園芸・グリーン

切り花を楽しむ
和紙で作る月の器

和紙を満月のように見立てたかわいい花器の作り方。
秋のお月見の季節にもぴったりです。

公開日:2018年9月21日

いい花瓶がなくても、自由な発想で、オリジナルの花器を作ってみませんか。
紹介するのは、和紙と風船を使って作る、丸い花器。
黄色い和紙に、黄色系の花を組み合わせれば、月のイメージで飾れます。
難しい工程は少ないので、子どもと一緒に工作気分で作るのも楽しいでしょう。
安定感のあるワイングラスなどにのせて高さを出すと空に浮かんでいるようで、よりお月さまらしくなります。

花器の作り方

【用意するもの】

黄色い和紙
ゴム風船(色の濃いもの)
木工用ボンド
ポリ袋やビニールシート(作業スペース用)
ボウル 数個

【下準備】

ボンドがたれるので、作業用スペースにポリ袋やビニールシートを敷いておく。
木工用ボンド1:水10の割合で溶きのばす(ボウルなどに入れて)
和紙を適当な大きさにちぎっておく。

【作り方】

(1)風船に和紙を貼りつける

(1)風船に和紙を貼りつける

風船をふくらませてボウルにのせ、水溶きボンドに浸した和紙を貼りつけます。
縛り口のまわりを囲むように、花を入れるスペースを意識しながら貼りましょう。
(2)和紙を二重に貼る

(2)和紙を二重に貼る

丈夫にするため、和紙を二重に貼りつけます。
二枚重ねると下の風船の色が見えなくなるので、それを目安にして全体に貼りましょう。
(3)しっかり乾かす

(3)しっかり乾かす

そのまま半日~1日おいて、しっかりと乾燥させます。
途中で一度向きを変え、風船が下のボウルに貼りつかないように注意します。
(4)風船を割る

(4)風船を割る

先のとがったものでつついて風船を割り、取り出します。
これで、外側の和紙だけが残り、器が完成します。

花の生け方と組み合わせのポイント

(1)器にコップを入れる

(1)器にコップを入れる

月の器にすっぽり入る大きさのコップを用意し、水を入れて器の中に入れます。
底が安定している円筒形のものがおすすめです。高さもあるもののほうが、花を入れたときに安定します。
(2)穴の端に立てかけるように花を入れる

(2)穴の端に立てかけるように花を入れる

最初にオレンジ色の大きな花を入れ、小さな花は穴の端のほうに立てかけるように入れてから真ん中を埋めます。
こうすることで、バランスがとりやすく、球体からこぼれ落ちるようなイメージが作れます。

メモ

濃いオレンジ色から黄色、薄い黄色へとグラデーションをつけましょう。
間に葉ものを入れるとアクセントになり、さらにつるを垂らすと動きも出ます。
(写真はマリーゴルド、姫ヒマワリ、スプレーギク、ハートカズラ、ゼラニウム)

同色でまとめるのもきれい

同色でまとめるのもきれい

黄色系の花だけでまとめるのもよいでしょう。
花びらがたくさんついている花(トルコギキョウ、バラ、キクなど)とスプレー咲きの小花を組み合わせるなど、花の形に変化をつけると、同色系でもニュアンスが出ます。

監修

川崎 景太

プロフィール

フラワーアーティスト。水が溜まるものは何でも花器になるという視点から、規制概念にとらわれない作品を発表し続けている。