ファッション・雑貨

“オーバーサイズ”が大人の気分
おしゃれに着こなすヒント

復活のデニムONデニムを
おしゃれに着こなすコツは?
フォトグラファー・シトウレイが教えます!

公開日:2018年5月18日

『シトウレイのファッション道』第2弾はデニムにフォーカス!
上下デニムに身を包んだパリのマダムの着こなしを
「どこがどう〝おしゃれ″なのか?」徹底的に解説。

さらに、シトウさんが自身のワードローブを総動員させ
「自分だったらどう着るか?」を提案します。
今すぐまねしたくなるコーディネート術は必見です!

今月のイチオシ! 男前マダムの「サイズずらし」

こんにちは! シトウレイです。
今日ご紹介するのはこちら。男前マダムです!
上下デニムというトレンドの着こなしなんですけれども
デニムの色を統一させていないラフ具合といい、シャツを
ちょっとだけパンツインしているこのあんばいといい、まさしく上級者!
全体的に整えたわけではなく「前だけザザッと入れたら
こうなりました感」が男前感を醸し出していると思います。

ポイントは「サイズずらし」

彼女の着こなしにノックダウンされた一番の理由。
それは全体のサイズ感です。ポイントはこの「オーバーサイズ」感。
自分にぴったりのサイズをあえて着ない「サイズずらし」なんです。
自分にフィットするサイズやプロポーションをきれいに
見せてくれるサイズというのが
「おしゃれのベストサイズ」というわけではないのです。

ベストは「2サイズUP」

では、どれぐらいの「サイズずらし」がベストなのか?
このマダムのサイズ感を検証したところ、具体的には
肩はジャストサイズよりも2サイズUP大きい。
オーバーサイズを着ることで、服と体の間にゆとりが生まれ
リラックス感のある雰囲気が醸し出されているんです。
そして袖の長さにも注目です。
ポケットに手を突っ込んでいますが
袖は小指の付け根に届く長さ。
オーバーサイズの袖から見え隠れする
指先や手首が細くきゃしゃに見える
効果があります。まさに「萌(も)え袖」
その効果にグッときちゃいました!
そして、最後は足元。
デニムに隠れて見えない…!
が、このデニムのもたつきからして
ハイヒールを履いているのが分かります。
ヒールを履いてぎりぎり地面につかない
だろうサイズ。だからこそ、そこから
漏れ出る女性らしさがこの着こなしの
強いスパイスになっているんです。
では。今回はこの「サイズすらし」を受けて、
「自分だったらどう着るか?」を考えてみたいと思います!

シトウ流! 手持ちの服で「サイズずらし」に挑戦!

ポイントはオーバーサイズ。実はこれ
夫のシャツなんですけれども、シャツの裾が
膝上まであるビッグサイズ。なので、裾を
出しっぱなしにするとちょっとバランスが悪い。
パンツに入れて、その分ふんわりとボリュームを
持たせてみました。襟を抜くのもポイントです。
生地の中で遊んでいる感が出るといいかなと。
あとは袖をまくって手首など、きゃしゃなところを
見せるのもオーバーサイズを着こなすコツです。

自分のクローゼットにあるものがすべてじゃなくて
もしパートナーがいたり、お子さんがいらっしゃったら
だんなさんやお子さんのクローゼットものぞいてもらえればと
思います。サイズもそんなに考えなくても大丈夫!
襟を抜くとか、袖をまくるとかアレンジ次第で案外使えるもの。
新しく買い足さなくても、だんなさんのクローゼットに
あるかもしれないので、まずは家のクローゼットを総ざらいするのを
おすすめします。自分のワードローブが2倍にも3倍にもなりますよ!
足元ですか?
女性性を強調しないなと思ったので
ちょっとヒールを合わせてみました。

メモ

↑動画もチェックしてみてくださいね!パリでの撮影や服選びの様子も収録されているので
ファッションが大好きな方はもちろん、おしゃれしてみたい方も楽しんでいただけるはず!

大切なのは、"何を着るか、ではなく、どう着るか"。

お相手はシトウレイでした! Adios!

教えてくれた人

シトウ レイ

  • ストリートスタイル フォトグラファー、ジャーナリスト

プロフィール

世界各国のストリートスナップを撮り続ける日本を代表するフォトグラファー。 ファッション誌でカメラマンとして活躍後、Webサイト『STYLE From TOKYO』を立ち上げ東京のストリートファッションを世界に向けて発信。 自身もストリートファッション写真の権威『The Sartolialist』の著書に特集を組まれるなどファッションアイコンとしても注目されている。