住まい・インテリア
料理

民芸の“焼き物”を生かす
ティータイムのテーブルセッティング

料理研究家ワタナベマキさんとフラワースタイリスト平井かずみさんが、ティータイムを素敵に演出!

公開日:2018年7月6日

料理研究家のワタナベマキさんと、フラワースタイリストの平井かずみさんは、
民芸をさりげなく『くらしの道具』として日々、愛用しています。
そんなお二人に民芸の“焼き物”を使った
ティータイムのテーブルスタイリングを提案してもらいました。
また、メインで使った島根の焼き物もご紹介します。

手仕事の温もりと実用性が魅力の“焼き物”

日本には、焼き物が有名な土地が数多くあります。島根もその中のひとつで、古くから焼き物づくりが盛んに行なわれています。焼き物に適した土がある島根は、地域ごとに個性的な窯元が点在。デザインも様々で、バラエティーに富んでいます。

英国人陶芸家のバーナード・リーチが湯町窯で作った大皿。 スポイトで模様を描くスリップウエア。

湯町窯は、黄色の釉薬が特徴。バーナード・リーチから指導を受けた取っ手は、持ちやすいと定評がある。

深い青が目をひく出西窯の「縁鉄砂呉須釉皿」

微妙な色合いがひとつひとつ違うのが魅力の森山窯

島根では珍しい白磁。ほのかな青みを帯びて透けるような白さ。エッジが効いた形がモダンな白磁工房の焼き物。

出雲大津焼素陶器は、釉薬をかけず素焼きした焼き物。 黒い色は燻した炭の色で、燻すことで硬くしまり、衝撃に強く、耐火性も増す。

焼き物を生かした、ティータイムを演出

「焼き物の器は、かわいいし、モダン。盛るものや、盛り方次第でほっこりした雰囲気にも、かっこいいイメージにもできるのがいいところ」と、料理研究家のワタナベマキさん。
「焼き物の器や皿など、どんなものでも花器になる」というフラワースタイリストの平井かずみさんは、花をいける道具のひとつとして焼き物を活用しています。

そんなお二人に個性的な島根の焼き物を使って、ティータイムを楽しくするコーディネートを提案してもらいました。
2人が使うのは、大胆な模様が印象的な角皿(湯町窯)と、シンプルな形が使いやすい飯椀(出西窯)。
角皿の黄色を生かすために、ワタナベさんが用意したのは真っ白な「チーズケーキ」。皿の真ん中へ置きます。

平井さんは、ケーキの周りをハーブで飾りつけ。
あえてお花はいけるのではなく、器にのせるのがポイント。
仕上げは、レモンの輪切りの上に、ラベンダーの花びらを散らして、アクセントをつけます。

【花材】ラベンダー、ローズマリー
白い飯椀は、本来の使い方ではなく、アイスティーを注ぎます。
カモミールの花とゼラニウムの花びらを浮かべて、華やかに。
素敵なティータイムのテーブルコーディネートのできあがりです。

教えてくれた人

平井 かずみ

  • フラワースタイリスト

プロフィール

特別なときではなく、日々の暮らしの中に花を楽しむ“日常花”を提案。自身のアトリエを拠点に、花の楽しみ方を伝える教室を主宰し、雑誌、広告などでもフラワースタイリングを行っている。著書多数。

教えてくれた人

ワタナベマキ

  • 料理研究家

プロフィール

グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。母や祖母から伝えられた手仕事に現代的なセンスを取り入れた、温かみのあるナチュラルレシピが人気。