宮城県の豊かな漁場と農作物

宮城県の県庁所在地の仙台は、杜の都としても知られ、17世紀に伊達政宗が仙台城(青葉城)を築城した際につけた名前と言われています。政宗ゆかりの建造物や文化が今でも多く残っていて、毎年8月に行われる「仙台七夕」もその一つ。政宗の時代に始まったと言われるもので、毎年200万人を超える観光客を集めています。

県の東に面するのが太平洋。俳人・松尾芭蕉がその美しさに感嘆したと言われる日本三景の一つ松島は、260余りの島々をめぐるクルーズで人気です。その太平洋は観光だけでなく、多くの海の幸をもたらしています。
宮城県沖は、暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり合う潮目となっていて、かじき、ひらめ、さんまをはじめ様々な種類の魚が豊富にとれる好漁場。かきやほたて、ほや、銀ざけなどの養殖も盛んです。
2011年3月の東日本大震災では津波に襲われ大きな被害を受けましたが、多くの人の努力によって復興が進んでいます。

宮城県は東北地方の中では比較的温暖で降雪量も少ないため農業も盛んで、特に仙台平野は日本有数の米どころとして知られています。ササニシキやひとめぼれなどは宮城県で開発された品種。また米だけでなく山々からの伏流水にも恵まれており、日本酒も多くつくられています。また、近年では野菜、果樹栽培も盛んにおこなわれ、いちごやブルーベリー、パプリカなどの栽培量が増えています。