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靴ひもの正しい結び方

ふだん何気なく結んでいる靴ひもですが、ひもの種類や結び方などで履き心地やほどけにくさが変化します。

公開日:2018年9月7日

靴ひもには、目的にあった選び方や結び方があります。
穴の通し方から、ひもの種類による違い、ほどけにくい結び方まで、知っておくと得する靴ひもの世界。
スポーツ用品メーカーのランニングインストラクターが、靴ひものあれこれ教えます。

靴ひもを通すのは穴の上から? 下から?

靴ひもを、穴の上から通すのか、下から通すのかで、靴のフィット感が全然異なります。

フィット感を求めるならオーバーラップ

靴ひもを穴の上から通していくのが、オーバーラップ。足を包み込むので、フィット感が強く、靴の中で足が動きにくいのが特徴です。

自然な履き心地ならアンダーラップ

一方、穴の下から通すのがアンダーラップ。足に合わせた自然な通し方で、圧迫感が少なく、自然な履き心地が特徴。長時間履く場合などに向いています。

足首あたりに空いた穴への靴ひもの通し方

ランニングシューズなどにある、足首あたりに空いている穴。一体どうやって靴ひもを通すの? また、この穴の意味は?

かかとが固定されてよりフィット感アップ

靴ひもをそのまま隣の穴に通して、輪っかを作り、それぞれの輪っかに反対側の靴ひもを入れて結びます。
この穴を通して結ぶと、普通の結び方よりも足首がしっかり固定されて、かかとがズレるのを防いでくれます。

平たいひもと丸いひもの違い

靴ひもには、平たいひもと丸いひもがあります。
この2種類のひもの差はなんでしょう?

ほどけにくさなら平たいひもを選ぼう

平たいひものほうが、丸いひもよりも、ひも同士の接地面積が広くなるのに加え、食い込みやすい形状のため、ほどけにくくなります。
そのため、競技用シューズやスパイクには、平たいひもが使用されることが多いです。
一方、丸いひもは弾力があり、丈夫で切れにくいため、登山靴などで使われることが多いです。また、やわらかい履き心地のため、体力作り用のランニングシューズや長時間のウォーキング用の靴などにも使用されています。

ほどけにくい靴ひもの結び方

いつものちょうちょ結びの最後に、少し手を加えれば、ほどけにくい結びができます。

ちょうちょ結びの最後に一工夫

結び方の基本は、普通のちょうちょ結びと同じ。ポイントは、最後に左右のちょうちょの羽部分を引っ張って結びを完了せず、もう一度結び目の穴にに片方の羽をくぐらせてから引っ張ること。
こうすることで、二重の結び目ができ、ほどけにくくなります。また、ほどくときはいつも通り左右のひもの端を引っ張るだけで簡単にとれます。

【手順】

  1. 1青いひもが上、黄色いひもが下でクロス。
  1. 2黄色いひもで、一つ目のちょうちょの羽を作る。
  1. 3青いひもを2の後ろから回して、普通のちょうちょ結びを作るが、まだきつくは締めず、結び目の輪っかをゆるくキープする。
  1. 43でできた輪っかに、もう一度青いひも(羽部分)をくぐらせて、締める。

教えてくれた人

西岡 勝義

  • スポーツ用品メーカー ランニング指導員

プロフィール

大手スポーツメーカーのランニングインストラクター。