた笑顔も印象的でした。


5月以降も意欲的なプログラムが続きます。また新しいホールでの演奏会も楽しみです。ただ個人的には、群馬音楽センターのたたずまいや雰囲気も好きなので、会場が変わるのは少々寂しい思いもあるのですが・・・


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20190425-2.jpg 写真提供:群馬交響楽団

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:10:32 | 固定リンク

2019年03月27日 (水)ありがとうございました、マエストロ大友、そして柳田さん(井口 治彦局長)


 

群馬交響楽団の今シーズン最後の定期演奏会が、高崎で開かれました。音楽監督の大友直人さんの指揮、フランスを代表するバイオリニストのレジス・パスキエさんを迎えての演奏会で、曲目はベートーベンのバイオリン協奏曲とベルリオーズの幻想交響曲でした。

大友さんは6年間、群馬交響楽団の音楽監督を務めてこられましたが、今月いっぱいで退任されます。それもあってかいつも以上に音楽センターはいっぱいでした。幻想交響曲は5楽章ある1時間近い大曲ですが、群響も大友さんの棒に応えるように、最初から最後まで緊張感に満ちて、隙のない音楽を聴かせてくれました。オーケストラから発せられた最後の音がひとつになって、音楽センターの天井を突き抜けて、天に昇華していくような思いでした。

終演後のふれあいトークでは、ロビーから2階に通じる階段までファンでいっぱいで、大友さんがどれほど慕われているかがよくわかりました。大友さんの指揮で、ヴォーンウィリアムス、エルガーなど、イギリスの作曲家、また邦人の作品も多く聴くことができました。
群響にとっても、レパートリーが大きく広がったのではないかと思います。
6年間ありがとうございました、そしてまた高崎で振ってくださることを楽しみにしています。

またこの日で22年間活躍された、チェロ首席奏者の柳田耕治さんが退かれることになりました。昨年のブラームスのピアノ協奏曲第二番で奏でられたソロが今も忘れることができません。

長年チェロパートをリードした名手が抜け、音楽監督が去ります。新シーズンはミュージックアドバイザーとして、小林研一郎さんが就任されます。どんな演奏を聴かせてくれるのか、4月がとても楽しみです。

なお本日27日(水)午後4時からの「FMほっとアワー」は、大友直人さんと群響をテーマにお伝えします。大友さんのインタビューもあります。(聞き逃しサービスもあります※3月29日より1週間を予定)
どうかお聴きください。

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20190327-2.JPG (写真提供 群馬交響楽団)

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:10:34 | 固定リンク

2019年03月19日 (火)群馬県の秘湯(井口 治彦局長)


 

秘湯ということばを聞くと、みなさんどんな場所をイメージされるでしょうか?「温泉王国、群馬」で、みなさんそれぞれ「ここだ」という場所があるでしょう。電気やガスがなく、あるのはランプだけ、というような場所もあるかもしれません。私は過日横川駅から車で40分ほど山あいに入ったところにある、霧積(きりづみ)温泉を訪ねました。

霧積温泉の歴史は、江戸時代末期までさかのぼることができます。かつては何軒か旅館があったようですが、現在は一軒だけとなっています。この旅館を訪れた人たちの中には勝海舟、伊藤博文、岡倉天心、与謝野晶子・鉄幹夫妻、幸田露伴・成友兄弟、また西条八十といった、教科書で習った名前が残されています。同時代では森村誠一さんや先ごろ他界された市原悦子さんといった名前も見つけることができます。

ここにいると聞こえてくるのは、川のせせらぎだけ。周りを見ても360度、山と空だけです。建物は明治時代に建てられた棟がそのまま現在でも使われており、柱は歴史を刻んできた貫禄が伝わってきます。電気はありますが、私の携帯は圏外。圏外という表示に最初は戸惑いもありましたが、すぐに慣れました。普段何気なしに見てしまい、時間が過ぎてしまいます。そんな日常を忘れるいい機会となりました。

ただただ山をながめ、流れる水の音に耳をすます、豊かな湯の恩恵を受けながら、こんなぜいたくな時を過ごすことができたのです。

伊藤博文初代首相は、この旅館に滞在中に明治憲法の素案を考えていたとされています。時をさかのぼること150年あまり、自分がいる同じ場所で、明治の元勲は日本の国づくりにどのように思いを馳せていたのでしょうか?

