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その他

“低山歩き”を楽しむための事前の準備

山の魅力を楽しみながら山歩きがしたい!
そんな方は低山歩きがおすすめ!
事前準備をしっかりして出かけよう

公開日:2017年10月13日

頂上を目指して標高の高い山に登るのは、ちょっとハードルが高い…
でも、登山の雰囲気は味わいたい…じっくりと山の魅力も感じたい。
そんな方には、1000m以下の『低山歩き』がおすすめ!!
人が住み、農作物を作っていたり、商店や宿泊施設があったりと、
暮らしが息づいている低山は、山にまつわる歴史や文化も感じることができるのです。
そこで、低山トラベラーの大内征さんに「低山歩きのための事前の準備」を指南していただきました。
低山といえども、登山と変わりません。
持ち物や装備など事前の準備をしっかりして、低山歩きを満喫しましょう!!

低山歩き、これだけは用意しよう!

山は、急に天候が変わったり、思わぬけがをしたりすることもあるので、何があっても対応できるように、万全な準備をしましょう。
低山トラベラーの大内さんが日帰りで、低山に登るときに持参しているものをご紹介します。
こちらを参考にして、各自の好みでアレンジしてください。
山中にある温泉に入る、バードウォッチング、スケッチ、写真撮影など、それぞれの趣味に合わせて必要なものを持っていきましょう。
持参するものは、アイテムごとにいくつかの小袋に分けて入れておくと、必要なものがすぐに取り出せますよ。

【基本の持ち物】

【基本の持ち物】
  1. 1軽量折りたたみ傘
  1. 2ヘッドライトと予備の電池
  1. 3ホイッスル
  1. 4クマよけの鈴
  1. 5ナイフ
  1. 6手ぬぐい
  1. 7登山用地図
  1. 8コンパス
行く場所によって環境は変わり、持ち物も変わりますが、ぜひ用意してほしいのは、ヘッドライトとホイッスル。ヘッドライトは昼間でも使うことがあります。さらに山は暗くなるのが早く、慣れている場所でも歩くのが大変な上に、滑りやすい場所や崖、木の根っこなどに気づかなくなる危険も。ホイッスルは救助を呼ぶときやクマよけにもなります。

【食関係の持ち物】

【食関係の持ち物】
  1. 1アウトドア用の鍋
  1. 2アウトドア用のバーナーと燃料
  1. 3非常食(行動食)
  1. 4ライター
  1. 5ナイフ・フォーク・スプーン、箸など
  1. 6アウトドア用の食器
山で料理をする場合は、材料と調理器具、燃料が必要。料理をしない場合でも、登山中のエネルギー補給に、チョコレート、クッキー、ナッツ類などの行動食は持参してください。それと、水も忘れずに!500mlのペットボトル1~2本あると安心です。

【緊急用の持ち物】

【緊急用の持ち物】
  1. 1ロープ
  1. 2エマージェンシーシート(サバイバルシート)
  1. 3サポーター
  1. 4ラジオ
  1. 5薬類(特に常備薬は忘れずに)
いざというときのために、最低限の準備は大切です。ロープは靴のソールがはがれたり、ズボンのベルトが切れたりしたときに便利。エマージェンシーシートは体に巻いて、冷えた体を温めることもできます。サポーターはねんざしたときに。薬類は、けが、虫刺されの軟こう、包帯なども常備してください。

これだけは用意したい!
低山歩きの装備

これだけは用意したい! 低山歩きの装備

【帽子】

急な雨、紫外線、落下物などから頭を保護してくれます。どんなデザインでもOKですが、あごひも付きだと強風が吹いても安心です。

【ザック】

肩掛けや斜め掛けのバッグ類は避けて、両手の空く登山用のザックを。たくさんの荷物を入れて背負う大型のザックではなく、日帰りの場合は30ℓ程度のもので十分。ウエストベルトが付いていると、肩にかかる負担を腰にも分散させることができて便利です。

【手袋】

寒いときや急斜面で手を地面についたりするときなどに持っていると重宝します。防水のものがなお便利ですが、夏の紫外線対策用なら通気性のよいものでも。

【ウエア】

年間を通して、アウトドア用の長袖と長ズボンがベストです。露出部分が多いと、虫などに刺されやすくなります。また、転倒や、木の枝などでのけがの予防にもなります。帰りの着替え用に、夏は半袖のTシャツなど、冬は防寒用の上着などがあると便利。ほかに雨具も用意してください。

【靴】

低山歩きの場合は、登山靴のほか、防水性のあるトレッキングシューズでもOKです。トレッキングシューズは、登山靴に比べて、軽く、ミドルカット(登山靴は足首を固定するハイカット)のものが多い。いずれの場合も、自分の足に合った靴を選んで。タウン用のスニーカーは、沢道などを歩くときに滑りやすいので注意が必要です。

教えてくれた人

大内 征

  • 低山トラベラー

プロフィール

宮城県仙台市で育つ。都内で会社員生活を送る中、次第に子どものころからなじんだ山への郷愁にかられ、山歩きを始める。身近にある低山の魅力に目覚めてからは、山にまつわる歴史や伝承を辿りながら日本各地を旅している。著書「低山トラベル とっておき低山30座の山旅ガイド」も発表。