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ここが危ない!
加齢で転倒しやすい場所

何だか最近よくつまずく、転びそうになる。
そんな人はこんな場所に注意を払いましょう。

公開日:2017年9月29日

何気ないところでのつまずき、そして転倒。
これは加齢による筋力の衰えに加え、視力の低下や、
物を立体的に見る能力の低下によって、
段差に気づきにくくなっていることなどがあげられます。
まずは、周囲のつまずきやすい場所をチェックして、転倒を予防しましょう。

ここが危ない!転倒しやすい場所の例

【屋外】

○石畳やアスファルトの継ぎ目

○石畳やアスファルトの継ぎ目

1cmほどの小さな段差ほど、注意が向かないので危険
○街路樹の下

○街路樹の下

樹木の根によって道路が膨らんでいたり、割れている場所がある
○曲がり角

○曲がり角

車や自転車をよけて歩くため、端を歩くと、ちょっとした段差を見過ごす

【室内】

○カーペットのふち

○カーペットのふち

ふちに足をひっかけてしまう
○座布団

○座布団

ふちに足をひっかけてしまったり、踏んで滑ってしまう
○敷居

○敷居

小さな段差につまずき転ぶ
○電気コード

○電気コード

足をひっかけて転ぶ

【つまずかないためのポイント】

加齢にともなう、つまずきからの転倒。それは、筋力の衰えが一番のポイントです。若い頃は、つまずいても、反射的にリカバリーして転ぶところまではいたりません。しかし筋力が低下すると、ちょっとした段差や傾斜でつまずき、リカバリーが効かなくて転倒する可能性が高くなります。
また、一つのことに集中するあまり、段差や傾斜への注意力が散漫になってしまうことも原因のひとつです。
筋肉の量は、40代前半に比べ70代後半になると、男性で平均11%、女性で平均6%減少することがわかっています(山田実准教授の研究による)。
転倒を怖がり、外出を控えるのではなく、日頃からつまずきやすい場所を認識しておくことで、屋外での転倒予防につながります。また室内は、整理整頓を心がけましょう。

監修

山田実

  • 筑波大学 准教授

プロフィール

加齢による筋肉の衰え(サルコペニア)や心身機能の低下(フレイル)、転倒予防など健康寿命の延伸に向けた研究をしている。
保健学博士。理学療法士。