霧積温泉は、時空を超えて私にとっての「宝のような秘湯」となりました。

 

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投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:13:53 | 固定リンク

2019年02月27日 (水)赤城の山々(井口 治彦局長)


 

二週間ほど前になりますが、赤城大沼でワカサギ釣りをしました。今年は暖かい日が多かったのですが、大沼はしっかりと氷が張っていて、着いた頃にはすでに色とりどりのテントが氷上をにぎわせていました。赤城のワカサギ釣りは名物ということで、都内の観光バスも訪れるほどの人気のようです。有名な湖畔の旅館で一通りのノウハウを学び、道具をもって、いざ氷上へ!

天気も良く空の青さと、残雪の山並み、そして氷上の銀世界と、見事な色のコントラストでした。幸い風もなく、氷上で時を過ごすことができました。澄み切った空気のもと、これだけの自然の恵みを享受できることは、本当に素晴らしいことだとあらためて感じ入りました。で、釣果はというと・・まあやめておきます。(同じ日に挑んだ某キャスター女史は30匹以上を釣ったようです)

赤城のことを調べていると、志賀直哉、与謝野晶子といった作家たちがこの地を愛し作品を残していることを知りました。土屋記念文明記念館で編集された「あゝこれ山、赤城文学紀行」や「群馬を舞台にした小説」などを読んでいると、毎日見ている赤城の山々からまた違った魅力が伝わってきます。

黒檜山、駒ケ岳、鈴が岳、長七郎山、地蔵岳といった山々には、週末ともなると多くの登山愛好者が訪れています。群馬に来るまでは、雪山というと「ただ怖い」という先入観を持っていましたが、赤城連峰からは怖さはあまり感じることはありません。季節を問わず、裾野の長さや峰の美しさ、大沼や小沼、そして覚満淵といった水の恵みが調和して、人を包み込むような雄大さを感じています。

歴史を育んだ赤城の山々に感謝しながら、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。

 

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投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:16:55 | 固定リンク

2019年02月01日 (金)みなかみで生まれたカスタネット(井口 治彦局長)


 

 みなさんはカスタネットという楽器を覚えていますか。多くの方が幼稚園あるいは保育園、また小学校で音楽の授業や合奏で使った経験があると思います。細かい分類になりますが“教育用カスタネット”と呼ばれるこの種類は、赤と青の2枚の木片が紐で結わえられ、カチカチと軽快な音を鳴らします。
 このカスタネット、全国で使われるほとんどが群馬県で作られているのです。戦後間もなくから生産が始まり、最盛時には年間200万個が作られていました。現在はみなかみ町の一軒の工場で生産が続けられています。
 材料は当初はヤマザクラでした。受注が増えたため、近隣の山で調達しきれなくなり、カエデ、イヌブナ、北米のブナと変化してきました。現在は町内の間伐材の木を使って限定生産しています。サクラといってもソメイヨシノは木の質が柔らかくてカスタネットには向いてないということで、ヤマザクラが使われます。この木はとても硬くて、音が遠くまで聞こえるのが特徴です。
 一枚の木材から丸い型を切り出し、それを削り、また紐を通す穴を細いドリルで空けていきます。その過程で使う機械はすべて手作りです。木を削っていく特殊な刃物も手作りで、研ぎも自分たちでやります。この工場では、一家三人で手際よく組み立てが行われています。一日でできる数はおよそ100個。通常のカスタネットに加えて、地元のお土産用に谷川岳やぐんまちゃんのイラストがプリントされたものも作っています。
 みなかみの木と匠の技がつまったカスタネット。このみなかみ発のカスタネットがフラメンコや世界のクラシック音楽の場でも使われるようになれば・・と願わずにはいられません。

