住まい・インテリア
園芸・グリーン

民芸を暮らしに生かすコツ
“かご・ざる”で花あしらい

温もりある“かご・ざる”を使った
花のあしらい方をプロが提案。
花の移ろいを長く楽しむ技は必見!

公開日:2018年5月11日

名もなき職人たちが作り上げた、暮らしの道具“民芸”
地域の風土や伝統を背景に、生まれた民芸は、丁寧な手仕事が魅力です。
そんな温かみのある民芸を、普段の暮らしにさりげなく取り入れてみませんか。
フラワースタイリストの平井かずみさんが、
民芸“ざる・かご”を使った、花のあしらい方をご提案。
素朴なかごを花器にする技や、
花の移ろいを長く楽しむためのアイデアを紹介します。

温もりが感じられる“かご・ざる”

日本各地で作られている民芸の「かご」や「ざる」。日本有数の豪雪地帯、福島の奥会津でも出会えます。
地元で採取できる材料を使った「かご」や「ざる」などの編み組細工は、冬の間の農家の手仕事として作られてきたそう。
編み組細工は、とても丈夫で10年20年と使い込めば、使い込むほど、味わいが増していくのが魅力です。

“かご”や“ざる”を暮らしに取り入れる

自然な素材で素朴な感じが魅力の「かご」や「ざる」。
フラワースタイリストの平井かずみさんも、「かご」や「ざる」が大好きで、花器としても活用しています。

かごを花いけの道具に

民芸の品は、日々使ってこそ、暮らしを豊かにしてくれる存在。活用することがいちばんという平井さん。
水がはれない「ざる」もちょっとしたアイデアで立派な花いけの道具になります。
【花材】スズラン ムシカリ

【花材】スズラン ムシカリ

【つくり方】

  1. 1ざるの中に、水をはった容器を入れる。
  1. 2広がりやすい花は紐で縛り、ひとつにまとめて、生ける。

メモ

口の大きいかごに生けるときには、ひとつにまとめると簡単です。

ざるをつかって花を長く楽しむ

花を長く楽しみたい人におすすめのアイデアが「干し花」。咲き切った花を、ざるの上で2週間干していきます。干している間も花の移ろいをゆっくり感じられるのが魅力。完成したら、お皿や瓶に入れて飾りましょう。
シンプルな器が、干し花独特の美しさを引き立ててくれます。

【つくり方】

  1. 1咲き切った花の茎をカットし、花をざるにのせる。
  1. 2ざるにのせたまま、2週間ほど干す。

メモ

干している間も花の移ろいを楽しんで。

  1. 3乾き切ったら、皿や瓶に移し替えて、インテリアとして楽しむ。

教えてくれた人

平井 かずみ

  • フラワースタイリスト

プロフィール

特別なときではなく、日々の暮らしの中に花を楽しむ“日常花”を提案。自身のアトリエを拠点に、花の楽しみ方を伝える教室を主宰し、雑誌、広告などでもフラワースタイリングを行っている。著書多数。