2018年09月27日 (木)ほっとぐんま出張スペシャル!(泉 浩司)


 

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ほっとぐんま出張スペシャル!
いつものスタジオを飛び出して、あなたの街にお邪魔します!


1日目は…


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高山村!

ここには全国でも珍しいある条例があります。

地域活性化のヒント、ここにあり!

 

そして2日目は・・・


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嬬恋村!

落合さん、キャベツになっちゃった?

嬬恋、といえばキャベツですが、他にも魅力いっぱいです。

地域活性化のパワー、ここにあり!

 

放送は、10月4日と5日の午後6時半頃からです。
ぜひご覧ください!

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さらに、それに先立ち、「好きです群馬」のコーナーも、
高山・嬬恋の作品を大募集!

皆さんのお便り、お待ちしています!

 

投稿者:泉 浩司 | 投稿時間:13:14 | カテゴリ:泉 浩司 | 固定リンク

2018年09月26日 (水)遠い星空を身近に(井口 治彦局長)


 

「ぐんま天文台」をご存知の方も多いと思います。高山村にあり、星空の観望会などで訪れた方も大勢いらっしゃると思います。来年2019年がちょうど開設20年となります。ここには150センチ、65センチという大きな望遠鏡のほかに、太陽望遠鏡などが備えられていますが、なかでも150センチ望遠鏡は世界的にも貴重なもので、視察や見学に訪れる海外の天文学研究者も少なくありません。

 

県内の子供たちから、大人の天文ファンまで誰でも見学し、研究員やボランティアスタッフの話を聞きながら、遠くの世界に思いを馳せることができます。身体が不自由な方向けのユニバーサルな天文台でもあり、誰もが楽しめる施設となっています。

 

初代台長だった故・古在由秀(こざいよしひで)先生の功績を慕って、多くの若手研究生も訪れました。かつては研修施設もあったため長期滞在も可能でした。特にインドネシア、タイなど東南アジアからも若手が多く滞在し、研究にいそしみました。そのころ研究した人たちが、20年の時を経て、今本国で天文学研究の最先端で活躍しています。

 

ほっとぐんま640は、年に2日間、前橋のスタジオから飛び出して、中継でお伝えする「キャラバン」を行っていますが、10月4日(木)は、ぐんま天文台から生放送でお伝えします。時間もいつもより10分早く、6時30分をめどに開始します。

 

どうぞお楽しみに!

 

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ぐんま天文台の150センチ望遠鏡と橋本修主幹

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:15:58 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年09月14日 (金)前橋に赴任した吉田です。「旅ラジ」見に来て下さい!(吉田 一之)


 

入局30年を迎え、10回目の異動をしました。吉田一之です。

ルアーフィッシングが趣味でブラックバスからシーバス。そして餌釣りのカワハギ、現在はフグ釣りが趣味です。

ウエイトトレーニングは趣味ではなく、日課(笑)。

50歳を過ぎてベンチプレスのマックス重量が140キロから120キロ程度に落ちて何とか取り戻したいと思っています。

最近は3年前から始めたゴルフもまじめに取り組んでいます。腰の痛みと戦いながら練習をしています。

 

地方都市に異動するたびに、ウエイトトレーニングの練習場所に困るのですが、

群馬に転勤したのと同時に局近隣にジムが出来ました。ゴルフ練習も自転車で通える範囲、

トレーニングにはよい環境が整いました。

環境を整えましたので、仕事にも邁進したいと思っています。

 

9月19日は片品村の道の駅・尾瀬かたしな、20日は前橋市中央イベント広場からラジオ第一・NHK-FM旅ラジ!」を放送します。

片品からはプロカメラマンの尾瀬を楽しむとっておきの秘密、前橋からは自転車で見つけた群馬の絶景ポイントなどをお伝えます。

公開生放送です。ぜひ会場に遊びに来てください。

午後0時半から55分までの全国放送です。

 

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投稿者:吉田一之 | 投稿時間:17:39 | カテゴリ:吉田一之 | 固定リンク

2018年09月04日 (火)NHK全国学校音楽コンクール(井口 治彦局長)


 

夏真っ盛りの前橋で、NコンことNHK全国学校音楽コンクール・群馬県コンクールが、小学校・中学校・高等学校の3部門で開催されました。参加してくれた学校数は24校、なによりも参加校の皆さんに感謝申しあげます。児童生徒の皆さんには、いい思い出にしてほしいと願っていますが、どうだったでしょうか?

