BBC LIVE
ON AIR
2004.11.24
ARTIST
The Blue Nile
PHOTO-MAIN MEMBERS
Paul Buchanan Vo / G
P.J.Moore Key
Robert Bell B / Key
with
Larry Saltzman G
Steve Gabory Key
Nigel Thomas Ds


(写真は Paul Buchanan さんと 鈴木慶一さん)

PROFILE
デビューから21年。その間に発表したアルバム、僅かに4枚。しかし、発表した作品は全て名作と言い切れる、確実な手応えを感じさせる完成度を誇るスコットランド出身の燻銀の3人組、The Blue Nile 。2004 年9月に最新アルバム "HIGH" を発表した彼らの、未だ日本で行われたことがない、貴重なライブをお送りします。 また、鈴木慶一さんが来日していたリーダーの Paul Buchanan とこのために行ったインタビューの様子も交えてお聴き頂きます。

70 年代終盤、グラスゴー大学の仲間3人で結成。当初は普通の仕事に就きながら、半ば趣味的に録音を繰り返していました。81 年に自主制作でリリースしたシングル "I Love This Life" が注目されるころには、日中の仕事も辞め、音楽活動に集中するようになります。

83 年、貧窮生活の中で地道にレコーディングを続けてきた音源が認められ、アルバム "A Walk Across the Rooftop" としてリリースされます。シンセサイザーやリズムボックスなどを駆使しながら、決して機械的にならない音作り。じっくり練り上げられたほの暗いメロディと歌詞の妙味。ボール・ブキャナンの男気と色気に満ちた歌声。現在に至る彼らの総ての要素を網羅した恐るべきデビュー作です。既にその個性は完全に確立しており、殆どここから音楽性は変わっていないと言えるでしょう。

デビュー作で高い注目を集めた彼らですが、続くアルバムの発表は 88 年まで待たなければなりませんでした。その待望の2作目 "Hats" は、不可能とも思われた前作を超える完成度と洗練を極めた驚異的な作品でした。その豊穣なサウンドと深みを増した歌は、最早孤高と言っていい程の輝きを放っていました。この作品をもって、彼らの名はヨーロッパでも知られるところとなりました。特に、ミュージシャンからの支持は絶大で、Peter Gabriel、Ricky Lee Johnes、Sting等、彼らのファンを自認するアーティストが後を絶ちませんでした。 今回お送りするのはこのリリースを受けて行われた 90 年のライブ。スタジオ・ワークがあくまで中心のバンドではありますが、この密度の高いライブの素晴らしさはどうでしょう。聴衆の熱狂が、自ずと語っているといるでしょう。

この後も、極めてスロー・ペースのリリースが続きます。 7年間のブランクの後登場した、アレンジメントやメロディに輝きを増した、明るい印象の 96 年の "Peace at Last"。 そして、8年ぶりの最新作 "HIGH"。無駄なものをそぎ落としたような渋さ。情熱的な歌世界と深い歌詞を忍び込ませた珠玉の作品集です。常に期待を裏切らない作品を届けてくれます。

クールなサウンドの影に、真にエモーショナルな歌心を忍ばせる、感動のライブ。絶対に聞き逃してはいけません。

SONG LIST
01. A Walk Across The Rooftops
02. Tinseltown in the Rain
03. Over the Hillside
04. Stay
05. Easter Parade
06. The Downtown Lights
07. Saturday Night
08. Headlights on Parade
(1990 年 9 月 13 日 Manchester Free Trade Hall にて収録)

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