ライフスタイル

荷造り・持ち運びに役立つ ひもの結び方

箱型の荷物に上手にひもをかけられれば、 かっこうよくて、持ち運びも便利。

公開日:2018年9月7日

難しそうに見えますが、コツをつかめば箱の形状・中身にあったひものかけ方・結び方をマスターできます。 覚えておけばとても便利なひもの結び方を、“結びの伝道師”に教わりました。

小さな荷物を結ぶならこれ

ひもがけの基本の一つが、この十字掛けと垣根結び。 比較的小さな荷物をしばるのに向いています。

[結び方]

  1. 1荷物の上、中央にひもを当て、長辺の半分に結びの分を加えた長さをとる。
    写真のように90度反転させる。
  1. 2右手に持った長い方のひもを、ここから短辺の方向に2周巻く。
  1. 31でとった短い方を手前、長い方を奥にして交差させる。
    左手は写真の位置のまま、右手に持った長い方を長辺の方向に2周巻き、十字掛けにする。
  1. 4手前の角で、下からきた右手のひもを二重のひもの下に通す。
  1. 5両手で引き締める。
  1. 6右手のひもで左手のひものあたりに輪を作る。
  1. 76の左右を持ち替える。
  1. 8右手のひもを左手の輪の2本に巻き付け、輪の下から上に通す。
  1. 9引き抜いてから両手で引き締めると、垣根結びの完成。

長い荷物を結ぶならこれ

長さのある荷物を結ぶのに適しているのが、このキの字掛け。十字掛けの応用編です。

[結び方]

  1. 1写真の位置で十字掛けをし、ひもの長い方を90度に折り曲げる。
  1. 2ひもの長い方を1周させ、再び十字掛けををする。
  1. 3荷物を裏に返し、ひもの長い方を渡った部分2か所に巻き付ける。
    写真のように上からひもを通して、下から出すようにするとゆるまない。
  1. 4荷物を表に返し、角の部分でかます結び(下記参照)をして完成。

メモ

キの字掛けは、毛布やふとんなど、重くてかさばるものの荷造りに使うと、コンパクトになって持ち運びもしやすく便利。
アウトドアで寝袋を縛るときなどもにも使えるので、覚えておくといろいろなシーンで重宝します。

[かます結び]

  1. 1短いひもAを折り返し、長いひもBを巻きつける。
  1. 2いったん引き締める。
  1. 3Bを折り、Aの輪の中に通す。
  1. 4Aの先を引き締めて、かます結びの完成。

大きな荷物を結ぶなら、行李(こうり)結びが適しています。

大きな荷物を結ぶなら、行李(こうり)結びが適しています。

[結び方]

  1. 1ひもを二つ折りにし、荷物の写真の位置にくるように二重止め結びを2つ作る。
    (写真は2を表から見た状態。底の中央Aに、二つ折りの輪がある)
二重止め結び。
  1. 2荷物を裏返し、2本のひもをAの輪に通し、左右に振り分けて引き締める。
  1. 3表に返し、中央の輪に通したひもを左右に折り返し、手前と奥に振り分ける。
  1. 4再び裏返し、ひもを写真のように90度に折り曲げ、くぐらせる。
  1. 5両手で引き締める。
  1. 6表に返し、輪の結び目の横に巻き結び(下記参照)をしたあと、ひと結びする。
    先を引いて、結び目を引き締め、完成。

[まき結び]

  1. 1ロープをひと巻きする。
  1. 2もうひと巻きして、先をくぐらせる。
  1. 312を寄せて、引き締めればまき結びの完成。
  1. 4まき結びの上から、もうひと結びして引き締めるとよい。

ラッピングにも使える結び方

亀甲(きっこう)結びは、ラッピングに使用してもおしゃれ。 最後の結びが包みの天側にくるようにしましょう。

[結び方]

    1. 2始めの位置に戻ったら、1でとった短い部分に一度引っ掛ける。
  1. 31と逆に、裏→表→裏とかけていく。
  1. 4もう一度始めの位置に戻ったら、ひもの先を写真のように通す。
    角でちょう結びをしてできあがり。

監修

小暮 幹雄

プロフィール

小学生のときにターザンの映画を観たのがきっかけで、ロープで遊べるの楽しさを知り、結びに興味を持つ。さらにボーイスカウトで正式にロープ結びを習い、上達。 ボーイスカウトのリーダートレーナーとして活躍する一方、2000年に「結び文化研究所」を設立し、“結びの伝道師”として各方面で指導、講演を行う。