舞台袖で各学校の歌を聴いていると、自分も数十年前の小学校時代に合唱をやった記憶がよみがえってきて、とても懐かしい思いになりました。

 

常連の参加校、久しぶりに参加してくれた学校などいろいろです。多人数で参加の学校がある一方で、3人の学校もありました。コンクールである以上順位をつけなければいけませんが、私は全校に金賞を贈りたい思いでした。

 

舞台袖にいると、次に歌う学校の本番前の表情をうかがうことができます。学校それぞれの特徴があって、見ていて微笑ましくなりました。

女子同士でハグしあって緊張を分け合おうとしている学校、先生が先導してリラックス体操している学校、指揮をする生徒が率先して一人一人に笑顔を促す学校もありました。

 

このNHK全国学校音楽コンクールは85回の歴史を数えました。これからも続いてほしいと思う中で気になるのが、参加校が減っていることです。また特に高等学校の合唱部は、活動している生徒の数も少なくなっているようです。それぞれの学校でさまざまな事情があるなかで、NHKのコンクールに出てよかった、と思ってもらえるよう、私たちも努力していきたいと思っています。そしてしばらく遠ざかっている全国コンクールへ、群馬県勢が進むことを願っています。

 

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投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:15:06 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年08月22日 (水)オリンピックをめざす若者へ ~幻の五輪元代表からのメッセージ②~


 

前回モスクワ五輪代表だった、秋田たまみさんの話をしましたが、今回も同じ陸上競技です。男子長距離代表だった中村孝生(なかむら たかお)さんについて書きます。

 

中村さんは小学校時代に東京オリンピックの記録映画に出会います。これを見てから“いずれオリンピックに行きたい”と、当時の作文に書いていたそうです。そして高崎市内の小学校時代の校内大会でいい成績をあげ、先生から陸上部に誘われました。“先輩たちに負けたくない、一番になりたい!”という強い思いで練習に打ち込みます。

当時中学生の全国大会として「放送陸上競技大会」という場があり、2,000メートルで中村さんは全国優勝を遂げます。卒業後に進学した前橋工業高校でも活躍し、2年生の時にはインターハイの5,000メートルで優勝を飾りました。これは瀬古利彦(せこ としひこ)さん(現日本陸連理事)の三連覇を阻む勝利で、当時の陸上競技雑誌で大きく紹介されました。

 

その後大学から社会人チームを通じて、長距離やマラソンに打ち込み、モスクワ五輪代表の座を勝ち取ります(5,000メートル、10,000メートル)。夢の舞台にむけて練習に励んでいる中で、旧ソ連のアフガニスタンへの軍事介入に対する、西側諸国の不参加(国によっては個人参加なら可とする)という動きがあり、日本も不参加を決定しました。

中村さんは落胆したものの、“国が決めた以上、それに従うしかない。4年後をめざそう”と腹をくくりました。しかし4年後はかなわず中村さんは選手生活を終えました。

 

指導者になってからは、“思っていることを言葉にして相手に伝えること”のむずかしさを痛感したといいます。それでも経験を重ねるなかで、「あきらめないことの大切さ」を伝えてきました。2020をめざす若者に中村さんは、“トレーニングをすることが、いずれ社会に出て頑張れるから” と言います。そして “夢はあきらめてはいけない。陸上のことを考えながら、夢を口に出して言うことが大事で、頑張ってほしい” とエールを送ってくれました。