 

20190201.JPG 完成したカスタネット

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:11:09 | 固定リンク

2018年12月28日 (金)2018年の暮れにあたって(井口 治彦局長)


 

 あっという間に2018年も終わりが近づいています。この一年、みなさまにとりましてどのような一年でしたでしょうか。「ほっとぐんま640」で、県内のさまざまなニュースをお届けしてきました。若い世代の活躍やスポーツ等での明るいニュースの一方で、1月の草津本白根山の噴火、渋川での地震、連日の猛暑といった厳しいニュース、また防災ヘリコプターの墜落事故など、悲しいできごともありました。

 昨日電話インタビューでもご紹介しましたが、“好きです。群馬”にも多くの写真、絵手紙を投稿くださったみなさま、本当にありがとうございました。

 来年も「ほっとぐんま640」をはじめ、「ぐんまスペシャル」「FMほっとアワー」など、前橋放送局が制作するニュース、番組を視聴いただきたく、どうかよろしくお願い申し上げます。またBS4K8Kといった新しい放送もご覧いただけますので、前橋放送局へのご来館もお待ちしています。

 年末恒例の紅白歌合戦も「平成最後」ということで盛り上がりを見せています。どうかお楽しみいただき、その後もしばらくNHKをご覧いただけたら幸いです。

 ぜひよい年をお迎えください。みなさまにとりまして2019年がよい年になりますように。

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:15:37 | 固定リンク

2018年11月16日 (金)インバウンドと温泉の伝統(井口 治彦局長)


 

 みなかみ町藤原地区からさらに北へ入ったところにある宝川温泉をご存知のかたも多いと思います。長い歴史を誇る、群馬県でも人気の高い温泉です。大きな露天風呂があり、いまの季節は湯につかりながら、山々の紅葉を楽しめるとあって、多くの観光客でにぎわっています。この宝川温泉の特徴は客の多くが外国人だということです。この2年間でおとずれた外国人の国籍は190を数えます。なかでもタイ、台湾、アメリカが多いそうです。
 現在湯守をつとめるのは小野与志雄さん、三代目です。現在でこそ“外国人観光客の受け入れ”が、どこの観光地でも共通のテーマになっていますが、小野さんはすでに18年前から、外国人観光客に注目し、受入れ対策を進めてきたといいます。その理由について小野さんは「日本人の人口も減少する、またかつては“60歳の定年後はのんびり旅行をしよう”という考え方があったが、それもままならなくなっている。外国人観光客に目を向けないと経営が成り立たなかった」と述べています。
 なかでも外国人が多く訪れるのが冬。雪を間近でみられることに大喜びだそうですが、日本人とは異なり、温泉そのものにはあまり興味がないそうです。たしかにヨーロッパでは温泉地に保養のために長期滞在する習慣はありますが、一泊旅行で温泉へ行くということはあまりききません。
  旅館の食事に対する考えも、日本人と外国人では異なるようです。日本人はやはり“華やかなお膳”など、日常ではない食事を期待しますが、外国人が希望するのは、焼きそばや串カツなど、いわゆる“B級グルメ”と呼ばれるものだといいます。またイスラム教の観光客には群馬名物の豚肉をふるまうこともできません。
 お話を聞いていて、もうひとつ大きな違いがありました。ある時期、小野さんは近くの山で保護されたクマをおりに入れて飼っていたところ、外国人観光客から“クマがかわいそうだ”という声が多く寄せられたそうです。小野さんはクマを思っての行動でしたが、外国人観光客の思ってもみない反応に、困惑を隠しきれませんでした。
 しかしながら国が違えば文化や風習も異なります。そうした違いに小野さんは日々、時に戸惑いながらも、広い気持ちで外国人観光客を迎え入れ、山あいの温泉を守り続けています。 

