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いざ! というときに役立つ
災害時の調理にあると便利なグッズ

災害時の調理では、水や燃料の節約や衛生面の配慮がポイント。
あると役に立つ便利なグッズを紹介します。

公開日:2018年8月31日

地震や台風、大雨などによって起きる災害。
そんな災害時の食事は、体や精神的な健康を保つためにも重要です。

災害時の調理では、食料やカセットコンロ以外にも、準備しておきたいものがあります。
ポイントは「水・燃料の節約」と「衛生的であること」。

災害時の調理に役立つ便利グッズと、その使い方を紹介します。

災害時の調理に大事な2つのポイント

(1)水・燃料の節約ができること

災害時は、使える水や燃料に限りがあることも。調理器具や、食器を工夫することで、水や燃料を節約することができます。

(2) 衛生的であること

災害時は通常以上に食中毒が起きやすい環境にあります。また、お腹をこわしてしまっても病院に行けないことも。
衛生面に気を配り、食中毒を防ぐことが特に重要です。

災害時の調理のために用意しておいたほうがいいグッズ

●クーラーボックス

停電時、特に気温が高い時期は、食品が冷蔵庫に入っていても1日もたたずにダメになる可能性があるので、クーラーボックスに移し替えます。
要冷蔵品で実際に食べられるのは、クーラーボックスに入れた分だけと考えましょう。
入れる食品の優先順位は、好きなものから。災害時は好きなもので食欲を出すことが大切です。
また、保冷材は食品の上に置きます。
冷気は上から下に行くので効率よく冷えます。
冷凍庫は、入っている食品自体が保冷剤代わりになるので、2日間ほどは大丈夫。なるべく開けずにおきます。

●ラップ

皿に敷き、使い終わったら捨てます。皿を洗う水を節約することができます。

●アルミホイル

フライパンなどに敷きます。熱を通すので、フライパンを汚さずに加熱調理することができます。

●ポリ袋

おわんのような深い器を汚さないようにするときや、炊き出しなどがあったときに、入れてもらうこともできます。また、あえる、混ぜる、といった作業をすることができます。
なるべく多めに用意します。

●キッチンばさみ

まな板や包丁を使わずに、衛生的に切ることができます。調理器具を洗う水が節約できます。

●皮むき器

キッチンばさみと同じようにまな板や包丁を使わずに切ることができます。また、薄切りになるので、加熱時間が少なくすみ、燃料の節約にもなります。

●調理用手袋

食品に直接触れないように、使い捨ての手袋を用意しておきましょう。

教えてくれた人

今泉 マユ子

  • 管理栄養士・防災士

プロフィール

日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)に所属し、管理栄養士、防災士、災害食専門員、水のマイスターなどの資格を生かし、 防災食アドバイザーとして幅広く活動している