20180822.jpg  中村孝生さん

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:17:41 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年08月02日 (木)オリンピックをめざす若者へ~幻の五輪元代表からのメッセージ~(井口 治彦局長)


 

東京オリンピック、パラリンピック大会まであと2年となりました。新しい国立競技場や他の施設の建設や整備も進められています。出場をめざす選手たちのモチベーションも一層高まっているのではないかと思います。

 

いまから38年前、1980年にモスクワオリンピックが開催されました。しかしその場に日本選手団の姿はありませんでした。五輪に先立つ1979年、当時のソビエト連邦がアフガニスタンに侵攻しました。それに抗議してアメリカが五輪ボイコットに踏み切り、日本や当時の西ドイツも参加を見送りました。代表になりながら参加できなかった選手たちの悔しさはいかばかりであったでしょうか。

 

群馬県にも元代表がいらっしゃいます。そのひとりが陸上女子走り高跳びの秋田(旧姓八木)たまみさんです。秋田さんは伊勢崎市出身。中学時代から頭角を現し、高校時代はインターハイで三連覇を達成されました。モスクワ五輪に向け、1メートル90センチという記録を出し代表に選ばれました。秋田さんは、“世界のトップ選手を見るいいチャンス“と練習に打ち込んだものの、不参加が伝えられるとそれを静かに受け止めました。そして“自分の身体でどれだけの記録が出せるかが大事であって、それを表現できる場はほかにもある” と気持ちを切り替えたということです。その一方で、“開会式には出たかったなと思います”と振り返ってくれました。

 

秋田さんは今、週二回中学生に陸上競技を指導しています。時代も違い、指導も難しさを増しているようですが、子供たちの話をする秋田さんの目は優しさに溢れていると感じました。東京大会をめざす人たちにこんなメッセージを贈ってくれています。

 

“東京大会は地元のオリンピックでプレッシャーがかかるかもしれないが、その人でなければ経験することのないチャンスだと思う。いろんなことを味わいながら最終的には、メダルよりも「楽しかった!」と思えるようにして欲しいです。” 

20180802.jpg 秋田たまみさん

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:14:09 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年07月31日 (火)高崎経済大学とポーランド(井口 治彦局長)


 

ジェンドブルイ! 先日高崎経済大学で、「アジアとヨーロッパの経済交流」と題したシンポジウムが開催され、ポーランドのヴロツワフ経済大学・副学長など3名と、学生や一般の方などおよそ60名が参加しました。ここに参加しました。この様子は、当日のNHKニュースほっとぐんま640でも紹介されましたので、ご覧になった方も多いかと思います。

 

参加者のひとり、ヴロツワフ経済大学のヤンコヴィアク准教授は、日本とポーランドの経済的な結びつきについて講演し、ポーランドへの海外投資の中で、日本の投資額が最も高いことや今後も二国間の経済関係は深まっていく、との見方を示しました。

 

高崎経済大学は国際学科を昨年新設し、国際関係にも力を入れています。そんな中で地元の企業の紹介で、ヴロツワフ経済大学と学術交流協定を締結しています。今回のシンポジウムはそうした交流の一環として、実現したものです。

 

ポーランドはつい最近サッカーW杯で対戦し話題となりましたが、日本との交流は幅広いものがあります。日本語学科を持っている大学もあり、日本に関心を持つ人は多いといわれています。高崎経済大学の村山元展(むらやま もとのぶ)学長は、“ポーランドは農村と都市の格差が問題となっており、農村をどう活性化していくかが課題となっている。高崎をはじめ日本全国で、市町村合併をしながら豊かになっていく仕組み、また地産地消など地域活性化のアイデアや経験を伝えながら、よい方法を模索できるのではないか”と話してくれました。

 

この秋に高崎経済大学の2名の学生がヴロツワフ経済大学に留学する予定です。高崎とポーランドは、2年後の東京五輪に向けての相互協力で提携しています。スポーツや学問といった分野で交流が進み、次世代を担う子供たちが、ポーランドを身近に感じるきっかけになるのではと、期待しています。

