ファッション・雑貨

ファッションが2倍楽しくなる!
“見立て”のファッション

スカートがストールに、パジャマがブラウスに!
ワードローブを2倍にする方法をシトウレイが伝授

公開日:2018年6月22日

『シトウレイのファッション道』第3弾は「見立て」。

パリで撮影したムッシュの着こなしから
洋服を本来の役割以外の方法で活用するコツを解説。
「見立て」のコツさえつかめれば
少ないワードローブでも着こなしの幅がグンとアップ!

手持ち服を使ったシトウ流「見立て」ファッションも必見。
今すぐ家中のクローゼットをひっくり返したくなる!

今月のイチオシ! ムッシュの「見立て」

こんにちは! シトウレイです。
今回ご紹介するのは、パリで撮らせてもらったこちらのムッシュ。
カメラ片手にさっそうと歩く姿がとってもステキだったんですが
それよりも心引かれたのが、ムッシュのジャケットの着こなしです。

ジャケットONジャケット

よく見ると、迷彩柄のジャケットの上に
さらにアーミージャケットを重ねている
「ジャケットONジャケット」の着こなしなんです。

よく、カーディガンの上にジャケットだったり
ジャケットの上にコートを重ねたりしますが
「カーディガンの上にカーディガン」
「コートの上にコート」みたいな着こなしは
あまりないんじゃないかと思います。

ムッシュのように、インナーの迷彩柄の
ジャケットをシャツに「見立て」て
スタイリングする、そういったことをサラッと
やってしまう着こなしに引き込まれてしまいました!

「見立て」は日本のお家芸

実はこの「見立て」
私たち日本人が得意とするワザなんです。

例えば、日本庭園では、砂で「海」を表したり
砂に線を描いて「波」を表現したり
岩を「山」に見立てたりします。
日本人は古くから「見立て」というものを暮らしの中に取り入れてきました。
この見立て文化の素地が私たちにはあるからこそ、
それを着こなしにも発揮できるんじゃないかなって思っています。


では。今回はこの「見立て」を受けて、
「自分だったらどう着るか?」を考えてみたいと思います!

シトウ流! 手持ちの服で「見立て」に挑戦!

例えばこの古着のロングスカート。
「見立て」の発想を取り入れると…
こんな風にストールとしても使える

固定概念にとらわれないというのが一番クローゼットを活かす方法。
なるべく柔軟に一つの生地として洋服を扱うようにしています。
ポイントは、スカートを
チューブトップに「見立て」
たところ。

よく考えたら、スカートをスカートと
定義しているのは自分自身でしかないんですよね。
もっと自由に、洋服を一枚の布だと思って見れば、
いろんな着方が広がるんじゃないかなと思います!

メモ

↑動画もチェックしてみてくださいね!パリでの撮影や服選びの様子も収録されているので
ファッションが大好きな方はもちろん、おしゃれしてみたい方も楽しんでいただけるはず!

大切なのは、"何を着るか、ではなく、どう着るか"。

お相手はシトウレイでした! Ciao!

教えてくれた人

シトウ レイ

  • ストリートスタイル フォトグラファー、ジャーナリスト

プロフィール

世界各国のストリートスナップを撮り続ける日本を代表するフォトグラファー。 ファッション誌でカメラマンとして活躍後、Webサイト『STYLE From TOKYO』を立ち上げ東京のストリートファッションを世界に向けて発信。 自身もストリートファッション写真の権威『The Sartolialist』の著書に特集を組まれるなどファッションアイコンとしても注目されている。