ライフスタイル

夏休みこそチャンス!
親子で食育のススメ

親子で過ごす時間がたっぷりある夏休み。
「とる、つくる、たべる」で思い出あふれる「食育」をしませんか。

公開日:2017年7月14日

いよいよ夏休み本番!子どもにとっては嬉しいけれど、
毎日のお昼ごはんを用意しなければならない親にとっては試練の夏休み。
生活リズムも少しずつ崩れはじめ、夏休み中盤にもなると、
食事が朝昼兼用になったり、食生活も乱れがちに…
夏休みを前に「食事」で悩んでいる方も多いはず。
でも、そんな夏休みこそ「食」を見直すチャンス!
親子で過ごす時間がたっぷりあるからこそ、
親子で「食育」に取り組んでみませんか。
様々な食体験をさせることで、
嫌いな食べ物が食べられるということもありますよ!
子どもと一緒に「食べる」をとことん楽しむ方法をご紹介します。

その①
親子クッキングで食に興味を!

その① 親子クッキングで食に興味を!
子どもに料理の経験はさせてみたいけれど、「洗い物がふえる」「キッチンが散らかる」「食事の支度が遅くなる」という理由で、ためらったことありませんか?忙しい毎日、時間と心に余裕がなければ、どうしてもイライラしてしまいがち。そうなると子どももせっかくのお料理を十分に楽しめません。
しかし、夏休みは、子どもと一緒の時間がたっぷり!「きょうのメインイベントは、いっしょに餃子を作ること!」などと決めて、食材は何が必要?どこで買う?など調達計画を立てて書き出してみたり、予算を決めて買い出しをしてみましょう。また、料理の工程を書き出して、ひとつずつクリアする感じを楽しむこともできます。料理自体にイベント性をもたせると、一緒に作る親も、慣れた料理が新鮮に感じ、親子で楽しめるはず。ただの餃子作りでも、良いイベント、思い出になり、食への興味がさらに湧いてくるでしょう。

さあ、クッキングスタート!

サラダに使うレタスをちぎったり、野菜を可愛く型抜きしたり、材料を混ぜたり、こねたり、盛りつけたりと、年齢が低い子でも出来ることがたくさんあります。火や包丁を使うのは、自分でできるかどうか判断がつく4歳ぐらいから。危ないことをしっかり伝えながら、上手く分担して、一緒に調理を楽しみましょう。「上手に混ぜられたね」「うまく切れたね」「おいしそうにできたね」など、褒め言葉も忘れずに。料理の楽しさを記憶して、またやりたい!という気持ちが生まれてきます。また、自分で作ったものを自慢したくなるのも子ども心。野菜など苦手なものを調理してもらい、ペロっと食べてもらいましょう。

親子クッキングはいいことづくめ!
3つの効能

❶コミュニケーションを深められる

作りながら食材について話をしたり、うまく出来たら褒めてあげたりと、料理を一緒にすることで、会話も増え、親子のコミュニケーションを深めることができます。

❷食への関心を広げられる

野菜の丸ごとの形や、種、皮、わたなど、食卓では見えないところが見せられ、なんでも触らせて、においを嗅がせて、食べる対象としてだけではなく、食材を感覚的にとらえることで、子どもの興味はぐっと深まります。大きさや形の違い、見た目が違うと味も違う?など、大人の問いかけひとつで、子どもの想像はどんどん広がっていきます。

❸好き嫌いを克服できるチャンスになる

自分で料理をすることで、苦手な食べ物も身近に感じられ、食べてみようかなと思えるように。好き嫌いを克服できるチャンスにもなります。また、食べる時にこの食材は体にどう働いてくれるか、というのも是非話したいこと。ただ「食べなさい」ではなく、「これを食べると、こんな風に体が変わるよ」という話をすると、「食べる」ということの意味が少し深まって伝わるはずです。

その②
“食育キャンプ”で家族全員で食体験を!

その② “食育キャンプ”で家族全員で食体験を!
夏休みはキャンプにぴったりの時期です。虫とりや川辺での釣りなど自然を味わえたり、家族みんなで食べる野外でのごはんや、テントでの就寝など、子どものワクワクがたっぷり詰まったイベントです。
さらに「食育」を随所に取り入れやすいのもキャンプのいいところ!食育を意識し、いつものキャンプを有意義にしましょう。
まずは、キャンプ場の道すがら、収穫体験ができる農園に立ち寄って、食材を調達するのも食育のひとつ。採れたての新鮮なものを料理に使えるのはもちろん、普段スーパーで売っている野菜が実際に畑に実っている姿を見ることができ、野菜の旬も学べます。
また、魚釣りもキャンプに組み込むと、食育の幅がもっと広がります。釣った魚をさばいて、食べることで「生き物の命をありがたくいただく」ことを学べる絶好の機会に!
もちろん、青空の下での調理も楽しい記憶として残ります。
バーベキューやカレーなどの定番料理でも野菜をちぎったり、包丁を使って切ったり、ピーラーで皮を剥いたりと、子どもが活躍できる場がたくさんあります。また、皿や箸などをテーブルにそろえることも食育です。どんどんお手伝いをしてもらいましょう。
キャンプを通した様々な食体験は、子どもの成長を実感できる貴重な時間になること間違いなしです。

教えてくれた人

和田 明日香

  • 食育インストラクター

プロフィール

2010年に平野レミの次男と結婚。3児の母で、子どもと一緒に楽しめる料理を得意とするほか、各メディアでのレシピ紹介、情報番組コメンテーター、コラム執筆など、多方面で活躍中。