 

20180731.jpg 村山元展・高崎経済大学学長 

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:18:34 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年07月13日 (金)谷川岳の魅力(井口 治彦局長)


 

先日、谷川岳の山開きがおこなわれ、いよいよ山のシーズンが本格化します(といっても山好きな方は季節を問わず谷川岳を訪れていると思いますが)。谷川岳の名は全国に知られており、県外で過ごしてきた私も知っていました。かつては“魔の山”と呼ばれた時代もあり、これまでに800名を超える遭難者が出ていることも知られています。

 

6月に入り私も2回谷川岳を訪れました。一回目は一の倉沢から幽の沢まで歩きました。これ以上ないのでは、と思うくらいの快晴で、山の頂や山並みがくっきりと見えました。マチガ沢を過ぎ一の倉沢では、雪解け水が豊かな沢となっていました。そして一の倉岳が目の前にそびえたち、言葉にならない感動を覚えました。

 

岩が何層にも重なっていて、まさに烏帽子のような岩もくっきりと見えます。ところどころ雪が残っていて、そこでスキーを楽しむ様子もうかがえました。岩の灰色、木々の新緑そして真っ青な空と、なんという色のコントラストでしょう。そして聞こえてくるのは水の流れと鳥、そして子供たちの声。五感で自然の素晴らしさを堪能できるなんて、こんな幸せな瞬間があるでしょうか。

 

先週は谷川岳ウィークでさまざまな催しがありましたが、高倉山の高山植物を楽しむツアーに参加しました。この日も気温は高いものの、風はとても気持ちのいいものでした。まず目に入ってくるのがニッコウキスゲ、黄色い優雅な表情が山いっぱいに広がっています。そしてコバイケイソウ、ヤグルマソウなど花、植物がおもいきり太陽にむかっているような印象でした。後ろを見るとオキノ耳、トマノ耳の双耳峰がそびえ立ち、そこへ至る稜線が緑に囲まれていました。リフトで天神峠まで行くと、そこからは武尊、赤城など群馬が誇る名山が並び立っています。それぞれの山がうまく調和してそびえているようなそんな気さえしながら、山頂でのひと時を味わうことができました。

 

前橋から電車で1時間ほどのところで、これだけの大自然を堪能できるのも群馬ならではの魅力でしょう。標高もそう高くないからかもしれませんが、山並みも威容を誇るというよりも、なにか心優しく親しみやすさを持った山が群馬県には多いなと感じています。

ほっとぐんま640でも「ぐんまの山」をお伝えしています。どうかご覧いただき、山を楽しむ参考にしていただけたら、こんなうれしいことはありません。

 

20180705.jpg  天神峠からみた谷川岳(写真 井口治彦)

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:11:09 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

2018年07月06日 (金)夏に食べたい●●!!レシピ大公開~ (安川 侑希)


 

みなさん、

夏バテしていませんか?

365日食欲が旺盛安川です。

 

うだるような暑さが続き、食欲がない、元気がない、、

というみなさんに、食べて元気になるおすすめの料理があります!!

 

それは、、夏すき!

=夏すきやき!!!!

 

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夏にすきやき?!と思いますよね。

でも、「すきやき自給率100%」をうたっている群馬がおすすめする、

夏の新メニューなんです。

 

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ほっとぐんま640で放送させてもらいました。

 

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 野菜は、白菜ではなくレタス、春菊ではなくパプリカを入れます。

夏野菜には、それぞれ夏バテ防止の効果があるんです。

紫外線で弱った肌にはパプリカ、

食欲増進や血行促進には薬味のミョウガなどが役に立ちます♪

 

では、改めてレシピと作り方をお伝えしますよ(^^)

 

材料《2人分》

・上州牛 150g

・レタス 1/3玉(150g)

・パプリカ(赤・黄) 各1/2個(各70g)

・ナス 1本(80g)

・オクラ 4本(40g)

・かぼちゃ70g

・しいたけ 4枚(50g)

・しらたき 80g

・焼き豆腐 1/4丁(100g)

 

割り下

・めんつゆ(2倍濃縮) 70㏄

・水 70㏄

・しょうゆ 少々

 

つけだれ

・ヤマトイモ 200g

・卵黄 1個

 

薬味

・青じそ 6枚

・梅干し 2個

・ミョウガ 1個

 

《作り方》

①     具材は好みの大きさに切り、

(例:ナスはくし切り、パプリカは細切り、レタスは手でちぎる!)

