料理

野菜のメキキ トマト編

色、形、重さ?
甘くてジューシーなトマトの選び方です。

公開日:2018年8月31日

鮮やかな赤色が食欲をそそるトマト。
夏野菜のイメージが強いですが、実は寒冷地が原産地のトマトは、春が旬。
ギュっとおいしさの詰まったトマト選びのコツと保存法を野菜のプロが教えます。

旬は3〜5月

アンデスの山岳地帯が原産地のトマトは、乾燥した寒冷地。その気候に近いのが日本では3〜5月になります。この時期のトマトは実がしっかりして、味わいがよいといわれています。

分類:ナス科トマト属
原産地:南米・アンデス山岳地帯
旬:3〜5月

メキキのポイント

1.ずっしりと重いもの

手に持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。
水に浮かべると糖度の低いトマトは浮きますが、ゆっくりと細胞分裂を繰り返して育った糖度の高いものは沈みます。

2.形が丸く芯が実の中心にあるもの

丸い野菜は丸い形が基本。形が丸く、芯が実の中心にあるものを選びましょう。いびつな形のものは実詰まりが悪い場合があります。

3.筋目が多いもの

上から見て、筋目がたくさんあり、間隔が均一なものがおすすめ。筋目の数だけ種の入った部屋(子室)があります。この子室が多いほど、味わいがよくなります。

おいしい切り方

トマト本来のおいしさを生かすには、筋目に沿ってくし切りにすること。放射状に切ってから、へたを落とします。
旬の後半は皮が厚くなるので、輪切りにするのもおすすめ。へたをとってから、切れ味のよい包丁で切りましょう。

保存のポイント

収穫後も追熟していくトマトは、冷蔵庫には入れません。特に、熟したトマトを冷蔵庫に入れると低温障害が起きて風味が失われてしまいます。
さらしなどをかぶせて霧吹きで水をかけ、風の当たらない場所に置きましょう。
保存の目安は約1週間です 。

教えてくれた人

内田 悟

  • 築地 青果店代表

プロフィール

「野菜は大地の命そのものだ」をモットーにする、野菜のメキキ。野菜コンサルタントとして各地で講演活動などを行っている。 野菜に関する著書も多数。