園芸・グリーン

初心者にもおすすめ!
丈夫で育てやすい多肉植物 エケベリア

形の美しさやユニークさが魅力の多肉植物。水やりなどあまり手がかからないので、初心者にもおすすめです。

公開日:2018年4月20日

プクプクした葉っぱや個性的な形がかわいいと人気の多肉植物。
太陽を浴び、風を受けることで、元気に育ちます。
戸外に置くと、寒暖差のある環境によって、葉は肉厚になり、茎の節は詰まり、美しい形に。
丈夫で育てやすい多肉植物と育て方のポイントを紹介します。

多肉植物とは

葉や茎、根に水分を蓄えることができる植物のこと。雨が少ない乾燥した気候の土地で育ったため、そういう性質になったと考えられています。変化の少ない植物と思われるかもしれませんが、生育期になれば新芽も出ますし、秋になれば紅葉する種類も。しっかり育てると花も咲きます。
多肉植物とは
①エケベリア こころ
②エケベリア 高砂の翁
③アエオニウム 黒法師
④エケベリア サブセシリス錦

初めて買うなら、育てやすい小さめのものを

初めて買うなら園芸店で。2.5号鉢(直径7.5cm)くらいが育てやすくておすすめです。買ったときに写真を撮っておくと、園芸店で育てられたよい状態の色や形が記録でき、変化もわかります。

ポイント

  • 元気に育てるための3つのこころがけ
    ①1日6時間は日光に当てる
    ②風通しのよい場所に置く
    ③水の与えすぎに注意

    多肉植物は、戸外で育てるのが基本。ただし5~9月の紫外線の強い時期は直射日光をやわらげるようにして。お客さんが来るときやじっくり眺めたいときなど、ときどき家の中に入れるのもよいでしょう。飾って楽しんだらまた戸外へ。 また、草花を育てる感覚で水やりをすると、根腐れを起こす場合があるので要注意です。

初心者におすすめ
バラの花のような葉の形が美しい「エケベリア属」

【特徴】
葉が放射線状に重なり合ってロゼットと呼ばれる形になっているグループで、丈夫で育てやすいのが特徴。葉がふっくらと厚くなり、重なりが密で高さも一定になるのが理想的。日光にしっかり当てると紅葉します。

【生育】
春秋型。春と秋、気温10~25℃でよく育つタイプ。夏(7月中旬~9月初旬)と冬(12~2月)は半休眠します。
①リラシナ

①リラシナ

葉の形がひだのようにエレガントで、表面が白く粉を吹いたようになるのが特徴。
②こころ

②こころ

薄緑色で形が上品で美しい品種。写真は、春の花が咲いた様子。
③青い渚

③青い渚

葉全体に、細かく白い産毛が生えているのが特徴です。
④桃太郎

④桃太郎

葉が丸く厚みがあります。写真は、紅葉で葉の先が濃いピンク色になっています。
⑤オブツシフォリア

⑤オブツシフォリア

フリルのように細かいひだが葉についています。写真は、紅葉で赤くなっています。
  • 植物名は、流通名を表記しています。

多肉植物の名前について

ラテン語で表記される学名とは別に、日本での和名、園芸名、流通名がついています。物語を感じさせるもの、形の特徴をとらえたものなどいろいろあり、名前を見るだけでも楽しくなります。買ったときに名前を控えておくと、園芸書やインターネットで詳しい栽培方法が調べられます。

教えてくれた人

靏岡 秀明

  • 園芸家

プロフィール

昭和5年創業のサボテン・多肉植物の老舗の3代目。ていねいに栽培、管理した丈夫な株を販売し、育て方もきちんと伝えるのがモットー。ハオルチアなどの育種にも定評がある。