ヤマトイモはすりおろす。

②     すき焼き鍋(フライパンでもOK!)にめんつゆを入れひと煮立ちさせ、

牛肉を焼き、色が変わったら①の具材を入れ、水を加えて煮込む。

③     具材に火が通ったら、しょうゆをひと回しする。

④     ヤマトイモを取り分け用の容器に入れ、その上に卵黄を割り入れる。

⑤     薬味を盛り付ける

⑥     おいしく食べる★

 

30分ほどで作れます!

野菜王国群馬が誇る、夏のすきやき、夏すき!

家族で、友人と、もちろん一人でも!

楽しくおいしく味わってくださいね(^^)

 

夏すきは、昭和村の道の駅あぐりーむ昭和でも

9月末まで食べられますよ!!

 

 この夏の合言葉は

「レッツ 夏すき~~!!!!」

 

投稿者:安川侑希 | 投稿時間:15:33 | カテゴリ:安川侑希 | 固定リンク

2018年07月02日 (月)中之条と蘭学(井口 治彦局長)


 

少し前になりますが中之条町のミュゼと呼ばれる施設を訪ねました。ここは町の歴史民俗博物館として常設展や企画展も開催しています。この建物はもともと明治時代に建てられた小学校で、県指定の重要文化財です。

  

中に入るとまず木造校舎のなつかしさが漂っています。展示室にはそれぞれ中之条の歴史を表す文化財が置かれていて、とても興味深いものです。そして企画展として五月末まで開催されたのが、江戸時代の蘭学者、高野長英についてのものでした。高野長英は江戸時代後期に活躍した蘭学者でしたが、中之条町の蘭方医と交流がありました。のちに長英は尊王攘夷の思想と相いれず江戸幕府から弾圧され牢に入っていましたが脱し、その逃亡中に中之条に身を寄せていました。そして志ある人たちに蘭学を教えていたことが詳細に展示されていました。

 

福田宗禎、高橋景作、湯本俊斎などが、高野長英の弟子としてその足跡を追って業績が記されています。弟子たちは自ら独学でオランダ語を習得し、さらに単語カードのような紙片に筆記体のオランダ語と日本語訳が丁寧に書かれたものもたくさん残しました。自らが使いやすいようにするだけでなく、後進にも役立ててもらおうという思いを知ることができます。江戸と、そう簡単に行き来できない時代に、通信手段もなく書籍も簡単には手に入らなかったであろう時代に、これだけ蘭学に燃えて、言葉も習得していた人たちがいたことに正直驚きました。

 

さらに秀逸なのが、六合(くに)の湯本家に残されている薬草の標本でした。ここにはごく一部が展示されているだけですが、本家ではおよそ190年前に作られた80種類の標本が残されているということも知りました。中では野生の蘭などが珍しい貴重なものということでした。これら薬草の標本は生薬研究に欠かせないものですが、その膨大なコレクションが個人の熱意で残され、さらに代々大切に受け継がれていることにも驚きました。地方のこうした学問の地盤が、江戸の漢方医学の発展につながっていったのではないでしょうか。

 

新たな文化を取り入れ発信していく、そんな先人の思いは時代を超えて今も、中之条町には受け継がれ、それが中之条ビエンナーレにもつながっているのだろうと思いました。

 

投稿者:井口治彦 局長 | 投稿時間:15:46 | カテゴリ:井口治彦 局長 | 固定リンク

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