ライフスタイル

愛猫の健康のため 歯磨きを!

猫の長生きのもとは歯の健康!
歯磨きの大切さと磨き方のコツをお教えします。

公開日:2018年8月24日

「人間同様、猫も口の中の健康を保つことが非常に重要!
そのためには、猫も歯磨きをするのが必須! 」
というのは、猫専門の獣医師として長年に渡って活躍中の服部幸先生。

「でも、どうやって猫の歯磨きをしたらいい? 」
「うまく磨けない! 」
 
そんな疑問やお悩みを持つ方に
服部先生が猫の歯磨きのコツを伝授します。

なぜ猫も歯磨きが必要?

猫も人間同様、歯磨きをしないと、歯こうがたまり、やがて歯石になり、放置すると歯周病や歯槽のう漏になってしまいます。
さらに、歯石の中にはたくさんの細菌がいて、その細菌が血液に入り全身に回り、心臓や腎臓に炎症を引き起こす可能性もあるのです。

つまり、口の中を清潔に保つことが猫の健康を守り、長生きの秘訣ともなるのです。

歯石になってしまうと歯磨きでは取ることができなくなり、動物病院で全身麻酔をかけ削ってもらわなくてはなりません。
そうならないよう、愛猫のために歯磨きを取り入れていきましょう!

どうやって磨く?

いきなりの歯磨きは難しいもの。
慣れないうちは口元に優しく触ることから始めます。
嫌がらなければガーゼを指に巻いて歯の表面を拭いてみましょう。

歯ブラシは猫用のものか、乳幼児向けの毛が柔らかく、ヘッドの小さいものなら代用は可能。
歯磨き粉は猫は飲み込んでしまうので、人間用のものは適しません。
猫用のものを使用してください。
慣れてきたら、一番歯こうが溜まりやすい、上の奥歯を重点的に磨きましょう。歯の先ではなく、歯と歯茎の間の歯こうを落とすようにブラシをあてます。
一人で磨くのが難しい場合は二人でやってみましょう。
一人が後ろから包むように抱き、前足を押さえます。そしてもう一人が歯を磨きます。

ただし、猫が嫌がる場合は決して無理しないように!猫のご機嫌をうかがいながら、少しずつ慣らしていきましょう。

理想的には1日1回、難しいようであれば3日に1回位のペースでできるといいです。
歯磨きするのが難しい場合は、歯ブラシほどの効果はありませんが、デンタルケアができる猫用のおもちゃや、歯こうを落とす効果があるおやつなどを、まずは取り入れてみましょう。

教えてくれた人

服部 幸さん

  • 獣医師

プロフィール

猫専門病院院長。北里大学獣医学部卒業。2005年より猫専門病院院長を務め、2012年、猫の健康と幸せを第一に考えた「東京猫医療センター」を開院。猫の専門医療に携わるエキスパート。