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美容・健康
その他

ストレスから心と体を守る
マインドフルネス

マインドフルネスとはストレスに対する心の使い方。
上手に活用して気持ちを楽にしていきましょう。

公開日:2017年9月1日

日々の生活の中でストレス感じていませんか?
イライラしたり気分が落ち込んだり、不安や焦りを感じたり。
そんなストレスとのつきあい方を変える「マインドフルネス」。
ストレスの原因を取り除こうとしたり、
たまったストレスを解消しようといった今までのやり方とは少し違った、
今注目の新しいアプローチです。
視野を広げて、自分でできることを増やせれば、
それだけで気持ちはグッと楽になります。
マインドフルネスとは何かを理解し、
ストレスに負けないための「心のストレッチ」を実践してみましょう。

まずは、ストレスの正体を知りましょう

「今の職場はストレスがたまるんだよね」「最近、ストレスで胃がいたくて」など、「ストレス」という言葉は日常的によく使われています。しかし「ストレス」は物質ではないので体のどこを探しても見つけることはできません。ストレスについては、長年、生理学と心理学の方面から研究が進められてきましたが、20年ほど前から脳科学の研究が進み、ストレスに対するアプローチは新たなステージを迎えています。

ストレスのメカニズムについて簡単に説明しましょう。下図のように、ストレスの原因となる刺激「ストレッサー」が加わるとそれを脳が認知し、「ストレス反応」が起こります。ストレスの認知には個人差があり、それによってストレス反応は異なります。
ストレスのメカニズム

ストレスに負けないための対処法とは

ストレス反応は誰にでも起こる自然な反応です。ただし、同じストレッサーにさらされても、ストレスがたまりやすい人もいれば、そうでない人もいます。また、ストレスに対する反応も人によって異なります。なぜなら、個々の体質や心理状態、生活習慣などが関わっているからです。このようにストレス反応には個人差がありますが、大きく分けると「身体面」「行動面」「心理面」の3つの面に影響が出てきます。
この記事で紹介するのは、それぞれのストレス反応に合った対処法、いわば「心のストレッチ」。体を緩めたり、行動を見直したり、心のあり方を知ることで、ストレスに対処する力を高めて、心身の凝りをほぐしていきます。
体をリラックス 編

体をリラックス 編

凝り固まった筋肉を緩めて、体から気持ちをリラックスさせます。
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行動を変える 編

行動を変える 編

今までの、ストレスをためてしまいがちな思考や行動のくせを変えていきます。
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心を“今”に向ける 編

心を“今”に向ける 編

マインドフルネスで疲れにくい心を作ります。
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マインドフルネスとは

簡単にいうと、「自分を観察する方法」、あるいは「今この瞬間に、心を向ける方法」です。私たちはふだん、過去のことを悔やんだり、未来のことを心配したりしがち。気がつくと、実際は起こっていない余計な妄想で頭の中がいっぱいの状態になっています。
こうなってしまうのは、「頭の中で考えた世界」と「現実」を一緒にしてしまっている、「心ここにあらず」の状態だから。そこから一歩外に出て、「今」だけを感じられるようになれば、気持ちがスッと楽になります。さらにこの状態をいつも作り出すことができるようになれば、余計な考えにとらわれなくなり、心が安定してくるのです。
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マインドフルネスとは

教えてくれた人

熊野 宏昭

  • 医学博士、臨床心理士

プロフィール

早稲田大学人間科学学術院教授・応用脳科学研究所所長。「新世代の認知行動療法」について、特に医療場面で短期間で大きな効果を上げることを目指した研究を行っている。臨床面では、不安障害、軽症うつ病、摂食障害、心身症などを対象に、薬物療法や面接療法に加え、心理士と共に認知行動療法、マインドフルネスなどの行動医学的技法を用いている。