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美容・健康

眠りの質が高まる!
「寝巻き」の選び方

気持ちよく眠るために「寝巻き」を見直してみませんか。
素材や形にこだわると眠りの質が変わります!!

公開日:2017年9月8日

あなたは、部屋着のまま寝ていませんか?
眠っているので自覚がなくても、寝心地の悪さを感じ、
熟睡できていないこともあります。
心地よく眠るためにまずは、「寝巻き」を見直しましょう!
眠りの質をあげる「寝巻き」の選び方をご紹介します。

自分の寝巻きを見直そう!

眠りの質は、寝るときに着るものによって大きく変わってきます。部屋着のまま寝ている人は、寝巻きに着替えましょう。スウェットなどの部屋着の生地は布団との摩擦が大きいため、寝返りを打つと掛け布団がずれてしまい、睡眠中によけいな体力を使ったり、ゴワゴワして寝心地の悪さを感じることも。そのため、布団の中でリラックスできる寝巻きに着替えて寝る習慣をつけることが大切です。
寝巻き選びで意識したいのは、素材と形。生地は、綿やシルク、オーガニックコットンなど、吸湿性と保湿性に優れた素材をセレクトし、体への締めつけの少ないゆったりとしたデザインを選ぶのがポイントです。また冬はつい厚めの生地や重ね着をしがちですが、布団から出たときに1枚羽織るくらいの厚さが、寝巻きとしてはベストです。
理想的な形はコレ!

理想的な形はコレ!

【長袖】

手首まで覆う長袖タイプで寝冷えを予防。
冷房をかけて寝るときも冷えにくい。

【前ボタン】

着脱しやすい形は、夜中に寝汗をかいたときに、スムーズに着替えができて便利。

【長ズボン】

ふくらはぎを冷やすとこむら返りの原因に。足首まである長ズボンで冷えを予防。

【締めつけないゆったりデザイン】

体の締めつけが少ないほうが休息しやすいので、ゆとりのあるサイズを選んで。

NG寝巻きはコレ!

メモ

・首を疲れさせるパーカー

・足元がめくれ上がるネグリジェ

・締めつけの強い細身の部屋着

・ゴワゴワと生地の厚い部屋着

あなたの寝巻きは、眠りやすい?

デザインが気に入っていても、体への締めつけが強かったり、肌触りの悪さを感じたりしていたら、自分にとってよい寝巻きとはいえません。下のチェックの項目に沿って、ふだん着ている寝巻きの素材や形、寝心地を見直し、理想の寝巻きに切り替えましょう。

理想の寝巻き 6つのポイント

メモ

❶ ウエスト周りの締めつけがない
❷ 吸湿性がいい
❸ 肌触りがよい
❹ ゆったりとしている
❺ 動いたときにつっぱり感がない
❻ 寝返りを打ったときに生地が巻き込まれない

夏は通気性。冬は保温性を重視。

春秋冬の3シーズンは「肌触りのよさ」を基準に綿やシルク、オーガニックコットンなどの素材を選び、夏は「通気性」を重視し、ガーゼやサッカー、クレープなど、肌に貼りつきにくい吸湿性に優れた素材を選ぶと熱帯夜の寝苦しさを和らげることができます。冬は「保温性」を考え、三重ガーゼやスムースニット、フランネルなどがおすすめ。
寝巻きの形は、夏は、襟元がすっきりと広めに開いた襟なしタイプを選ぶと、首元が涼しくなり寝やすくなります。冬は首元やズボンの裾がすぼまっていて、冷気が入りにくいデザインがおすすめです。

夏におすすめの素材

【ガーゼ】

木綿の糸を目の粗い平織りに仕上げた生地。2枚重ねのダブルガーゼは、生地の間に生まれる空気の層が通気性や吸湿性、速乾性を高め、さらさらとした着心地を楽しめる。

【サッカー】

たて糸に収縮率の異なる糸を配列して織られた生地。日本では「しじら織」と呼ばれる。表面のポコポコとした凹凸によって肌に触れる面積が少なくなり、清涼感をもたらす。

【クレープ】

表面に細かいさざ波状の凹凸がある生地。「ちぢみ織」とも呼ばれる。表面の凹凸が通気性を高め、さらっと柔らかい肌触りが特徴。夏の定番生地として人気が高い。

冬におすすめの素材

【三重ガーゼ】

柔らかい肌触りのガーゼを3枚重ねることで空気層ができ、保温性もある。綿を使うことが多いので、吸湿性もよい。
 

【スムースニット】

赤ちゃんの肌着にも使われることがある、伸縮性のある生地。柔らかい感触が特長。
 

【フランネル】

生地の表面が起毛していて、柔らかく保温性がある。パジャマに使われるのは、綿がほとんど。

※パジャマに使われる生地は、洗濯しやすく、価格が手頃な綿がほとんどです。
※ガーゼ、サッカー、クレープ、スムースニット、フランネルは、織り方・編み方の種類です。

“寝冷え”は快眠の敵!

夏も朝方になると気温が下がり、油断すると寝冷えしたり、エアコンの効きすぎで夏風邪をひいてしまったりすることがあるので注意が必要です。夏も冷えが気になる人は、手・足・おなかを快眠グッズで温めましょう。おすすめの素材は、吸湿性、放湿性、速乾性に優れたシルク素材。皮膚の表面を太い血管が通っている手や足を温めると、血液の循環がスムーズになり、心地よく眠りにつけます。

おすすめ快眠グッズ

レッグ&アームウォーマー

レッグ&アームウォーマー

脚だけでなく、足首からふくらはぎを温めるレッグウォーマーとしても使えるタイプを選ぶと便利。体全体の冷えの原因となる末端部分の手首と足首を、冷えの状態に合わせて温められる。
ゆるソックス

ゆるソックス

履いているのを忘れるほど心地よい、締めつけのないゆったり仕様のソックス。指先からふくらはぎをシルク素材が包み込み、夏でもさらっと蒸れずに温めることができる。
腹巻き

腹巻き

肌に当たる内側にシルクを使用した、ふんわりと柔らかい肌触りの腹巻。シルクなので、肌に優しく、蒸れにくいのが特徴。夜巻いて寝ると内臓の冷えを緩和し、体を温めてくれる。

教えてくれた人

三橋 美穂

  • 快眠セラピスト

プロフィール

睡眠環境プランナー。20年間で1万人以上の眠りの悩みを解決。頭を触っただけでどんな枕が合うか分かるほどの経験を持つ。全国での講演活動や執筆を通して眠りの大切さや快眠の工夫などを提案。世界中で話題の寝かしつけ絵本「おやすみ、ロジャー魔法のぐっすり絵本」の日本語版監修も手がけている。著書多数。