 

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投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:11:48 | 固定リンク

2018年11月09日 (金)群馬交響楽団の新たな風(井口 治彦局長)


 

 群馬交響楽団は、来シーズンより小林研一郎さんを新たにミュージック・アドバイザーに迎えることを発表しました。現在の大友直人音楽監督は来年3月で退任されますので、その後を引き継ぐことになります。ミュージック・アドバイザーと役割の名前は変わりますが、実質的には定期やそのほかの演奏会の指揮は言うに及ばず、音楽面や公演のアドバイスを通して、群馬交響楽団を率いていくことになります。任期は3年の予定です。

 小林研一郎さんは、“炎のマエストロ”として知られ、プロだけでなくアマチュアのオーケストラと共演することも多く、多くのファンを惹きつけています。群馬交響楽団とはこれまで9回の共演があります。ブダペスト国際指揮者コンクールで第一位を獲得しているほか、ハンガリー政府からリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章などを授与されており、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団とも共演するなど、ハンガリーと深い関係をお持ちです。

 大友さんの後任ということで、私はより若い世代の指揮者を想像しており、“マエストロ小林”のことは正直想像していませんでした。今回の縁をきっかけに、私が個人的に群馬交響楽団に期待したいのは、バルトークの演奏です。特に管弦楽のための協奏曲、ピアノ協奏曲、そしてバイオリン協奏曲など、名曲が目白押しです。民俗音楽を背景にしているといわれるバルトークの旋律を、群馬交響楽団がどう表現してくれるか、私はとても楽しみです。

 これまで大友監督のもとで、英国、北欧、ロシアとレパートリーが広がったところへ、ハンガリーが加わると、新たな幅と厚みが出てくる気がしています。来年には高崎芸術劇場が完成します。ここが定期演奏会の舞台となることは、オケだけでなくファンにとっても大きな転換となることでしょう。

 新たな時代を迎え群馬交響楽団がどう発展していくか、楽しみは尽きません。

 

 20181109.jpg 小林研一郎さん(写真提供 群馬交響楽団)

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:16:15 | 固定リンク

2018年09月26日 (水)遠い星空を身近に(井口 治彦局長)


 

「ぐんま天文台」をご存知の方も多いと思います。高山村にあり、星空の観望会などで訪れた方も大勢いらっしゃると思います。来年2019年がちょうど開設20年となります。ここには150センチ、65センチという大きな望遠鏡のほかに、太陽望遠鏡などが備えられていますが、なかでも150センチ望遠鏡は世界的にも貴重なもので、視察や見学に訪れる海外の天文学研究者も少なくありません。

 

県内の子供たちから、大人の天文ファンまで誰でも見学し、研究員やボランティアスタッフの話を聞きながら、遠くの世界に思いを馳せることができます。身体が不自由な方向けのユニバーサルな天文台でもあり、誰もが楽しめる施設となっています。

 

初代台長だった故・古在由秀(こざいよしひで)先生の功績を慕って、多くの若手研究生も訪れました。かつては研修施設もあったため長期滞在も可能でした。特にインドネシア、タイなど東南アジアからも若手が多く滞在し、研究にいそしみました。そのころ研究した人たちが、20年の時を経て、今本国で天文学研究の最先端で活躍しています。

 

ほっとぐんま640は、年に2日間、前橋のスタジオから飛び出して、中継でお伝えする「キャラバン」を行っていますが、10月4日(木)は、ぐんま天文台から生放送でお伝えします。時間もいつもより10分早く、6時30分をめどに開始します。

 

どうぞお楽しみに!

 

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ぐんま天文台の150センチ望遠鏡と橋本修主幹

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:15:58 | 固定リンク

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