ライフスタイル

知っておきたい!
子どもの理想の睡眠3か条

ちょっとした睡眠不足が蓄積すると「睡眠負債」に!!
あなたの子どもは「睡眠負債」たまっていませんか?

公開日:2017年10月27日

世界的に見ても睡眠時間が少ないといわれる日本の子どもたち。
塾や習い事、SNSで忙しく、寝る時間を削ることも珍しくありません。
最近話題の「睡眠負債」。その脅威が子どもたちにも…
寝不足がじわじわと蓄積することによって、
将来にわたって脳や身体に影響が出てくるといわれ、
その影響は、大人よりも深刻だと指摘されています。
睡眠リズムを整えて、わが子を寝不足知らずに!
乳幼児から小学校低学年までの『理想の睡眠3か条』を紹介します。

理想の睡眠3か条とは…

その一、午後7時から午前7時の間に夜の睡眠を取るべし!

寝る時間が10時以降になると睡眠不足になってしまいます。起床時間が朝7時よりも遅くなってしまうこともあるので、遅くても9時までには寝かせましょう。

その二、夜間に10時間±1時間の睡眠を取っておくべし!

乳児期から小学校低学年にかけては、夜の睡眠だけで平均10±1時間が必要(夜間基本睡眠時間)で、昼寝は、また別の眠りです。昼寝を含めた一日の「睡眠時間が足りていればよい」と言うものではありません。

その三、寝起きの時間は、毎日同じ時間であるべし!

眠りにつく時間と起床時間がいつも同じ時刻で、前後30分以内に収まるのが質の良い眠りになります。
時間の例をあげると、毎日夜8時~9時までのほぼ同じ時刻に眠り、途中で目覚めることなく、朝6時~7時までのほぼ同じ時刻に起床するのがよいでしょう。

質の悪い眠りとは…

この3つの条件から外れる睡眠を指します。具体的には入眠時間が10時以降の夜更けになり、起床時間が朝7時よりも遅くなる、夜中に何度も目が覚める、夜間睡眠時間が9時間よりも短い、眠りにつく時間や起床時間が60分以上ばらついているリズムは質の悪い睡眠になります。

メモ

うちの子は大丈夫?と思ったら、「子どもの睡眠チェックリスト」で確認! お子さんと一緒にぜひ一度、チェックしてみてください。
子どもの睡眠チェックリストはこちら

教えてくれた人

三池 輝久

  • 熊本大学名誉教授

プロフィール

小児科医。小児神経科医。2008年、兵庫県立リハビリテーション中央病院に「子どもの睡眠と発達医療センター」を開設。30年間以上にわたり、子どもの睡眠障害の臨床および調査・研究活動に力を注ぐ。 睡眠の大切さを学ぶ「眠育(睡眠教育)」の提唱者のひとり。